清家未森のレビュー一覧
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王道ラブコメ。
どんどこどんどこ驀進していく少女と
実は王子様でした設定の物静かな青年と
その他変人奇人が織り成す面白おかしいお話。
既刊では、主人公達が持って生まれた天然と鈍さとで
いろんな想いがスルーしていくのも楽しかったし、
本当は両想いなのになかなか通じ合えない
もどかしさに焦らされたりと、
恋愛小説の醍醐味(?)に唸らされた私ですが
今回でようやく二人の仲も進展し始めましたね!ガンバレ〜。
閣下やら行方不明の公子様やら偽者大公?やらも登場し、
ちらほら謎解きが進んでいく様子もうかがえて
お話の続きが待ち遠しいばかりです。
しっかし、自分恥ずかしながらこういうの、
いくつになって -
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ついに脱落者が出て、皇位継承を巡る争いが激しくなる中、ユーゼリカに求婚者が現れる。兄皇子の関係者である彼を遠ざけようとしても、立場の弱いユーゼリカではうまくいかない。思い悩んだ彼女は良き相談相手である寮の住人・フィルに相談するけど、穏やかな彼もユーゼリカの縁談には何やら思うところがあるようで・・・。そんな中、寮の住人である発明家・エリオットの様子が――?陰謀に巻き込まれるユーゼリカ。フィルの秘密の過去も見え隠れする波乱の第二巻。
だんだんと各皇子の性格が分かってきて、この先誰が残ってくるんだろうなあと想像しつつ、第2皇子がなんだかんだとユーゼリカの前に最後まで立ちはだかりそうな感じ。フィルは -
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かなり日常に近いお話に戻ってきたように感じます。
もちろん立場も変わり、以前のようなドタバタ感は少なくなりましたが、シアラン編が壮大だった分、落ち着いているように思います。
花嫁修業の成果なのか、ミレーユの言動がとても上品になっており、つい保護者のような目線で読み進めてしまいました。
リヒャルトがすっかりミレーユに骨抜きで、イチャイチャが過ぎるなという印象があります。
リヒャルトとミレーユが揃って登場するシーンでは、ほぼ必ず甘い空気感になります。
ラブコメなのだから当然、という気持ちもありますが、過剰なラブシーンに少しだけ辟易したというのも正直な気持ちです。
これまでは何かしら障害があっ -
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後宮でくらす見捨てられた第五皇女・ユーゼリカは弟を養うため、趣味と実益を兼ねた節約貧乏生活を送っていた。幼い時に母を亡くし、後ろ盾のないユーゼリカたちは他の皇子皇女にも嘲笑われる立場。そんな中、父である現皇帝は、後宮中の皇子皇女を集め、『これから三年の後、もっとも財を築き、皇宮を豊かにした者』を次期皇帝にすると宣言。戸惑う彼らの中でまっさきに手を挙げたのはユーゼリカだった。しかもその方法は――人材育成!?次代の天才を育成し、彼らにがっぽり稼いでもらうため、おんぼろ屋敷で寮経営を始めたユーゼリカだったが、集まったのは奇人変人ついでに美形の曲者ぞろいで・・・!?
久しぶりの清家先生新作。一時期は -
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占術の才を持つ翠鈴は、太子が捜す初恋相手である姉の“身代わり”として皇宮へ。正体を偽り対面した太子は、先日街で会った青年・明星だった!皇族を謀った罪で死刑、と焦る翠鈴は、明星が姉を捜す本当の理由――「女人を口説くべからず」という呪いを解くため彼に協力することになり・・・?「私が一緒にいよう。約束する」太子様、女人は口説けないはずでは!?お人好し占術師と謎だらけ皇太子の秘密があふれる、中華皇宮ファンタジー!
楽しみに待ってた清家未森先生の新シリーズ。中華風は前のシリーズも彷彿とさせます。結連よりは堅物じゃないけど、翠鈴もちょっと変わった女の子。誰より一生懸命だけれどその思いの裏には切ない理由が -
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