沢村凜のレビュー一覧

  • 朱く照る丘―ソナンと空人4―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    死ぬの!え、死んじゃうの?と思ったけど
    ラストのページにそうではないことが書かれていて一安心。
    でも、なんかこーちょっと中途半端な気がしてもったいない!

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    2021年02月27日
  • 王都の落伍者―ソナンと空人1―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    スラスラと読めた。
    空人になるまでは少し長く感じたけど、
    空鬼に出会ってからはあっという間だった。
    それぞれの風土・文化・風習など
    全然違うのにちゃんと頭に入ってくる。
    最後の展開にハラハラした。

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    2020年12月16日
  • 鬼絹の姫―ソナンと空人2―(新潮文庫)

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    なるほど… そう繋がるのか…

    最初は
    この話は何処へ向かってるのか
    経済立て直しの話になったのか?
    貧しい国を豊かにするにはどうしたらいいのか
    という経済学の話なのか?
    と思い始めてしまった

    やはりこのストーリーはまだまだこれからなんだね

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    2020年12月10日
  • 鬼絹の姫―ソナンと空人2―(新潮文庫)

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    2/4
    序章からのホップ
    ストーリーが動き出して面白くなってきた
    同じ人間とは思えないしご都合主義だけどね

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    2020年12月02日
  • 王都の落伍者―ソナンと空人1―(新潮文庫)

    ネタバレ 購入済み

    まったくこの主人公は…

    家の中の大切な物を売って遊ぶ金にするわ
    婚約者に捧げる勝利の証を茶屋娘に投げ渡すわ
    誓いの儀式で主君の娘を嫁にしたいだわ
    挙句の果てには それは人違いだわ

    首切られないだけ良かったけどさあ…

    トラブルメーカーすぎてハラハラする
    続きが気になりすぎてたまりませーん

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    2020年12月02日
  • 朱く照る丘―ソナンと空人4―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    弓貴とトコシュヌコの対照的な2つの国について、ソナンの視線で比較する。

    祖国を逃げ出したソナンの心情には、理解しにくいところもあるけれど、最後まで自分の気持ちに正直に生きる姿が、周りに受け入れられたということだろう。

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    2020年11月14日
  • 運命の逆流―ソナンと空人3―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    祖国ではソナン
    弓貴では空人
    新たな人生にも変転が。。。

    物語は転がっていく。
    この先は何がまっているのだろう。

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    2020年11月14日
  • 鬼絹の姫―ソナンと空人2―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    結構都合良すぎ とは思うのだけれど、面白くなってきました。

    子供(空から産み落とされた空人)が、領地を経営する。
    子供の無知と無邪気さと好奇心で、慣例を打ち破る。

    領主も領民もお互いが少し慣れてきたところに、転機が舞い込む。

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    2020年11月14日
  • 王都の落伍者―ソナンと空人1―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    物語の導入部だからかもしれないが、少し説明が多くて、読むリズムがつかめない。

    主人公を何も知らない子供と変わらない状態にして、その成長譚が語られるのだろうか。

    物語を進める上での、準備が完了したようだ。これからの語りを期待しよう。

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    2020年11月14日
  • 王都の落伍者―ソナンと空人1―(新潮文庫)

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    不思議な世界観だ

    ヨーロッパ風の国で将軍の息子として生まれた男が
    堕落した生活の果てに死に至ったところ
    神様(?)の気まぐれで
    中央アジア的な国に落とされる

    文化や習慣が全く異なるその社会で
    男が悪戦苦闘するように
    読み手もまた文章から懸命に想像しなければならず
    また説明文も多く
    多少疲れる

    最後はちょっと気の抜ける終わり方だが
    次からまた新たな展開を期待させるようになっており
    これからおもしろくなっていくのかもしれない

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    2020年11月10日
  • 鬼絹の姫―ソナンと空人2―(新潮文庫)

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    全4巻の第2作目の作品で、第1作目は序章かのような下地を描いていたので、正直2作目以降読もうかどうか悩んでいました。
    とりあえず読んでみると、与えられた領地をどのようにして、再生していくのか、人々との交渉の駆け引きを交えて描いていて、第1作目よりも面白かったです。
    ただ、こういった大河もののファンタジーというと、戦いが描かれると勝手に想像していましたが、今回は領地をどう再生するのか、知恵を振り絞っていくのが大半でしたので、ちょっとスペクタクルという感じではありませんでした。

    このままだと廃れてしまう領地。収入を増やすか、支出を減らすか。いかにして潤っていくのか。ドキュメンタリータッチで、試行

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    2020年11月06日
  • 鬼絹の姫―ソナンと空人2―(新潮文庫)

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    1巻が完全な序章であるとしたら、やっと本腰が入った本文と言う感じ。
    空人がもらった国が大層貧乏…
    という事で国中を走り回ってなんとか経済を立て直そうと奮闘する。
    淡々と進みつつこれで上手くいくのかな?と言う不安もあってわりかしサクサク読み進められた。
    空鬼の気まぐれから異世界に飛ばされたと思いきや、海を隔てた隣国だったと言う展開…
    確かにこの後どう展開して行くかはちょっと気になるけど…次を読むかは分からない。

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    2020年10月21日
  • 王都の落伍者―ソナンと空人1―(新潮文庫)

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    全4作ということで、正に起承転結の「起」を彷彿させる作品でした。
    ある理由で、川に飛び込んだソナン。力尽きた死んでしまった。かと思いきや、謎の神?・空鬼に助けられた。ソナンの淡々と死を受け入れた様子に面白いと感じた空鬼は、ソナンの好きなところに下ろしてやるとのこと。
    最初は素っ気なかったが、ある戦国?の人にビビッときたソナンは、ここに決定した。
    突然現れたソナンに戸惑いを隠せない人々。現れたことによって、新たな物語が動いていきます。

    世界観に慣れさせるためにゆっくりと細かく描かれている印象でした。なので、戦いのシーンはあるのですが、ダイジェストのように早く流れていました。
    後半からは、恋愛要

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    2020年10月04日
  • 王都の落伍者―ソナンと空人1―(新潮文庫)

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    神は気まぐれと言うフレーズが前半で沢山出てくる。
    神の気まぐれからたまたま命を拾われた空人が、全く違う世界で1から人生をやり直す。
    ドタバタ展開がありながらも最後は惚れた人とうまい具合に落ち着いて1巻が終わったけど、この結末ももしや神の気まぐれの采配から来るものなのかな?
    だとしたら…
    と、ちょっと深読みしてしまう。

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    2020年10月04日
  • 黄金の王 白銀の王

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    二つの氏族が王の座を争い続けている国で、その若き頭領二人それぞれの矜持を持った半生が描かれた物語。

    ひとりは国の王として、ひとりは敗れた氏族の頭として常に監視を置かれる身として、対照的な立場にありながらも、彼らは運命のもと近しい距離で生きていくことになる。仲が良いわけではけしてなく、一族の積年の思いを背負うが故の葛藤にさいなまれながれも、彼らはそれぞれの「個性」や「才覚」を評価し、選択して、共闘に近い立場を保ち続ける。

    その微妙な緊張感が張り詰めた二人それぞれの生きづらさや厳しさが重く、ただの若者、今だけを生きる個人としては存在できない業に行き場のない哀しさを覚えました。

    その中で、敗者

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    2019年12月21日
  • 瞳の中の大河

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    「黄金の王 白銀の王」が面白かったので他の作品も読んでみようと思ったが、それほどでもなかった。
    清廉潔白な人はいないよ、ということ。
    メイデン王の今後に期待!

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    2019年04月13日
  • タソガレ

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    人に理解されにくい病気はどのタイミングで人に話すか難しい。
    仕事の相手には支障をきたすわけにはいかない。

    2人はどうなったかな。

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    2019年03月02日
  • 猫が足りない

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    四元さんのハチャメチャさはいただけない。友達にはなりたくないタイプ(笑)。事件の解決も何か突拍子もなくて、納得できない部分あり。

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    2018年01月01日
  • 猫が足りない

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    ネタバレ

    ミセス不機嫌こと四元さんはエキセントリックで、本作においては個性的なキャラではあるものの、不思議とインパクトが強く感じられず。

    結局、四元さんが関わるのは事件の導入〜序盤が主で、その中核にいないから? あるいは、各事件の“個性”が「猫が関わっている」という点の、それ以上でも以下でもない存在感の微妙さが故?

    いずれにしても「黄金の王〜」「瞳の中の〜」を著した作者の作品としては、ちょっと物足りない感があります。

    ただ、あとがきにあった「悪漢小説(ピカレスク)」としてのキャラクターとして四元さんを思いついたというのは興味深いところ。悪漢というにはちょっと斜め上な四元さんを描いた点が、次回作以降

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    2017年11月03日
  • 瞳の中の大河

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    なぜだろう、アマヨクのキャラがよく分からず
    感情移入や共感ができなかった。

    彼の考え方や信念は異端だと思うけど、
    なぜ彼のような人が生まれたんだろうか。

    ただ国のためそこに住む人達のためとあるだけで
    なんかしっくりこなかった。

    カーミラや子供たちに対しては
    人間らしさがあってよかったのだけど。

    世界観はだいぶ生々しくてリアルで良かった。

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    2016年02月17日