曽根圭介のレビュー一覧

  • 黒い波紋

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    こういう気持ち悪さが好き。タイトル通り、一つのきっかけがあらゆるシーンに影響が広がって行きました。良かった。

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    2022年06月10日
  • 鼻

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    幽霊ではなく人的な怖さのホラーでした。
    なんだかんだ全部楽しく読ませてもらいました。鼻は、およ?という感じだったけどホラー大賞なのですね。
    なんとなくハサミ男を思い出す感じがしました。
    特に救いがない感じが好感触。

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    2022年04月10日
  • 藁にもすがる獣たち

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    めちゃおもしろかった。
    三つの話が進行していく群像劇。ときどき点で交差していたストーリーが徐々に絡みあって繋がっていく。この人はあっちのストーリーのあの人なの?あの死体はこっちのこの人?とか推理しながら読んでいくのも面白い。

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    2021年11月07日
  • 鼻

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    暴落:割り切った話し手と設定で面白かったが、最後の部分はいささかテンプレートで単純すぎ。
    受難:宗教的意味合いはあり、深読み価値はある。救いのない展開には少し辛い気持ちだが、インパクトを感じる。
    鼻:構図としてとても斬新とは言えないが物語は傑作!脳内世界の構築は素晴らしいし、二人の因縁の「再会」も皮肉で面白かった!「俺」の記述は更なるブラックユーモアを加えている。
    とにかく最近で読んだ本で一番良いかな!

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    2021年09月03日
  • 鼻

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    角川ホラー文庫、久しぶりに読んだかも。

    暴落、受難、鼻、の3編。

    私は「暴落」が一番好き。設定がまず面白かったし、先が気になる展開で一気に読んでしまった。主人公がどんどん悲惨なことになっていくのも読み応えがあった。

    「受難」は終盤になるまで不可思議な部分が多くて、よくわからない状態ながらもやっぱり一気に読まずにいられなかった。

    「鼻」は少し難しかった。読後にしばらく考えて、解説で補完もして、理解したくてもう1周した。そうしたらとても面白かった(笑)。

    どの作品も、あり得ないような展開。救いの無さもすごい。だからこそ余計に面白いのかな。こういう、悪〜い話、けっこう好き。人間が一番こわい

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    2021年03月31日
  • 鼻

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    3つの短編からなるホラー小説。
    それぞれが趣向を凝らしてあって面白かった。
    3つとも世にも奇妙な‥的な物語だったが、(すでに原作になってたのかな?)特に「受難」のまともに話が通じない不条理さがなんとも言えずもどかしかった。

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    2020年11月02日
  • 藁にもすがる獣たち

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    ネタバレ

    今までとは趣が変わり、小市民的な悪党?汚職刑事、その愛人でエステ経営者、DVから殺人に走る主婦、大金を拾ったサウナ従業員が、少しずつオーバーラップしながら破滅的なラストにむかう。

    とはいえ、それぞれ自業自得という趣があり読んでてあまり
    暗くはならない。何より、凝ったそして時制が微妙にずれた物語は少しずつこちらの読みを上手くずらしていく。

    やはり曽根圭介は本当に上手い。
    しかし、こういう肩肘張らない作品もいいが、やはり「沈底魚」のような読み応えのある作品が読みたい。

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    2020年04月12日
  • 藁にもすがる獣たち

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    2018年年、12冊目は久しぶりの曽根圭介の長編。

    自営の理髪店を閉め、サウナでアルバイトをする、還暦直前の男。暴力団の闇金に手を出し、追い込みをかけられている刑事。FXの負債のため、デリヘルで働く主婦。三人の前に大金の影がチラつく。そして、三人は……。

    いやぁ、面白かった。予想してた人物相関関係をそう絡めてきましたか……。

    曽根圭介は長編より、短編好きな自分。『鼻』、『熱帯夜』の各表題作の要素を三人視点へ広げ、ブラッシュ・アップして長編に仕上げたような印象。個人的に同作家の長編、『沈底魚』『本ボシ』より、圧倒的に、エンターテイメントで好み。

    クライマックスが少しバタバタして、少々弱い

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    2018年05月09日
  • 黒い波紋

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    借金取りから逃げ回る日々を送る元刑事・加瀬将造は、孤独死した父のアパートを訪ね、何者かが毎月30万円を送金していたことを知る。さらに天井裏には古いビデオテープが…。

    終盤までいい感じの展開で読み応えがありスイスイと読ませた。ただオチの部分はどうだろう?急展開というか、あっけない幕切れというか、何とも淡白な終わり方だったのが残念。
    (B)

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    2018年02月23日
  • 暗殺競売

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    綺麗にまとまっていて
    驚かされるし、手軽にもさ読むには
    いい。
    海外の殺し屋モノとは
    空気感が違って新鮮

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    2017年11月26日
  • 黒い波紋

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    結局登場人物が悪い奴ばかり。どんどん死んでくし。最後まで一気に読んだけれど、強い衝撃はなかったな。政治家の家はこんななのかいな。
    それで、田村とつながる”彼”は?
    まあ、あと一つ、爺さんの会話の調子は素敵で、気に入りました。

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    2017年08月15日
  • 本ボシ

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    ネタバレ

    2017/3/11
    グイグイ読んじゃう。
    危なっかしくて。
    でも最後それ?結局どうなった?
    望月氏は冤罪として加賀美は?
    証人を襲わせたのは加賀美やろ?
    この後どうなったんやろ?
    宇津木はどこ行った?
    冤罪ってさ、この望月氏みたいなのはホントに同情するし警察に怒りも覚えるんだけど、現実に見るとどうしてもこのパターンとは思えないものがあるのよね。
    警察がミスって証拠を認められなかったとかやとそんな奴外に出してくるなよ~としか思えない。
    しかもそんな奴に賠償金とかアホらしいし、もしその人が身近に来たとき避けるよな~
    で、望月氏のような人との違いがわからない。
    1回逮捕されたら終わることがたくさんあ

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    2017年03月12日
  • 暗殺競売

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    曽根圭介『暗殺競売』角川文庫。

    四話から成るブラックな連作短編集…

    かと思っていたら、最後の最後に予想を覆す、大仕掛けが待っていた。なかなか面白い作品。

    副業で殺しを請け負う刑事の佐分利吾郎、認知症の殺し屋に成り代わり、殺しを請け負うホームヘルパーの女、伝説の殺し屋・ジャッカル、闇の組織を追う探偵の君島を主人公に四つの物語が展開していく。

    『鼻』『沈底魚』という初期の傑作の後、『本ボシ』『藁にもすがる獣たち』といった首を捻るような凡作が続いたが、久々に面白い作品だった。

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    2017年03月04日
  • 熱帯夜

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    相変わらず曽根さんは意表を突いてくるなぁ。そこに緊迫感とブラックユーモア、人間の滑稽さと悲しさが絶妙に同居。上野のパンダの名前には思わず笑いが漏れたw
    「あげくの果て」の結末はちょっと締まらなかったけど、「最後の言い訳」はオチもついてかなりの快作ならぬ怪作だと思う。

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    2017年02月14日
  • TATSUMAKI 特命捜査対策室7係

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    警察小説としての雰囲気は悪くない。ただタイトルの元でもある女刑事のキャラが弱いかなぁ。現場をかき回すから竜巻なんでしょうけど、少し強引なところはあるものの、かき回すってほどでのなかった。その点で、やや小説としての核がぼやけちゃってる感じはあるかな。

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    2016年12月09日
  • 本ボシ

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    2015年、44冊目は長らく積読だった曽根圭介。

    あらすじ:静岡県警富士署、一杉研志巡査部長は沼津署管内で起こった幼女死体遺棄事件の捜査本部へ応援で詰めることとなる。事件は元小学校教師の自供で一応の解決を迎える。しかし、元刑事、宇津木は一杉に一枚の紙を渡す。そして、二年後、またしても幼女殺害事件が起こる。

    500p弱、久々、一気読み。面白かった。『熱帯夜』の複数視点が織り成す展開、今回も叙述トリック系かと思いきや、どちらかと言うと、『沈底魚』に近い感触。冤罪を絡めて、警察機構(日本の行政機構)に対しての辛辣さが表れてる。

    ラストは「えっ?コレで終わるの?」と思うかもしれないが、読んだそれ

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    2015年09月23日
  • 熱帯夜

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    この短さでここまで秀逸なミステリー・ホラーはなかなかお目にかかれないのでは。
    不条理過ぎない設定が絶妙。

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    2014年08月14日
  • 藁にもすがる獣たち

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    3人を主人公とする長編。
    奥田英朗『最悪』を彷彿とさせるような設定・ストーリー。奥田英朗より自然な流れかもしれない。
    意外性はないが、文章の上手さで読ませる。

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    2014年02月10日
  • 藁にもすがる獣たち

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    面白いんだけど、もっとすごいオチを期待してしまっていたようで•••
    これまでに読んだ短編よりは
    インパクトがなかったかな〜?

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    2014年03月09日
  • 沈底魚

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    最後まで誰が真の黒幕なのかが分からず、読み応えがあった。ただ、人の名前と関係やスパイの暗号名を覚えるのが大変だった・・・。

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    2013年11月23日