【感想・ネタバレ】あやまちのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

妄想ビビりタイプな私としては、主人公である美園のストーカーに対する恐怖が感染し、かなりハラハラした・・・ストーカー怖いよ!泣

重たそうな題名だけど、案外明るくさらっと読めた(主人公が共感しやすい)
サイコロを使った偶然必然論とか、登場人物達の考え方とか、なるほど…と思ういい言葉が多かった。
タツヤが言う、人間は草食動物じゃないから視界が狭い、ちょっと落ち着いて色んな方向を見てみれば生きていく道が見つかる、という件が好きだなと思った。

ネタバレになっちゃうけど、タツヤが変なヤツじゃなくてよかった!!勝手に家宅捜査して見つかったときは、ヤバイと焦ってしまったので…
しかし、恋人が殺人者だったら正直受け入れられないのも仕方ない気がする、そんな盲目的に人を愛せないよ。
恋人に限らずもし身近な大切な人が罪を犯してしまったら、一緒に秘密を抱えることが出来るんだろうか・・・(たぶん無理だ・・・)

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2011年03月22日

Posted by ブクログ

たんたんと続くごく平凡なOLの私生活の描写、
ちょっと平凡じゃない出来事が起こったときの心理反応とかは
同年代女子としてリアルを感じてその点は面白く読み進めました。
地味めなOLさんの精神生活を知りたい人はこれをよめば
半分くらいは知ることが出来るかと。
いつ急展開があるのかな?どんな感動が?と期待したのですが
急展開はなくあまり強い感動も残らず、
やさしいけれど読後感が良くない結末のような気がします。
・・と、感じるのは想像力が乏しいのでしょうか。
もうひと展開、あれば・・
でも、主役の子に対する思いやりややさしさが小説全体に感じられた気がする。
草食男子みたいな本。

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2010年10月21日

Posted by ブクログ

カテゴリを恋愛小説にするか、ミステリーにするか迷った。
読後の切なさを考えて恋愛小説にした。

ミゾッチはごく普通の一人暮らしのOL。
その生活ぶりがあまりにリアルで、少し息苦しくなった。
日々の送り方、感じ方、結婚前に働いていた頃にしてたような気がする。
どうしてそんな男と付き合うの?と疑問に感じもしたが、これがきっと恋なんだろうな・・・なんて思ったりもした。婚活とは違う、恋。
ラストはどうなるんだろうと、最後の頁までどきどきしてたけど。
タイトルは「あやまち」
そう終えるしかなかったのだ。

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2009年12月13日

Posted by ブクログ

『瞳の中の大河』が面白くて、文庫になったばかりのこの作品が気になり読んでみました。恋愛モノは苦手なんですが、ミステリが絡むとさらり読めてしまうのが不思議。しかも、文章が非常に読みやすい。もちろん内容も面白いです。ただ、主人公が友人の家に泊まったときの話が。。。物語上しょうがないとはいえ、主人公が可哀想でした。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

恋愛小説なのだけれど冒頭で二人が別れてしまっているのはわかる。
尾行者という設定が面白く展開が気になる。恋愛だけでなく、人間としてのあやまちも考えさせられる。

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2013年11月06日

Posted by ブクログ

初の沢村凜。

不器用で人付き合いの苦手な29歳のOL希実。
口下手で素性に謎がある達哉。
二人が地下鉄の階段で出会い、恋に落ち、別れるまでのお話。

別れの原因になる出来事も、別れ方も悲しいのに、胸に迫って来ない。
実は、内向的な男女の恋愛とは、リアルにこんな感じなのかも。

ドロドロや生々しい恋愛小説が苦手な方にお勧め♪

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2013年03月22日

Posted by ブクログ

2013.3.9
なぜ、彼についていけなかったのか
世の中たのしいばかりじゃないね
普通におもせろかった

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2013年03月10日

Posted by ブクログ

読み終わってから裏表紙を読んで、これってミステリーだったのか?と思った。そんな無理にカテゴライズしなくても…

面白くは読んだんだけど、あぁ面白かった(読んで良かった)、納得って感じにはならなかったかな。静かで確かに一人で普通の生活ってこういうこと考えていたりするんだけど。

確率の話は素敵。
ホンモノと出逢えてホンモノを手に出来る確率はとても希少なものだと知ってるよ。

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2013年02月03日

Posted by ブクログ

ごく平凡な29歳独身OLのぞみが落ちた恋の相手が、実はワケありの男で...というミステリー。途中、横溝正史小説に登場するような時代錯誤な町が出てきて「ん?」となるものの、主人公の等身大の描写や文章は読みやすい。同年代の女性はより感情移入できるかも!?

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2011年10月04日

Posted by ブクログ

ミステリーというよりは、恋愛小説に重きがある感じ。
駅から地上への描写など何回も出てくる箇所が気になった。
鬱陶しいというか・・・。
主人公が思わず尾行してしまうのが、あっさり終了したのが物足りないかも。それがメインだと勝手に解釈してたので。
しかし、同時刻の電車に毎日乗ればそりゃ目に付いたり、気になる人もいるけど・・・たった一回でも興味本位でつきまとわれたら怖いよなぁ。ケラッチの打つ(厳密に言えば違うけど・・)文章が、知人の書く文に似ていて思わず彼女を当てはめてしまった(笑)

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2011年09月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

都会で出逢った男女それぞれの「あやまち」とは。帯のイントロほど、ミステリアスではないけれど、恋愛小説と考えればありかもしれない。まあ、相手に秘密があった、というのはよくあるパターンだけれど。素直に恋愛ものとして読んだ方がいいかも。

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2011年11月17日

Posted by ブクログ

尾行を中心に据えた、男女の恋愛と謎の中年男性の人間関係を描く。なぜ跡を付けられているのか。彼は誰なのか。

半分を過ぎると回想が入って、以降、話のスピード感がアップします。
読んでて、面白いけど、救いのない本だと思いました。
エンターテイメント性はないです。

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2011年08月19日

Posted by ブクログ

物語の中盤までは引き込まれましたが、オチがうーんって感じでした。
でも読み終わった後は切なさが残りました。

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2011年03月03日

Posted by ブクログ

二人の犯したあやまち、しかしそれは同列に出来るものではなく、そこに一寸違和感を感じた。

偶然は、どこまで行っても偶然、必然には為り得ないと思う・・・

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2011年01月11日

Posted by ブクログ

淡々とすぎる毎日でも、だれもが自分なりの密かな楽しみを持って生きている。通勤電車でのチョッとした顔みしりや、風景もそのひとつで。そんな中、ある出来事をきっかけに、2人は出会うことになる。密かな楽しみという価値観が同じだった2人が。それは本当に偶然だった。主人公ミゾッチとその男は、まるで足りなかったピースがはまるように惹かれあっていくが、彼の過去が謎のままだった。その謎が解かれた時…2人は…? 人間は思うほど強くはないから、いろんな経験や体験を通して強くなっていく。過ちを犯しながら成長し、強くなっていくもの。ここで描かれているあやまちが、もうひとひねりあってほしかった。ちょっと感動には至らず、やや不完全燃焼気味。しかし、この本をチョイスしたのはあやまちだったわけではないとは思いたい。

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2010年10月30日

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