清家未森のレビュー一覧
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ネタバレ「身代わり伯爵」シリーズでお馴染の著者さんの新シリーズ。
「畏れ多くも殿下を敬愛したてまつりすぎていて」という文句がなんとも(笑)
「身代わり伯爵」よりもラブの進展は早そうだけどどうなるか。その分コメディ要素は少な……くはないか……。でもけっこう真面目な方だと思います。
面白い。ですが、ヒロインは好き嫌い分かれそうです。
誰もが美少女で富豪の娘で、だけど生い立ちは不幸で暴走癖あって、しかもイケメン二人に取り合いされているので(最後が重要)
実直な性格で凄腕の武人という男前ヒロインですが、ヒーローの方もイケメンで、平常時と真面目なときのギャップでどうにかヒロインに負けない男前を保 -
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アルテマリス入りした途端に誘拐!?そんな手荒い歓迎を受けたミレーユは、首謀者ジークから花嫁の介添え人である、薔薇の乙女の大役を任せられることに。ところが、シアラン国宝・蒼の宝石が盗まれる。ミレーユは、大公の婚約者としてお姫様ぶりっこ生活を送りながら、リヒャルトに秘密で潜入調査に乗り出す!!だが、時を同じくして、花嫁を狙った陰謀も動いていて!?国を超えた筋肉バトルも開催!?
無事アルテマリスに到着してからも、呼吸をするが如くのイチャイチャっぷりに、懐かしい人々も驚愕する巻。ここ数冊の中でも群を抜いてべったり甘いシーンが多いように感じました。思わず頬がにやけます。でも長く引きずってきたゲイルの策 -
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庶民ミレーユのもとに迎えがくる。それは伯爵である兄の身代わりになれという話で……兄の企てにはまっていく。
少女小説です。
王道って感じです。癖のある男性キャラが数人出てきて主人公となんやかんやとすると……。
ヒーロー、リヒャルトも好きですが、案外兄ちゃんも好きです。
西洋モノなのでカタカナやらが難しい……。
でも、気まぐれで読んだのにのめり込んで読みやすかったです。期待裏切らないでくれたし、王道好きな私は好きですので、シリーズ読んでいきたいですが、長い……。
少女小説は2作くらいしか読んでませんが、ちょっと他のも読んでみたいなと思います。 -
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ネタバレ身代わりシリーズの作家さんの最新作。
身代わり~の印象が強く、中華ってどうかな~と最初ほとんど期待せずに
読んでみた。
六つの国があって…ときたら、何か似ているものがあるけれど、
またこれはこれで、いい感じに楽しめそう。
妖怪なんかも出てくるので、息子も読みそうだな。
超真面目&大食い&武闘派な天然なヒロインと
一見テキトーだけど、そうではなさそうなヒーローの
妙なやり取りが、とてもいい感じのテンポになっていると思う。
でも、相変わらず哀れな感じになっているヒーローがまた何とも不憫。
周りの人たちも、まだ一部しか出てきていないが、いい味出した人たちが
これからどんどん出てきそう。
個人的 -
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ネタバレパン屋の娘ミレーユと双子の兄の親友リヒャルトが巻き起こす西洋風恋愛物語。
偶然下町でシャルロットというリゼランド王国の公爵令嬢と出会い、リディエンヌとともに劇団を立ち上げることになったミレーユ。女だけの劇団とは宝塚みたいなノリなんだろう。そこで劇を通して、シャルロットは宮廷画家と駆け落ちすることになりました、の巻。
シアランの神官ヒースは前巻のランスロットの一人で、イラスト初登場。意外と大人な風貌に驚いたというか。基本逆ハー路線なんだろうか。
セシリアのツンデレっぷりがすごい。鈍感なミレーユもすごいけれど。
ちょっとだけ話が動いてきた。 -
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ネタバレパン屋の娘ミレーユと双子の兄の親友リヒャルトが巻き起こす西洋風恋愛物語。
パン屋の跡継ぎ対決で負けてしまったミレーユはアルマテリスに誕生日パーティのために行くことに。
ちょうどその日が聖誕祭と重なって、想い人の髪の色と同じ色のショールをプレゼントする慣わしがあるとか。リディエンヌに誘われてショールを編んでいたら盗賊集団の「ランスロット」に襲われ毛糸とあみかけのショールを盗まれてしまう。そのランスロットの本当の狙いはマリルーシャ公女。狙われたのは偽者だけれど、本物は、リヒャルトの妹のセシリアだった。
たった一つのお願いを「妹と暮らせますように」と願うミレーユの健気さにぐっとくる。
やっぱり両 -
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ネタバレ前評判がよかったので、買ってみました。イラストは好きな感じです。
最初に結婚の初夜の途中に、仕事に向かった結蓮が出て来て、どんな主人公かと思ったら、かなり堅物で剣のたつお嬢様でした。
結蓮の相手の季隆は、過去に会っているのに、なかなかそれを結蓮に気付いてもらえず、後半はちょっと不憫になりました。
結蓮が季隆=あこがれの人と認識したときの様子を想像すると、ニヤニヤしちゃいます。
結蓮の出生の秘密や正体は、後半明らかになりますけど、季隆がなぜ力を半分封じられているのかは、まだ明らかになってなくて、また皇后様も目を覚まさずに終わったので、今後は、ここらへんが楽しみなところです。
王太子の琮成も -
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婚約式を終え、ジークたちの結婚式に出席するためアルテマリスに里帰りすることになったミレーユとリヒャルト。ただアルテマリスに向かうだけでなく、国内の貴族たちとの交流やコーンフィールドでシルフレイアと会う計画も兼ねて、ミレーユは準備に大忙し。それでも婚前旅行と大はしゃぎのミレーユだったが、道中何者かに襲われ、リヒャルトが怪我を負ってしまう。追っ手をかわしながら必死で目的地を目指す二人は、無事に旅を乗り切れるのか?!
いやー、今回もすんなり収まるわけがないとは覚悟しつつも波乱万丈っぷりには苦笑。オズワルド一派が絡んでくるのは予想できたけど、この人なんでシアランで処刑されずにアルテマリスに送られるん -
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ネタバレ短編集。
幅広い時間軸から寄せ集められています。「冒険」の直後のミレーユとリヒャルトの初々しさなど、読んでいてこっちまで懐かしくなる(笑)
あと、「潜入」の背後で行われていたロジオンの変態……もとい保護者っぷり。もう最初っからなかなか過激派な御仁だったのですね。
中でも、フレッドとセシリアの初めての出会いを描いた「白薔薇の王子様」がすごく好きです。
セシリアが可愛いのなんのってもう!
フレッドにときめいたりフレッドを嫌いになったりフレッドを心配する中で王女としての自覚を持っていったりフレッドに対して恋心が芽生えたりと、本編のセシリア王女が出来上がるまでが描かれています。
あと、 -
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