あらすじ
雪媛に命じられ、火事になったという雪媛の生家を訪れた青嘉。しかし残っていたのは焼け落ちた残骸のみで、雪媛の母・秋海と丹子の生死も行方も分からない。青嘉は秋海がどこかへ逃げ延びたと信じ探し始めるが…? 一方、皇帝の命によって流刑地から後宮へ戻ることになった雪媛。しかし皇帝・碧成しか訪れない小さな楼閣・夢籠閣に軟禁されてしまい、親しい侍従や協力者とも引き離されてしまった。常に見張られ誰かと連絡を取ることもできず、雪媛の心身はしだいに衰弱してしまう…。
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Posted by ブクログ
まさか、あの子が死んでしまうなんてーっ! 可愛かったのに。
前回でいろいろな点と線が繋がって、そういうことだったのかって思っていたけど、闇落ちしたあの人(元々ヤンデレっぽかったけど)ヤバすぎて、こわ……。
次が楽しみです。
Posted by ブクログ
退却の回
いったん逃げて消息をたってしまったわけだけど、どうやって復活するんだろう。
皇帝の弟は謀反を起こすし、皇帝本人は正気を失ってるし、荒れてる
Posted by ブクログ
過去編から時間軸が元に戻って5巻の続き。芳明の置かれた状況にハラハラしつつも、皇帝も最早理性とは無縁になってしまっており、暴君まっしぐら。そして珠麗にはひたすらイライラさせられる一冊。再び後宮に戻った雪媛の状況もそれどころでなく、という一冊。全てが悪い方向に転がっている気がしてならない。
そんな中でも江良と青嘉は雪媛のために裏で動いており、それが何とか実を結びそう、なところでまた続いてしまった。続きが待ち遠しい。
Posted by ブクログ
何という展開だ。
穏やかだった性格の碧成を狂気に落とし暴君となったのが雪媛への執着と思えば、彼女は国を傾けた悪女と言えるのかもしれない。
青嘉も珠麗との婚姻がもう避けられないだろうと思っていたら、まさかあんなことが起こるとは。
6巻で親しみを感じた彼の末路も切ない。
物語の着地点が全く見えない。
次巻は永祥と純霞が再登場するのだろうか。