清家未森のレビュー一覧
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六雄の一つ・煌国。婚礼に臨む太子近衛武官・結蓮のもとに、太子を襲う妖怪が現れたと報せが入る。尊敬する太子の一大事に、花嫁衣装を脱ぎ捨て、太刀を手に駆けつける始末。自ら三度目の結婚をぶち壊してしまうほど太子に心酔する結蓮のもとに、突然異動の命令が下る。待ち受けていたのは、新たな婚約者・橘季隆。しかし例を見ない不真面目で軽い男っぷりに呆れる結蓮。そんなとき五年前に暴れた妖怪が再び太子の命を狙っているという情報が入り、結蓮たちは妖怪を倒すために動き始めるのだった。
身代わり伯爵シリーズから一転し、中華風ファンタジーは新鮮。主役二人と太子さまのキャラは面白いのですが、如何せん漢字が難しくて地名人名を -
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ネタバレ待ちに待った新章突入。
大公の座に就いたリヒャルトの大仕事・アルテマリスと剣の誓約+ジークとリディエンヌの結婚式出席のために、アルテマリスへ向かいます。
お供をぞろぞろと引き連れて、途中、懐かしい人々を訪ねつつの旅になるかと思いきや、トラブル発生で、婚約者同士まさかの二人旅に。
毎度のことですが、リヒャルトのためになろうと必死になるミレーユと、ミレーユを心配させまいとするリヒャルト、双方の健気さがもう可愛いです。
コンフィールドのシルフレイアやリゼラントのご家族などなど、たくさんの人物が少しずつ顔を出して、なにかと賑やかな巻でした。
そしてフィデリオがキリル2号に(笑)
この -
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身代わり伯爵と午後の訪問者
フレッドのせいで、せっかくリゼランドに戻ってきたのもつかの間、またもや身代わりをさせられるミレーユ。迎えにきたリヒャルトをもてなすが・・・。懐かしい時期の話ですね。思わず初々しいな~と思いつつも意外と変わらないイチャイチャっぷりに吹き出しました。
身代わり伯爵と姫君の宝物
カインの婚約者であるシルフレイアと伯爵がよからぬ大会に出ていると聞いたセシリアは、現場にカインを伴って乗り込む。しかしそれは恋人自慢大会というまさかのイベントだった。いやーフレッド(本当はミレーユ)に怒り狂うセシリア様がお可愛くてもう・・・!短編ならではのイベントだなぁとおいしさを噛みしめたお話 -
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Posted by ブクログ
初短編集の登場人物紹介欄、にぎやかです。
何故にこれを本編の登場人物紹介欄に使ってくれないかと
ちょっと問い合わせしたいものがあります…。
ここに出てきているがために、出てこない…あれ? と
首をかしげて終了してしまいました。
本編ではないので、当然の事ながら…色々な意味でカオスと。
最後の最後でヘタレ具合が分かった人とか
また妙な生き物(?)が増えたな…とか。
あの生き物? は今後も出てくる予定なのでしょうか?
ごく普通な真っ当な中世ヨーロッパ系ファンタジーだと思ってたのですが
やはり登場人物の濃さゆえか、それを誤魔化すためなのか…。
着ぐるみの扉絵、可愛いと思いますw -
Posted by ブクログ
花嫁修業に明け暮れるミレーユの元へついに、太后から最後の試験が出された――それは巷で大流行の、禁断の恋の手記の作者を捜すこと。同じ頃、ミレーユが所属する第五師団に加入したリヒャルトの従兄・フィデリオは、彼女が扮するミシェルにご執心。ミレーユは男装中にフィデリオに唇を奪われ、大パニックで頭突きをくらわすが!?リヒャルトに恋のライバル出現!!花嫁修業と二人の恋の行く末は!?大混乱の第三弾。
いやー今回も派手にやらかしてくれるミシェル、もといミレーユ(笑)フィデリオとの絡みでは爆笑でした。本人は嫌でもなぜか第三者から見ると笑いがこみあげてくる愛すべきキャラだと思います。若君との関係も少しは進んだよ