沢村凜のレビュー一覧

  • さざなみ

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    再読する。多分、2度目のほうが味わえると思う。ホントは著者の別作品が読みたいなと思っていて、そちらへの期待もこめての★3つ。

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    2016年07月26日
  • さざなみ

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    変わった構成の作品なのだが、それが災いしてか、今ひとつ物語にのめり込めなかった。

    『カタブツ』『あやまち』の面白さに比べるとはるかに劣る。

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    2015年06月24日
  • あやまち

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    なんとも奇妙な恋愛ミステリーなのだが、ストーリーに臨場感が感じられなかった。

    主人公の美園希実は帰宅途中の電車で、奇妙な行動をする男性を目撃するのだが…

    主人公をはじめとする登場人物に存在感が無く、贅肉のような描写がストーリーを希薄にしているのだろうか。

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    2015年05月29日
  • 瞳の中の大河

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    面白いかった?って聞かれたら、面白かったって言う。
    この本を読んだきっかけは「黄金の王白銀の王」が面白かったからですけど、大体一緒だった!
    主人公の頑なさとか…全力投球しまくってて見てて疲れるとことか…
    この作者さんの物語、登場人物の名前が覚えられなくて感情移入度が下がる
    や、でも、面白かったです。

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    2015年04月29日
  • ディーセント・ワーク・ガーディアン

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    ネタバレ

    ディーセント・ワーク。作中では「まっとうな仕事」と言われている、それを守る労働基準監督官を主人公に据えた作品。これを「瞳の中の大河」「黄金の王 白銀の王」の著者、沢村凛が書いたということで興味を持ちました。

    あまりなじみのない職業話という点や、主人公らが指摘する現代日本の会社員を取り巻く環境の問題点において、非常に惹かれるところがいくつもありました。

    残業賛美な古い風潮や、ほぼ100%の人が会社員として社会人キャリアをスタートするのにも関わらず、労働基準法について学ぶ機会がない(雇用される側としての知識を学ぶ機会が無い)ことなどがそれ。

    そうした課題・問題点について、今後アンテナを張れる

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    2015年01月20日
  • あやまち

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    恋愛小説なのだけれど冒頭で二人が別れてしまっているのはわかる。
    尾行者という設定が面白く展開が気になる。恋愛だけでなく、人間としてのあやまちも考えさせられる。

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    2013年11月06日
  • あやまち

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    初の沢村凜。

    不器用で人付き合いの苦手な29歳のOL希実。
    口下手で素性に謎がある達哉。
    二人が地下鉄の階段で出会い、恋に落ち、別れるまでのお話。

    別れの原因になる出来事も、別れ方も悲しいのに、胸に迫って来ない。
    実は、内向的な男女の恋愛とは、リアルにこんな感じなのかも。

    ドロドロや生々しい恋愛小説が苦手な方にお勧め♪

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    2013年03月22日
  • あやまち

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    2013.3.9
    なぜ、彼についていけなかったのか
    世の中たのしいばかりじゃないね
    普通におもせろかった

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    2013年03月10日
  • あやまち

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    読み終わってから裏表紙を読んで、これってミステリーだったのか?と思った。そんな無理にカテゴライズしなくても…

    面白くは読んだんだけど、あぁ面白かった(読んで良かった)、納得って感じにはならなかったかな。静かで確かに一人で普通の生活ってこういうこと考えていたりするんだけど。

    確率の話は素敵。
    ホンモノと出逢えてホンモノを手に出来る確率はとても希少なものだと知ってるよ。

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    2013年02月03日
  • リフレイン

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    生まれ生きる環境によって培われる思想や宗教観って、他者からみたら理不尽だとしても、己が己であるためにはどんなことがあろうとも貫き通すものなのだろう。
    そういう面に希薄な自分は展開に苛苛としてしまったけど、信念を持って言い張れることがないことが、恥ずかしい。

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    2012年09月17日
  • リフレイン

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    沢村凜の著作は「黄金の王 白銀の王」に続き2作目。
    「黄金の王 白銀の王」が妙に心に残る話だったので、これにもちょっと期待した。
    ・・・が、テーマはともかく、登場人物たちに感情移入出来なかった。なので★は3つの評価。


    本作は、遠い未来、どこかの宇宙の話。
    属す星も人種も違うクルーたちを乗せた一隻の宇宙船が、事故により無人惑星に漂着してしまう。
    生き残った人々をある優れたリーダーがまとめ上げ、小規模ながらもしっかりとした国家体制を作り、飢えや寒さをしのぎながら最小限の犠牲で救援までを持ちこたえる。
    が、救援後、リーダーが属する国家は彼をある罪に問うた。その罪とは・・・!?

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    2012年09月09日
  • カタブツ

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    物語の展開的には「もうひと掘り!」と物足りなさを感じたけど、人物像の書き方かな?表現かな?とても好きです。沢村さんの他の作品も読んでみたいと思いました。

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    2012年09月06日
  • さざなみ

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    空き時間にサクッと読むにはちょうどいい小説。バラバラの話がやがて収束していく感じを、どれだけ楽しめるかですね。伊坂幸太郎ほど巧みではないけど、清涼院流水ほどカオスでもないです。

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    2012年06月24日
  • カタブツ

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    バクの見た夢
    不倫カップルの、行く先

    無言電話の向こう側
    一番とゆうか、これ以外は ちょっと
    残念。

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    2012年06月20日
  • さざなみ

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    ネタバレ

    買って読むの忘れていたので1年経って、読み終わった。

    3つのストーリー(秋庭/奥山/その他)が少しずつ進んでいく。

    その中で唯一分かるのが秋庭の話くらいで、奥山が何に対してあのような状況になっているのかも不明、そしてその他(CASE○という形で毎回登場人物が違う)なんか「?」状態で進んでいく。

    最終的に理由は分かるんだけど、それでも「え?」ってなった。個人的にはそれらが「伏線」とも思えなくて…。

    謎に対して「ワクワクすること」よりも「よく分からない」といった気持ちの方が大きいまま読み進めた感じ。

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    2012年06月07日
  • さざなみ

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    ネタバレ

    ①とある貴人の執事となり、彼女の無理難題に応える借金まみれの男
    ②他人に親切を働くため、困った人を探す中年サラリーマン
    ③いろいろな人物が入れ替わり立ち代り物語を紡ぐ
    この3つが順繰りに進む。

    まず借金男の場面以外、よく意味がわからないまま進む。
    特に③は、男に会うため田舎町に来たのにペディキュアが剥がれてしまい除光液とマニキュアを探しさまよう女、ATMで金を振り込みたい男、宗教の勧誘を始める女、ヒッチハイクの振りをした強盗などが唐突に主人公となり意味不明。

    最終的に、借金男が貴人の願いをかなえるために考えた策略がすべてのはじまりだとわかる。
    そして話は繋がり、確かになるほど

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    2012年04月09日
  • あやまち

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    ごく平凡な29歳独身OLのぞみが落ちた恋の相手が、実はワケありの男で...というミステリー。途中、横溝正史小説に登場するような時代錯誤な町が出てきて「ん?」となるものの、主人公の等身大の描写や文章は読みやすい。同年代の女性はより感情移入できるかも!?

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    2011年10月04日
  • あやまち

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    ミステリーというよりは、恋愛小説に重きがある感じ。
    駅から地上への描写など何回も出てくる箇所が気になった。
    鬱陶しいというか・・・。
    主人公が思わず尾行してしまうのが、あっさり終了したのが物足りないかも。それがメインだと勝手に解釈してたので。
    しかし、同時刻の電車に毎日乗ればそりゃ目に付いたり、気になる人もいるけど・・・たった一回でも興味本位でつきまとわれたら怖いよなぁ。ケラッチの打つ(厳密に言えば違うけど・・)文章が、知人の書く文に似ていて思わず彼女を当てはめてしまった(笑)

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    2011年09月24日
  • あやまち

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    ネタバレ

    都会で出逢った男女それぞれの「あやまち」とは。帯のイントロほど、ミステリアスではないけれど、恋愛小説と考えればありかもしれない。まあ、相手に秘密があった、というのはよくあるパターンだけれど。素直に恋愛ものとして読んだ方がいいかも。

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    2011年11月17日
  • カタブツ

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    登場人物がみんな、誠実でしたね。
    1作目の「バクのみた夢」は、まさかこの結末になるとは思わなかったですね。
    恐ろしかったのは、「マリッジブルー、マリングレー」。
    全体的に少し物足りないと感じたのは、私だけでしょうか。

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    2011年08月28日