威風堂々惡女 4

威風堂々惡女 4

671円 (税込)

3pt

4.4

芙蓉が身籠った子が次代の皇帝となる皇子であると知る雪媛は、その子が生まれる前に亡き者にするべきか迷いを感じていた。そんな中、珠麗が芙蓉の世話係として皇宮へと上がることに。一方、幼い頃に芙蓉の父の陰謀で全てを失った美貌の青年・飛蓮は女形役者として皇帝の前で芝居を披露することになるのだが……。陰謀と嫉妬が渦巻く中、歴史の歯車がくるい始める。

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威風堂々惡女 のシリーズ作品

1~13巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~13件目 / 13件
  • 威風堂々惡女
    627円 (税込)
    瑞燕国で最下層とされる尹族の少女・玉瑛は、皇帝の「尹族国外追放」の勅命により、下女として働いていた貴族の屋敷を追われた。山中を彷徨う玉瑛は追いついた騎兵に斬られ、尹族差別の元凶となった皇帝の側室・柳雪媛への恨みを胸に意識を失ってしまう。意識を取り戻したとき目に入ったのは、見知らぬ女。高価な調度品。そして女が玉瑛に呼びかけた。「雪媛様」と。
  • 威風堂々惡女 2
    627円 (税込)
    雪媛が貴妃として皇宮に入ってから半年、皇帝・碧成は体調を崩しがちになっていた。実は雪媛が碧成を殺そうと毒を盛っているのだが、碧成は飲むと一時的に体調が上向くことから雪媛が煎じる薬を飲み続け、神女としての名声は高まるばかり。一方、碧成の娘を産み、後宮を掌握していた寵姫・芙蓉の影響力は健在だった。芙蓉のもとには、雪媛を忌々しく思う者達が集まり…?
  • 威風堂々惡女 3
    671円 (税込)
    皇帝・碧成との間に唯一子をなし、後宮で威勢を誇った寵姫・芙蓉に皇后暗殺の濡れ衣を着せ、追い落とした雪媛。しかし芙蓉は、幼い頃から自らに慕い付き従う潼雲を使い、雪媛を陥れようと画策し始めた。潼雲が雪媛の護衛として任じられると、未来の記憶を持つ青嘉は警戒を強める。そして雪媛が寵を得たことで増長した尹族の横暴は、雪媛への悪評となりはじめ……?
  • 威風堂々惡女 4
    671円 (税込)
    芙蓉が身籠った子が次代の皇帝となる皇子であると知る雪媛は、その子が生まれる前に亡き者にするべきか迷いを感じていた。そんな中、珠麗が芙蓉の世話係として皇宮へと上がることに。一方、幼い頃に芙蓉の父の陰謀で全てを失った美貌の青年・飛蓮は女形役者として皇帝の前で芝居を披露することになるのだが……。陰謀と嫉妬が渦巻く中、歴史の歯車がくるい始める。
  • 威風堂々惡女 5
    649円 (税込)
    皇帝の子を流産し、芙蓉は失意と絶望の中にいた。そんな中で執り行われた雪媛の立后式は、芙蓉の父親・護堅の乱入によって中断される。彼は雪媛が毒を盛り流産させたのだと碧成へと直訴したのだ。雪媛の侍女・芳明が不要の食事を用意する部屋へ入るのを見、さらにその場に珠麗の私物である巾着が落ちていたという珠麗の証言もあり……? 雪媛に最大の危機が訪れる!
  • 威風堂々惡女 6
    682円 (税込)
    流行病にかかり高熱に苦しみ何日も意識が戻らなかった十七歳の雪媛は、奇跡的に回復した。だが母親たちが話しかけても、怯えたような不可解な表情を浮かべるだけだった。そして最初に発した言葉は、「あなたは、柳雪媛のお母さんですか?」。皇帝の寵姫でありながら謀反を企てたことで、後の世で惡女と名高かった柳雪媛。その雪媛と同じ尹族というだけで奴婢の身分にあった少女・玉瑛が死んで目覚めると、時を遡り自身が雪媛となっていたのだ。自身が過去に生きた“雪媛”という人物になっていると知った玉瑛の混乱は激しく、当初は食事すらままならないものだった。心に傷を負い絶望を抱えていた奴婢の少女は、いかにして雪媛として後宮に入ることを決意したのか。絶望的状況から立ち上がる、“雪媛”はじまりの物語!
  • 威風堂々惡女 7
    649円 (税込)
    雪媛に命じられ、火事になったという雪媛の生家を訪れた青嘉。しかし残っていたのは焼け落ちた残骸のみで、雪媛の母・秋海と丹子の生死も行方も分からない。青嘉は秋海がどこかへ逃げ延びたと信じ探し始めるが…? 一方、皇帝の命によって流刑地から後宮へ戻ることになった雪媛。しかし皇帝・碧成しか訪れない小さな楼閣・夢籠閣に軟禁されてしまい、親しい侍従や協力者とも引き離されてしまった。常に見張られ誰かと連絡を取ることもできず、雪媛の心身はしだいに衰弱してしまう…。
  • 威風堂々惡女 8
    682円 (税込)
    反乱軍の乱入により混乱を極めた瑞燕国皇宮から昏睡状態の雪媛を救出した青嘉は、追手を振り切り北の国境を越えたが、寒さと飢え、そして負傷により倒れてしまう。そこは瑞燕国と敵対する遊牧民クルムの集落だった。二人は命こそ取り留めたが、青嘉はクルム左賢王(皇太子)の前に連れ出され苛烈な尋問を受ける。雪媛の正体が瑞燕国の“神女”であると明かすわけにはいかない青嘉は商人夫婦と嘘をつくが、すぐに見破られ命を落とす寸前――誰かが転がるように入ってきて目の前に身を投げ出した。そこで再会した意外な人物のおかげで二人は延命する。皇帝・碧成の支配下を脱した雪媛は、次第に心を取り戻していく。青嘉と雪媛に訪れたのは束の間の休息か、それとも……? そしてその頃、雪媛のいなくなった瑞燕国では……?
  • 威風堂々惡女 9
    682円 (税込)
    北方の遊牧民クルムの左賢王・シディヴァが支配する地で穏やかな時を過ごす雪媛と青嘉。だが雪媛の知っている歴史でのシディヴァの死期が近付いていた。正確な死因はわからないために雪媛が警戒する中、シディヴァが父王に謁見するためクルムの都アルスランを訪れることになり雪媛も同行。都に着くと歓迎の宴が開かれるが、シディヴァに出された食事には毒が入れられていた。そして雪媛が瑞燕国の神女であることまでが露見してしまう。一方、瑞燕国では行方不明の雪媛を案じる配下たちが、それぞれに動き出していた……。つかの間の安息から風雲急を告げる第9巻!
  • 威風堂々惡女 10
    682円 (税込)
    京の策略により、雪媛は遊牧民族の長オチルのもとに連行された。雪媛に興味をしめし夜伽をさせようとするオチルだったが、復讐に燃える京は雪媛を瑞燕国との交渉材料にすべきと進言し、その交渉の場までの同行を申し出る。だがその目的は雪媛を奴隷商人に売り渡すことだった。一方、芳明を追って智鴻の屋敷へと押し入った瑯は、王家の息子・天宝と間違われて屋敷に連行された芳明の息子・天祐と出会う。智鴻の屋敷から強引に脱出した二人は、芳明を探して旅を続けるうちに次第に打ちとけてゆく。内乱状態の瑞燕国で、雪媛にかかわった者たちがそれぞれに動き出し、雪媛の運命はまた大きな転換点を迎えるのか? 中華逆行転生譚、激動の第10巻!
  • 威風堂々惡女 11
    693円 (税込)
    雪媛一行はシディヴァの領地を目指し、船で川を遡る。しかしシディヴァとタルカンの戦が始まったことで厳しい検問が行われていたため、陸路を行くことにする。戦場に近づくにつれ傷を負った兵士らに剣を向けられる雪媛たちだが、その中にムンバトの姿を見つけ、これがシディヴァの軍であると気づく。雪媛に気づいたムンバトは警戒を解き、戦闘中に敵に追い詰められ、散り散りになって本軍からはぐれたのだと説明する。本軍と合流しようとするムンバトたちだったが、道は敵によって封鎖され、周囲を囲まれてしまう。青嘉がシディヴァとともにいると知った雪媛は、なんとか彼らのもとへ向かおうと策を練るが……。
  • 威風堂々惡女 12
    748円 (税込)
    同盟を結んだ異民族クルムの軍勢を従え、ついに瑞燕国に帰還した雪媛。神力で朔辰軍の侵攻を退けたという噂は都にも届き、民衆は神女の加護に沸いていた。皇帝の証である玉璽を持つ碧成を捕らえた環王は、雪媛に使者を送り自分を正式な皇帝として祝福せよと求めるが、「真の皇帝は天の下にただ一人である」と冷たく拒絶されてしまう。焦った環王は都中の尹族を捕らえるよう命じ、雪媛を都へ呼び寄せるべく画策するが…。中華逆行転生譚、激動の最終局面!
  • 威風堂々惡女 13
    748円 (税込)
    瑞燕国幼帝の摂政となった雪媛は、臣下の薛雀熙から青嘉を伴侶とするのかと問われて肯定したが、「私は反対です」と告げる雀熙。皇帝の側に強大な権力を持つ者が侍ることは、必ずや国の分断と反乱を招く。それを防ぐため、婚姻するならば青嘉から兵権を取り上げ、後宮に入れて静かに暮らさせるべきだというのである。歴史に名を残す大将軍となる青嘉を後宮に閉じ込めるなどありえない、そもそも青嘉が私を裏切るはずがない、と雀熙の憂慮を退ける雪媛だったが、あるきっかけから青嘉に対し抱いた疑念は次第に大きくなっていき……。歴史と運命に抗う叛逆の中華逆行転生譚、ついに堂々完結!

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威風堂々惡女 4 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    歴史を知っているからこそ、その通りにそうならないようあれこれ手を尽くす雪媛ですが、なかなか思い通りにいかない。そこが面白いです。
    「悪女」だけれど、完全な「悪」にはなりきれない雪媛だから、作中に登場する男達も、私達読者も魅了されるのかな。

    0
    2020年08月19日

    Posted by ブクログ

    知っている歴史からの乖離が徐々に広がってきた。青嘉と雪媛、それぞれの心の葛藤と、それぞれの未来がどうなっていくのか、先が見えなくなってきて気になるところ。

    0
    2020年08月30日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    スタートからツライ
    一冊ずつ、仲間が増えていくのかと思っていた…
    生き別れとか、そういう方向かと思っていたのに

    0
    2023年10月29日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    皇后になるまでの話でした。間が開くのでいろいろ忘れがちですが、読んでいたら思い出してくる不思議。(この小説に限らず面白い本はいつもそう)

    優しくなって、情が湧いて弱くなったと言われてしまった悪女だけれども、巻を重ねるごとに味方を増やしていってるからなあ。違う強さを持ち始めたって感じ。

    今回はいろ

    0
    2020年09月10日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    芙蓉の父を敵とし、雪媛の味方になりそうな新キャラ飛蓮の登場。
    弱い者は容赦なく踏みにじられる。弱味を見せたら付け込まれる。
    芙蓉の子を殺せない雪媛は果たして弱くなったのか。
    雪媛は青い簪を捨てられなかったが珠麗は翡翠の簪をためらいなく捨てた。
    珠麗と芳明を捨てた男、飛蓮を踏みにじった者の繋がり。

    0
    2021年02月23日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    雪媛の計画はうまくいくのかどうか…。雪媛の知っている未来とは違うように動いているようでこの先の展開にドキドキします。

    登場人物も増えて、味方も増えるけれど敵も増えていってるのだろうなぁ。

    久しぶりに続巻を読むと登場人物の関係を忘れていたりします。相関図がついていたら嬉しいなぁと思います。

    0
    2024年08月07日

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