曽根圭介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
作者の小気味よい底意地の悪さ、
もとい小説という表現の舞台に対する一種の軽薄さが実に中毒性がある
本作に収録されている「熱帯夜」「あげくの果て」「最後の言い訳」のどれもがきれいにまとまった短編作品
ただ作品全体に漂う退廃した雰囲気、
特に「最後の言い訳」ラストのちゃぶ台返しには
「小説とは格式高いものである」なんて高尚な思い込みを持っている奴ほど面喰らう
直球勝負などはせず、超山なりのスローボールやふにゃふにゃ曲がるナックルボールで打つ気満々の四番バッターを手球に取ってグローブの裏でニタニタ笑いながら悠々とベンチに帰っていく
テクニックのある人間が本気で読者を舐め切ってやろうとしたため -
Posted by ブクログ
ネタバレ連続幼女殺害事件の犯人逮捕に苦戦をし、やっとの思いで容疑者に辿り着き、逮捕をした警察たち。
刑事の勘、容疑者の怪しい態度、過去の容疑など疑うポイントは山ほどあるが決め手がない。
最終的には自白をもぎとったものの、達成感を味わう主人公に横槍がはいる。
本当に逮捕したのは真犯人なのか。
2年後、また同様の事件が起きる。
この2件だけではなく、昔の事件も別で犯人がいるのでは?
疑惑にかられ調べてば調べるほど怪しい点が出てくる。自分が過去に巻き込まれた事件も本当は…?
最後の終わり方がびっくり。
結局真犯人も宇津木も資産家の遺族に始末されたのか…?
こんな冤罪は本当にあるのだろうか。