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男は二度、女を撃った。女は一度、男の命を救い、一度、その命を奪おうとした。ふたりは同じ理想を追いながらも敵同士だったから……。悠久なる大河のほとり、野賊との内戦が続く国。理想に燃える若き軍人が伝説の野賊と出会った時、波乱に満ちた運命が幕を開ける。「平和をもたらす」。その正義を貫くためなら誓いを偽り、愛する人も傷つける男は、国を変えられるのか? 日本が生んだ歴史大河ファンタジーの傑作!!
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Posted by ブクログ
手段が異なっても目指す物は同じ。 目指す物が同じなのに手段が異なるだけで、こんなにも隔たってしまうのかと思った。 人の難しさが伝わってくる作品。
面白かったです。 沢村さんの作品ではじめて読んだのが『黄金の王 白銀の王』。そちらがとても面白かったので、ずっと読みたいと思っていました。 こちらの方が先の作品ということで、若干荒削りさを感じましたが、すごくエネルギーがあるというか、力強い作品でした。 主人公のアマヨク・テミズは、一見すると国の...続きを読む平和を願い、そのために文字通り粉骨砕身、獅子奮迅、そして孤軍奮闘する、真の英雄という印象。しかし、作中最後に語られるように、実は一人の普通の人、普通の渇望と普通の狂気をもった人間であることをも感じさせる。 たぶん、英雄や天才といったものは、常人離れしているようで、実は凡人とほとんど変わらず、ほんの少しだけ感情の成分配合が異なっているだけなのではないでしょうか。 大人向けのファンタジー作品ですね。
そうかそうか、この作品ありきであの傑作が生まれたのか。 沢村凜ーー不思議な文を書く人だ。心の奥底を描いているようでいて、実際は簡単な状況描写しかしていなかったり。難解な単語を用いながらも、すらすらと読める。 アマヨクのように、とはいかないまでも、彼のような大きな志をいつも持っていたいものである。...続きを読む 100点(100点満点)。
理想の国になるようにと思いを定めたテミズは目標をじっと見つめてひた走る。寄り道をしないのかこの男は、休憩することを知らないのかこの男は。 話された言葉と目に見えた事と耳に聞こえた音が文字になっている。人びとの気持ちを直接あらわす表現はほとんど無かった気がする。 それなのに人びとの気持ちがフワッと見え...続きを読むる、感じる。不思議な感覚。表情の見えない映画? ラジオドラマ? 何でもいいか。 読んで満足したから(笑)
信念を貫く主人公と、それを支えるひとたち、敵となるひとたち、みなしっかりと書き込まれていて、無駄な登場人物はいないのではないか、と思わせる。 ラストまで気持ちよくドキドキしながら読み進められました。
心が踊りまくり。 久々に堪能した冒険ファンタジー。 あの話、この話も読んでみたい。 表紙のせいか、かのサーガを思い出し、センチメンタルな気分。
個人的にかなりお気に入りの作家沢村凛の作品。 今気付いたのですがこの本で文庫化された沢村凛の作品は全て読んでしまったことになります。 次は単行本に行きますかね。。。 と前置きはさておき「黄金の王 白銀の王」と似たような 歴史ファンタジーのこの作品。 「黄金の~」の時も少し思ったのですが登場人物の名...続きを読む前が 覚えにくいんですよね。 世界観に完全に浸るまでは誰が誰だか確認しつつという感じでしたが終盤は一気読みでした。 とにかくブレないアマヨクの愚直さが良いです。 登場人物の行動の一つ一つ、発言の一つ一つにちゃんと 明確な理由付けがされているようなストーリー立ても 読んでいて安心感があるというか圧倒されました。 各部の節ごとのタイトルが1文字から1字ずつ増えていく といったような遊び心も○です。 最後のエピソードは少し説明的過ぎかなという印象も受けましたが。
著者お得意の大河物のファンタジー。 1文字ずつ増えていく章タイトルから、登場人物の配置や描写まで、著者が「楽しんで書いているな」という雰囲気がするので読んでいて心地よい。 (いや、話は一本筋で読みやすくも心地よい話でもないんだけどね) 著者にとって、(悪い意味ではなく)登場人物は血肉のある...続きを読む素材なのだろうなぁ。好きなキャラクターだからと言ってひいきせず、きちんと考え決断させていそう。まさしく神のごとき無慈悲さでキャラクターを平等に……って某人だけは、神に愛されているかもしれない。
はまったっす! かなり良くできている ある世界の中での内戦のなかで起きている 貴族と一般庶民と 男!?のお話。 空想的、歴史風、軍記物。人間力、ミステリアスもの…とでも言うんでしょうか?? けっこう先が気になって気になってで ワクワクした気持ちで読めました。 読み応えの大きな良本でした 最後の...続きを読む締めもまずまずgood! 面白いですよ! 気軽にイケてちょい骨太しのちょい堅ファンタジー
ストーリーは、骨太です。 陰謀とか、秘められた部分はいろいろあるのですが、でも、読後感はストレートなお話を読んだなぁという感じがします。 不思議のないファンタジーで、まぁ、空想歴史物語みたいな感じです。 実はわたしは、北上 次郎とは違って、ファンタジーは不思議がある方が好きです。 大佐って、でも...続きを読む、あんまり好きなタイプではないです。実は。まじめに見えてるけど、実は意地っ張りで、いやなやつだよねぇ(笑) でも、これは、これで一本通っている。 わたしは、銀爺こと鈴木 銀一郎の小説の男主人公の生真面目さを思い出していました。 終わったあとね、この世界でのいろんなキャラクターの話をもっと聞きたくなる。そんなお話。 でも、続編が出ないのが、多分、潔いのかな。
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