清家未森のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ミレーユを取り巻く環境が大きく変わり、怒涛とも言える伏線回収に高揚感が止められませんでした。
前作までのなんやかんやありつつも王宮生活を楽しんでいるシーンが多かったのと違い、今作からは苦難が大きくなっているように感じます。
リヒャルトが絡んだ苦難な分、ミレーユにとっては精神的にもしんどいとは思いますが、苦難があればあるほど生き生きとしてくるミレーユに好感が持てます。
さて、愛情というのは、禁じれば禁じるほど、手が届かないと思えば思うほど燃えるものとは思いますが、今作はそんなシーンが多く、糖度は高いかと思います。
ミレーユとリヒャルトの関係はもちろんですが、個人的にはセシリア様とフレッドの -
ふむ
皇帝陛下から皇子皇女への命題がきっかけ?でヒロインが頑張るお話。3年で成果を...って、これは1巻では終わらないですね。思いきり続きます。
ヒロイン、人材育成目的で人を集めてみたら、みんな個性的すぎてどうなることかと思いましたが、気づいたら一致団結、一家団欒の居場所ができてた。皇女様には得難い経験。やってることは至極真っ当。他の皇子達がポンコツだらけ(今のところそう見せてる?)。
最後にフィルの本当の名前が明かされるけど、リリカ≠第5皇女の誤認してるし。これが=に変わった時、何が起こるんでしょうね。 -