沢村凜のレビュー一覧

  • リフレイン

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    沢村凜の著作は「黄金の王 白銀の王」に続き2作目。
    「黄金の王 白銀の王」が妙に心に残る話だったので、これにもちょっと期待した。
    ・・・が、テーマはともかく、登場人物たちに感情移入出来なかった。なので★は3つの評価。


    本作は、遠い未来、どこかの宇宙の話。
    属す星も人種も違うクルーたちを乗せた一隻の宇宙船が、事故により無人惑星に漂着してしまう。
    生き残った人々をある優れたリーダーがまとめ上げ、小規模ながらもしっかりとした国家体制を作り、飢えや寒さをしのぎながら最小限の犠牲で救援までを持ちこたえる。
    が、救援後、リーダーが属する国家は彼をある罪に問うた。その罪とは・・・!?

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    2012年09月09日
  • カタブツ

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    物語の展開的には「もうひと掘り!」と物足りなさを感じたけど、人物像の書き方かな?表現かな?とても好きです。沢村さんの他の作品も読んでみたいと思いました。

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    2012年09月06日
  • さざなみ

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    空き時間にサクッと読むにはちょうどいい小説。バラバラの話がやがて収束していく感じを、どれだけ楽しめるかですね。伊坂幸太郎ほど巧みではないけど、清涼院流水ほどカオスでもないです。

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    2012年06月24日
  • カタブツ

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    バクの見た夢
    不倫カップルの、行く先

    無言電話の向こう側
    一番とゆうか、これ以外は ちょっと
    残念。

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    2012年06月20日
  • さざなみ

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    ネタバレ

    買って読むの忘れていたので1年経って、読み終わった。

    3つのストーリー(秋庭/奥山/その他)が少しずつ進んでいく。

    その中で唯一分かるのが秋庭の話くらいで、奥山が何に対してあのような状況になっているのかも不明、そしてその他(CASE○という形で毎回登場人物が違う)なんか「?」状態で進んでいく。

    最終的に理由は分かるんだけど、それでも「え?」ってなった。個人的にはそれらが「伏線」とも思えなくて…。

    謎に対して「ワクワクすること」よりも「よく分からない」といった気持ちの方が大きいまま読み進めた感じ。

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    2012年06月07日
  • さざなみ

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    ネタバレ

    ①とある貴人の執事となり、彼女の無理難題に応える借金まみれの男
    ②他人に親切を働くため、困った人を探す中年サラリーマン
    ③いろいろな人物が入れ替わり立ち代り物語を紡ぐ
    この3つが順繰りに進む。

    まず借金男の場面以外、よく意味がわからないまま進む。
    特に③は、男に会うため田舎町に来たのにペディキュアが剥がれてしまい除光液とマニキュアを探しさまよう女、ATMで金を振り込みたい男、宗教の勧誘を始める女、ヒッチハイクの振りをした強盗などが唐突に主人公となり意味不明。

    最終的に、借金男が貴人の願いをかなえるために考えた策略がすべてのはじまりだとわかる。
    そして話は繋がり、確かになるほど

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    2012年04月09日
  • あやまち

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    ごく平凡な29歳独身OLのぞみが落ちた恋の相手が、実はワケありの男で...というミステリー。途中、横溝正史小説に登場するような時代錯誤な町が出てきて「ん?」となるものの、主人公の等身大の描写や文章は読みやすい。同年代の女性はより感情移入できるかも!?

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    2011年10月04日
  • あやまち

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    ミステリーというよりは、恋愛小説に重きがある感じ。
    駅から地上への描写など何回も出てくる箇所が気になった。
    鬱陶しいというか・・・。
    主人公が思わず尾行してしまうのが、あっさり終了したのが物足りないかも。それがメインだと勝手に解釈してたので。
    しかし、同時刻の電車に毎日乗ればそりゃ目に付いたり、気になる人もいるけど・・・たった一回でも興味本位でつきまとわれたら怖いよなぁ。ケラッチの打つ(厳密に言えば違うけど・・)文章が、知人の書く文に似ていて思わず彼女を当てはめてしまった(笑)

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    2011年09月24日
  • あやまち

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    ネタバレ

    都会で出逢った男女それぞれの「あやまち」とは。帯のイントロほど、ミステリアスではないけれど、恋愛小説と考えればありかもしれない。まあ、相手に秘密があった、というのはよくあるパターンだけれど。素直に恋愛ものとして読んだ方がいいかも。

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    2011年11月17日
  • カタブツ

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    登場人物がみんな、誠実でしたね。
    1作目の「バクのみた夢」は、まさかこの結末になるとは思わなかったですね。
    恐ろしかったのは、「マリッジブルー、マリングレー」。
    全体的に少し物足りないと感じたのは、私だけでしょうか。

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    2011年08月28日
  • あやまち

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    尾行を中心に据えた、男女の恋愛と謎の中年男性の人間関係を描く。なぜ跡を付けられているのか。彼は誰なのか。

    半分を過ぎると回想が入って、以降、話のスピード感がアップします。
    読んでて、面白いけど、救いのない本だと思いました。
    エンターテイメント性はないです。

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    2011年08月19日
  • さざなみ

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    沢村凛さんの世界観はやはり好きです。ただ、プチプチと話が途切れる感じの構成なので、こちらの心に迫る力が弱くなってしまったかなと感じます。

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    2011年04月14日
  • さざなみ

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    どんな関係性があるのかわからない3つの章が繰り返し繰り返し。
    だんだん関係性がわかってくる。
    と、タイトルが響いてくる。

    人間には善と悪がある。

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    2011年03月17日
  • あやまち

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    物語の中盤までは引き込まれましたが、オチがうーんって感じでした。
    でも読み終わった後は切なさが残りました。

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    2011年03月03日
  • あやまち

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    二人の犯したあやまち、しかしそれは同列に出来るものではなく、そこに一寸違和感を感じた。

    偶然は、どこまで行っても偶然、必然には為り得ないと思う・・・

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    2011年01月11日
  • あやまち

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    淡々とすぎる毎日でも、だれもが自分なりの密かな楽しみを持って生きている。通勤電車でのチョッとした顔みしりや、風景もそのひとつで。そんな中、ある出来事をきっかけに、2人は出会うことになる。密かな楽しみという価値観が同じだった2人が。それは本当に偶然だった。主人公ミゾッチとその男は、まるで足りなかったピースがはまるように惹かれあっていくが、彼の過去が謎のままだった。その謎が解かれた時…2人は…? 人間は思うほど強くはないから、いろんな経験や体験を通して強くなっていく。過ちを犯しながら成長し、強くなっていくもの。ここで描かれているあやまちが、もうひとひねりあってほしかった。ちょっと感動には至らず、や

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    2010年10月30日
  • カタブツ

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    沢村さんの短編を初めて読みました。すごく期待してたわりには・・・。どの話もページ数が足りなく感じました。

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    2009年10月07日
  • カタブツ

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    ★…3.8くらい。お気に入りは
    ?「駅で待つ人」…なんか好き。「です・ます」という丁寧語の口語体で語られるものに自分 やはり弱いようだ。
    ?「マッリジブルー・マリングレー」…最後にほんとゾッとしちゃった。
    ?「無言電話の向こう側」…その事件まで話広げておいてオチはそこかい!と思ってしまったけど、でも読後感がとってもHappyだったからもうそれでOK。良かったね、幹人。美斗がちょっと羨ましいわ。

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    2009年10月04日
  • カタブツ

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    まじめ過ぎる故に落とし穴にハマっちゃう、わざわざ駄目な方へ行っちゃう、「シムラ、後ろ!」的なミステリー集。

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    2009年10月04日
  • カタブツ

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    不思議なミステリー集(?)(帯には「ミステリー」って)。≪謎≫があることはあるケド、ミステリーかと言われればちょっと微妙かも。すらすら読めてサラッと終わる。 

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    2011年09月04日