手塚眞のレビュー一覧
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4.1 (9)
Posted by ブクログ
これからの世界について、今起きている戦争、AIの発展、資本主義、民主主義の今後など重要なテーマについて、複数の知識人たちの語りで展望が語られる。
ロシアのウクライナ侵攻を西欧ほどそのほかの国々は嫌っていないとか、戦後ロシアとドイツの接近こそアメリカが嫌っているとか斬新な切り口もあり、人口減少する先進国なので第二次世界大戦ほどの拡大戦争にはならないという見方もあれば、それはわからないという意見もある。
AIによるデータの大企業に寡占される様やソノ、IT企業組織はヒエラルキー型のトップダウンという保守的組織であるという指摘も興味深い。
ただAIはよくできて効率的なWikipediaのようなも -
Posted by ブクログ
この世界では意思を持つロボット(人工知能)は禁止されています。
お茶の水博士は意思を持つロボットたちがいる世界を夢見ています。
「まごころ」をもったロボットたちのいる世界。
意思を持つではなく「まごころ」と限定しています。
これはどういうことでしょう?
ひとつは、それならば仲良くいっしょに暮らせるからです。
もうひとつの面は、それは人間にとてもつごうのいい存在であるということです。
つごうがいい、だけだったら、意思を持たせないほうがいいと思います。
そんな、親のつごう良く動かされる子供のようなら、心があるのはつらいだけです。
人間の敵となるのはそういうロボットたちです。
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謎だらけでも話は進行して
やはり手塚治虫作品を彷彿とさせる諸登場人物が出てくると嬉しくなりますね。出てくる美女も、おそらく敢えて、ちょっと手塚タッチにされていますしね。
最初の方に出てくる、謎の島のエピソードも、本編に出てきそうな話でした。
怒涛の展開で、猿田博士の娘まで出てきて、やたら武装していますんで、ちょっと裏もありそうな。
メカとかはアナログタッチなので、そこはカサハラテツロー氏の趣味だろうと思います。
お茶の水博士たちが作ろうとしているのって、故・小松左京氏の最後の、未完の小説「虚無回廊」に出てくる、人工実存っぽいですよね。
作者が巻末で参考文献も挙げていましたが、この辺の取り組み、果たしてどこまで出来るのや -
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カサハラテツロー氏の解説も良く
前半は1巻からのロボレス大会の続き、A106も負けそうになりますが、対戦相手のマルス、最後は何故か機能停止し、A106が優勝します。
マルス、ジェッターマルスかな?と思ったらやはり巻末の設定画の解説にそう書かれていましたね。
伴俊作氏、やはり若かりし頃から探偵っぽい調査能力、高かったようですね^ ^;
謎の美女、ロロ博士の正体も気になるところですが、彼女もいずれまた出てくるでしょう。
後半にもまた別のロボットを操る博士が出てきて、こちらも鉄腕アトムの人気エピソード絡みのマシンでした。
浦沢氏の「プルートゥ」元ネタ部分は、私も好きですよ。 -
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リメイク
鉄腕アトムの地球最大のロボットをリメイク。
インターポールのロボット刑事ゲジヒトを主役に描く。
アトムは1巻終わりでようやく登場w
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見分けがつかない
同じロボットでも、いかにもな旧型や人間と区別のつかないものといろいろ存在している。ラストにアトムが登場。人間にしか見えない!ブランドの子供たちもロボットなら、ずっと養育しないといけないよね。どっちなんだろう…
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偉大な漫画家の原作を
偉大な手塚治虫の原作を忠実に模倣しているのかどうかはわからないが、本作品はたしかに偉大なる漫画家の作品をベースにしている。一つのロボットの身体にいくつも頭脳が宿っているのと同じ状態であるね
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