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Posted by ブクログ
面白かったです。
沢村さんの作品ではじめて読んだのが『黄金の王 白銀の王』。そちらがとても面白かったので、ずっと読みたいと思っていました。
こちらの方が先の作品ということで、若干荒削りさを感じましたが、すごくエネルギーがあるというか、力強い作品でした。
主人公のアマヨク・テミズは、一見すると国の平和を願い、そのために文字通り粉骨砕身、獅子奮迅、そして孤軍奮闘する、真の英雄という印象。しかし、作中最後に語られるように、実は一人の普通の人、普通の渇望と普通の狂気をもった人間であることをも感じさせる。
たぶん、英雄や天才といったものは、常人離れしているようで、実は凡人とほとんど変わらず、ほんの少しだけ感情の成分配合が異なっているだけなのではないでしょうか。
大人向けのファンタジー作品ですね。
Posted by ブクログ
個人的にかなりお気に入りの作家沢村凛の作品。
今気付いたのですがこの本で文庫化された沢村凛の作品は全て読んでしまったことになります。
次は単行本に行きますかね。。。
と前置きはさておき「黄金の王 白銀の王」と似たような
歴史ファンタジーのこの作品。
「黄金の~」の時も少し思ったのですが登場人物の名前が
覚えにくいんですよね。
世界観に完全に浸るまでは誰が誰だか確認しつつという感じでしたが終盤は一気読みでした。
とにかくブレないアマヨクの愚直さが良いです。
登場人物の行動の一つ一つ、発言の一つ一つにちゃんと
明確な理由付けがされているようなストーリー立ても
読んでいて安心感があるというか圧倒されました。
各部の節ごとのタイトルが1文字から1字ずつ増えていく
といったような遊び心も○です。
最後のエピソードは少し説明的過ぎかなという印象も受けましたが。
Posted by ブクログ
ストーリーは、骨太です。
陰謀とか、秘められた部分はいろいろあるのですが、でも、読後感はストレートなお話を読んだなぁという感じがします。
不思議のないファンタジーで、まぁ、空想歴史物語みたいな感じです。
実はわたしは、北上 次郎とは違って、ファンタジーは不思議がある方が好きです。
大佐って、でも、あんまり好きなタイプではないです。実は。まじめに見えてるけど、実は意地っ張りで、いやなやつだよねぇ(笑)
でも、これは、これで一本通っている。
わたしは、銀爺こと鈴木 銀一郎の小説の男主人公の生真面目さを思い出していました。
終わったあとね、この世界でのいろんなキャラクターの話をもっと聞きたくなる。そんなお話。
でも、続編が出ないのが、多分、潔いのかな。
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