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Posted by ブクログ
まず1巻のみで評価するべきではない、超大作である。
「黄金の王 白銀の王」でも、筆者の壮大なストーリーにやられたが、あの時物足りなく足早に感じた部分が、4巻という大作になってようやく遺憾なく発揮された。
最初にまず、主人公がいきなり変わるのか?と思ったが、まさかのダメそうな人が本当の主人公(笑)
どうなるかと思ったが、まさに生まれ変わった主人公のその成長と3巻4巻でのまた故国に戻らざるを得なくなってからの苦労もどきどきはらはらと一緒に体験する気持ちに。
個人的には一番時間の流れがゆっくりだった2巻が楽しかった。ただ、一日で全巻読破して、また1つ傑作のファンタジーが生まれたことには間違いないと確信した。
Posted by ブクログ
自分の気持ちに、
まっすぐに、
生きている ソナン、空人、
勇気と元気と努力と、
なんだろう
透明感?
を感じました。
*
私、
もし、
人生を生き直せるなら、
ソナン、空人の人生もいいな。
*
「続きを、見たい。」
視覚に訴えるものがあり、
読みたい、と言うより、
見たい。
と、思った。
*
想像力を
かき立てる。
*
コロコロ変わる
情景が
戦いの場でも、
美しい。
*
*******
favorite sentence
*
神は気紛れ。 為すことは全て戯れ。
神は人が永遠に理解できない気紛れで動く。 自然は人 がすでに解き明かしたりと、 まだ解き明かしてない理に 従っており、思念や言葉がその流れを変ずることはない。 祈りは何の役にも立たないのだ
物事がひとつわかると景色が変わる
自分がふみにじっている心の気高さに圧倒されていた
Posted by ブクログ
【あらすじ】
主人公・ソナンは良いとこのお坊ちゃんでとても恵まれた環境で育ってきた。でも何かが満たされない。自堕落な生活で何度も父上を怒らせては勘当され、それでも自分の人生に責任を持つことができなかった。
ある日、ソナンは川の中に落ちて死を迎える。ソナンは死ぬことを恐れていなかった。自分を大切にしてこなかった彼は、生きることに執着がなかったのだ。
ソナンは己が死んだと思った。
だが、神の気まぐれによって第二の人生を歩むことになる─────
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【ネタバレ&感想】
死ぬまでのソナンの性格がかなり終わっていて、弱者をいたぶって仲間と悦に至るような醜悪さがある。自己肯定感が地に堕ちてるがゆえの自暴自棄が、ますます彼の人生を悪いものへと引っ張っていた。
ソナンは、数日前にボコして遊んだ男の仲間から報復にあって死ぬ。
生きたいとも思ってなかったので静かに死を受け入れようとすると、神が現れてこういった「お前は面白い。好きなところに降ろしてやる」と。
ソナンは今まで誰かのために生きたいと思ったことがなかったのだけど、雲の上からある人物に酷く心を惹かれ、その土地に降ろしてくれと懇願する。
その土地は戦の最中、しかもかなり分が悪い。それでも、ソナンはその土地の王に忠誠を誓いたいと思い、降り立つこととなった…
といった感じで、超悪ガキ(ただし馬鹿ではない)のソナンが主人を見つけて第二の人生を歩む物語。更生して王の右腕になるのかと思いきやそうでもなく、途中からソナンの恋物語に変わっていく。
戦果を挙げた褒美として、一目惚れした四の姫が欲しいと願うソナンに王宮は大慌て。でも実はソナンの勘違いで、四の姫は真の想い人ではなく…
のドタバタコメディ。もちろん語り手はソナンなのでコメディ調ではないのだけど、蓋を開けたらお騒がせ王宮物語でした、みたいな。
最初の導入部分、能はあるのに自堕落なソナンがどうしようもなく心惹かれる主をみつけ、人生を尽くそうと決意する─────といった所を掘り下げた方がわたし的には好みだったかな?
王宮の人々との関係も、王の右腕として働く中で変わっていく方が楽しめたかも。
実際の物語では右腕でもなんでもなく、真の想い人と結婚したのち郊外に体よく追いやられるんだよね。
この人が自分の主人だ、この人に仕えたい!と第二の人生を始めたのに、王との絡みがほぼないとは思わなかった。
死ぬ前の嫌な性格は薄まったけど、第二の人生で主体性を得たか?と言われると微妙かなあ、、、
ソナンの自己肯定感の低さが、新しい世界に来たところで治ったとは思えなかった。
シリーズものなのでこれから変わることに期待!気が向いたら続きを読むかもしれない。
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