松村比呂美のレビュー一覧

  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

    Posted by ブクログ

    女性作家によるラスト・メッセージをテーマにした短編集。悲惨な話や怖い話はなく、ホッとする話が多かった。他の本と並行して気分転換に読んだ。

    0
    2023年04月10日
  • おいしい旅 初めて編

    Posted by ブクログ

    『おいしい旅 想い出編』と同日発売された作品。

    収録作は
    「下田にいるか/坂木司」
    「情熱のパイナップルケーキ/松尾由美」
    「遠くの縁側/近藤史恵」
    「糸島の塩/松村比呂美」
    「もう一度花の下で/篠田真由美」
    「地の果ては、隣/永嶋恵美」
    「あなたと鯛茶漬けを/図子慧」の書下ろし7篇。

    家が好きで出不精の私だが本作を読むと旅に行ってその土地ならではの美味しいものを食したくなる。

    お気に入りは、コロナ禍前に女友達と二人で行ったサニーヒルズ台湾本店のパイナップルケーキを懐かしく思い出す松尾作品と、不穏な展開から反転する松村作品。

    0
    2023年03月26日
  • おいしい旅 初めて編

    Posted by ブクログ

    7人の作家さん達による、旅とおいしいものを題材にしたアンソロジー。

    坂木司さん、松尾由美さん、近藤史恵さん、松村比呂美さん、篠田真由美さん、永嶋恵美さん、図子慧さん

    坂木さん、近藤さん、松村さんのお話が好きだった♡
    読んでると情景が目に浮かぶ様で、なんだか心地よかった。そしてその土地にまつわるおいしそうなものに興味津々♪
    サメバーガー、糸島の塩、樺太の白身魚、、etc、、
    アムステルダムにはコロッケなど揚げ物の自販機があるらしい!しかも熱々!
    旅をすると色んな"初めて"に出会って、非日常を味わえる。ほんと最高のリフレッシュだな〜♬
    コロナ禍で旅行ほとんど行けてなかったか

    0
    2023年03月23日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

    Posted by ブクログ

    実力派女性作家集団・アミの会(仮)による書き下ろしアンソロジーも本作で9作目。
    過去の8作品も全て読んで来たが毎回1つのテーマに沿って競作する形が新鮮で面白い。

    今回のテーマは「ラスト・メッセージ」
    このフレーズから様々なイメージが膨らんだが自分の想像とは全く異なる11の物語を堪能した。

    好みは、コロナ感染して亡くなった夫の遺言から発覚した秘密を描いた『猫への遺言・柴田よしき』。

    ラスト二頁の鮮やかさが光る『十年日記・新津きよみ』。

    もやもやから一転して読後感の良い『青い封筒・松村比呂美』。

    バラエティに富んだ短編集。

    0
    2023年02月18日
  • アンソロジー 初恋

    Posted by ブクログ

    アミの会(仮) のアンソロジー第七弾にして八冊目の本作は『初恋』をテーマにした9篇が収録。

    「レモネード・大崎 梢」「アルテリーベ・永嶋 恵美」「再燃・新津 きよみ」

    「触らないで・篠田 真由美」「最初で最後の初恋・矢崎 存美」「黄昏飛行涙の理由・光原 百合」

    「カンジさん・福田 和代」「再会・柴田 よしき」「迷子・松村 比呂美」

    甘くほろ苦い物からミステリー風味、ホラーテイストの物まで初恋と言っても多種多様な物語が紡がれていた。

    好みは大崎さん、永嶋さん、新津さん、松村さん。

    やはり初恋は一筋縄では行かない様だ。

    0
    2023年02月15日
  • おいしい旅 初めて編

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    アミの会にて7名の作品。
    1作目から読み進めてZOOM会議が登場し、発行年を確認。
    以前は震災前か震災後、という自分の区切だったが
    今はコロナ前、コロナ禍だなぁ。。早くコロナ後 にならないだろうか。
    ロシア侵攻の絡む話もあって
    今、この空気感に同調できる2023年に読めて良かったと思う。


    身近な旅先が多いので、本作を読むと旅行したくなる。
    一人旅の話も多いので、身軽に真似したくなる。

    坂木司「下田にいるか」
    2020年からのサフィール踊り子。知らなかった。
    日常の中に潜むリゾート感。
    「お値段は最後の決め手にした方が、いい条件が見つかるかもしれません」ナルホド。
    社員旅行で訪れたが、本作

    0
    2023年01月29日
  • おいしい旅 初めて編

    Posted by ブクログ

    読んでると旅をしたくなる話。ほんわかあり、偶然性あり。
    糸島は知らなかった。思わず検索してしまいました。行ってみたい。

    0
    2023年01月29日
  • おいしい旅 初めて編

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【収録作品】「下田にいるか」 坂木司/「情熱のパイナップルケーキ」 松尾由美/「遠くの縁側」 近藤史恵/「糸島の塩」 松村比呂美/「もう一度花の下で」 篠田真由美/「地の果ては、隣」 永嶋恵美/「あなたと鯛茶漬けを」 図子慧

    「下田にいるか」で、もう旅情をかき立てられる。旅に行きたくなるアンソロジー。

    0
    2022年12月30日
  • おいしい旅 初めて編

    Posted by ブクログ

    「行きたいところは行きたい時に行く」「次があるかは分からない」
    世界で起きているあれこれで、壊されてしまうかもしれないし、パンデミックが起きたら出国すらできない。
    ここ数年で分かっていたはずだけど、今一度「今度なんて言って逃げるな」と押された気がした。

    おいしい旅、というだけあって、もちろん食べ物が出てくるのだけど、それらが魅力的に美味しそうに惹かれるように書かれているかというと、そこは疑問。
    お話は悪くないけど、おいしいにはそれほどフィーチャーされていないと思う。

    0
    2022年12月25日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

    Posted by ブクログ

    多少期待はずれ。
    後書きでは良いテーマ、と言ってるが
    結局同じような感じにまとまって
    雰囲気が似てる。
    青い封筒は良かった。

    0
    2022年11月03日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

    Posted by ブクログ

    ラズベリーソーダの話がよかった。ど田舎の祖父母の家を思い出した。ラズベリーなんて小洒落たものはなかったが、すぐ前の川も暗くて怖い2階も好きだった。

    0
    2022年10月26日
  • アンソロジー 捨てる

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シルバーウィーク7冊読破1冊目。アンソロジー好きなんですよね。永嶋恵美さんの「ババ抜き」。短い中に、どうなっちゃうの?というドキドキ感があって、タイトルがまた秀逸だった。

    0
    2022年09月23日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

    Posted by ブクログ

    とても読みやすいアンソロジー。

    近藤史恵さんのお名前があったので手に取ってみたが、ちょっと謎解きが突飛過ぎたかな?

    良かったのは『もうひとつある 鷹宮家四訓』(大崎梢)と『そのハッカーの名は』(福田和代)

    おお、そう来たかと思わせてくれる。

    0
    2022年09月09日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

    Posted by ブクログ

    アミの会の11人の作家さんによる短編集
    「アミの会(仮)」のアンソロジー第9弾

    この本で初めましての作家さんは
    永嶋恵美さん、松尾由美さん、光原百合さん

    さらさらと楽しみながら読めました。

    ところで、なぜ「アミの会(仮)」?と思っていたら
    「アミの会」の名前の由来を書かれた記述がありました。


    以前、「雨の会」という若手作家集団があり
    ”雨の会編”のアンソロジーが出版されました。
    その「雨の会」へのリスペクトも込めて、
    とりあえず仮の名を「アミの会(仮)」ということにしたら
    なぜかそれが一番しっくりきてしまったということなのです。
    網のように広がる交友関係だとか、
    フランス語でamiは

    0
    2022年08月07日
  • 迷 まよう

    Posted by ブクログ

    アンソロジーの中に「アミの会(仮)」というものがあるのを知ったのは、この【迷 まよう】だった。

    アミの会(仮)のアンソロジー企画は『捨てる』『毒殺協奏曲』『隠す』
    そして、第4弾が『迷』と『惑』


    ところで「アミの会(仮)」って何?
    と疑問に思ったら、「アミの会」には公式ページ "Facebook" があり、
    活動も2015年からだと知って驚いた。
    それによると、「アミの会(仮)」は女性作家の集まりで、会の目的はアンソロジーを出すこと。
    たまに集まってお茶を飲んだり、ご飯を食べたり(お酒を飲んだり)すること。

    2015年、GWの東京で、5人の作家が集まって食事会をして

    0
    2022年08月07日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【収録作品】「もうひとつある」 大崎 梢/「孤独の谷」 近藤 史恵/「扉を開けて」 篠田 真由美/「猫への遺言」 柴田 よしき/「キノコ煙突と港の絵」 永嶋 恵美/「十年日記」 新津 きよみ/「そのハッカーの名は」 福田 和代/「みきにはえりぬ」 松尾 由美/「青い封筒」 松村 比呂美/「黄昏飛行 時の魔法編」 光原 百合/「たからのちず」 矢崎 存美

    さまざまな形で残された「ラスト・メッセージ」を巡る短編集。どれも味わい深い。
    「もうひとつある」隠された幻の家訓。鷹宮家には4つの家訓が残されていたが、もう一つ隠れた家訓があるという。大学院で歴史を研究する高校時代の先輩に請われて、鷹宮家の傍

    0
    2022年03月31日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

    Posted by ブクログ

    だいたい10分程度で読めるものが多く、
    隙間時間に読書するなら
    いいかも。
    でもパターン化してきて、
    どれも同じような話に感じた。

    0
    2022年03月19日
  • アンソロジー 初恋

    Posted by ブクログ

    実力派女性作家集団「アミの会(仮)」が贈る、極上の恋愛小説集。
    松村比呂美さんの「迷子」が心温まるストーリーで良かった。

    0
    2022年01月22日
  • アンソロジー 捨てる

    Posted by ブクログ

    9人の女性作家による「捨てる」をテーマにした短編アンソロジー。
    ぞわっとするようなものから、あるあるなもの、胸の奥に火が灯るようなもの、ハラハラするものなど、バラエティに富んでいて、楽しく読めた。
    読んだことがない作家さんの作品に気軽に触れられるのがアンソロジーのよいところだなと思う。

    0
    2022年01月09日
  • アンソロジー 初恋

    Posted by ブクログ

    アミの会っぽくないタイトル。初恋といっても切り口はいろいろで面白かった。最後は素直にいい話で良かった。

    0
    2021年11月14日