手塚眞のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
人を殺す完璧……それはどういうことです?(p.79)
〔内容〕アトム登場/第39次中央アジア紛争、そのとき派遣されたボラー調査団がキーになっている。紛争には七体のロボットが、調査団にはお茶の水博士も参加していたようだ/ギリシアのヘラクレス登場/ブランドが敵と闘う/ゲジヒトの見る悪夢はゲジヒトの記憶と関係あるのか。
〔感想〕話的に青騎士も出してくれたらいいかもなあとか思う。
■簡単な単語集
【アトム】日本のロボット。第39次中央アジア紛争に派遣されたがアイドル扱いで戦闘はしていなかったもよう。
【ウラン】アトムの妹。日本のロボット。
【お茶の水博士】科学省長官。ボラー調査団の一員だった。
【ゲジヒト】ユーロボールの特別捜査官。ロボット。夢を見る。
【国際ロボット法】ロボットに自由で平等な権利を与えた。
【ゴジ博士】ペルシア王国にいるとされた天才科学者。実在かどうか不明。
【第39次中央アジア紛争】すべてのキーになっていると思われる紛争。各地のロボットも派遣された。
【田崎純一郎】法学者。国際ロボット法の発案者。ボラー調査団の一員だった。
【ダリウス14世】ペルシア王国国王だった。独裁者でロボットの処遇もロボット権利条約から大きく外れていた。近隣諸国を侵略した。
【田鷲】警部。国際ロボット法を快く思っていない。
【ダンカン】ポール・ダンカン。作曲家。盲目。ボヘミア出身。今はスコットランドの城で暮らす。
【Dr.ルーズベルト】謎。
【中村】刑事。課長。
【ノース2号】軍隊出身のロボット。ダンカンにピアノを弾けるようになりたいと言った。戦場で数万体のロボットを破壊した。
【パンクラチオン・スーツ】ロボット。強化服みたいなもの。
【ブラウ1589】ブリュッセルの人工知能矯正キャンプに幽閉されているロボット。八年前人間を殺した。今でも危険な存在で幽閉されながら何体ものロボットを破壊した。
【ブランド】パンクラチオン・スーツでの格闘技の史上最強と言われるチャンピオン。トルコのロボット。
【ヘラクレス】ギリシアのロボット。パンクラチオン・スーツ格闘技のチャンピオン。ブランドとは過去四回闘っているがいずれも勝負がつかなかった。第39次中央アジア紛争での経験を経て、対戦相手を破壊できなくなっている。
【ヘレナ】ゲジヒトの妻。
【ホフマン】ゲジヒトのメンテナンス等をしてくれる科学者。
【ボラー調査団】第39次中央アジア紛争のとき派遣された。ペルシア王国に大量破壊ロボットが隠されているというトラキア合衆国のアレクサンダー大統領の主張を受けて調査のため派遣された。
【モグリの日本人医師】ブラック・ジャック?
【モンブラン】ラインハルト博士が作ったロボット。スイス林野庁所属。気は優しくて力持ち系で世界中で愛されていた。
【ランケ】ベルナルド・ランケ。ロボット法擁護団体の幹部。殺された。ボラー調査団の一員だった。
【ロビー】巡査ロボット。破壊された。 -
Posted by ブクログ
これからの世界について、今起きている戦争、AIの発展、資本主義、民主主義の今後など重要なテーマについて、複数の知識人たちの語りで展望が語られる。
ロシアのウクライナ侵攻を西欧ほどそのほかの国々は嫌っていないとか、戦後ロシアとドイツの接近こそアメリカが嫌っているとか斬新な切り口もあり、人口減少する先進国なので第二次世界大戦ほどの拡大戦争にはならないという見方もあれば、それはわからないという意見もある。
AIによるデータの大企業に寡占される様やソノ、IT企業組織はヒエラルキー型のトップダウンという保守的組織であるという指摘も興味深い。
ただAIはよくできて効率的なWikipediaのようなもので、何かを直接生み出すこともなければ、視覚聴覚に頼りがちな我々が体験したかのように錯覚するが、五感を通した体感とは別のものという指摘は忘れないようにしたい。
リベラルな民主主義とコミュニティの関係が制度とし述べられる中、一方でコミュニティのアソシエイトとしての責任と権限、そしてそれが体感できる規模感、そういった共通倫理や道徳感があってこその民主主義制度が機能するという中島氏の意見はまさに賛同する。
まさに無責任、手触り感のない暮らしは工業社会以降の先進国に多く生み出されている。それは仕事、暮らし、住居などが特定の土地、文化、共同体から切り離されたり、容易に変わらざる得ない現状が生み出したものでもあると思う。
また、コミュニティやアソシエイトの負の側面(同調圧力等)にも目を向けて、出入り可能なフレキシブルさ、レジリエントも必要という結びに賛同しつつ、それを作ってかないとなというところに読後感が着地した一冊。 -
ネタバレ 無料版購入済み
謎だらけでも話は進行して
やはり手塚治虫作品を彷彿とさせる諸登場人物が出てくると嬉しくなりますね。出てくる美女も、おそらく敢えて、ちょっと手塚タッチにされていますしね。
最初の方に出てくる、謎の島のエピソードも、本編に出てきそうな話でした。
怒涛の展開で、猿田博士の娘まで出てきて、やたら武装していますんで、ちょっと裏もありそうな。
メカとかはアナログタッチなので、そこはカサハラテツロー氏の趣味だろうと思います。
お茶の水博士たちが作ろうとしているのって、故・小松左京氏の最後の、未完の小説「虚無回廊」に出てくる、人工実存っぽいですよね。
作者が巻末で参考文献も挙げていましたが、この辺の取り組み、果たしてどこまで出来るのやら、とは思います。
こちらは続きが読みたくなる作品ですね。 -
ネタバレ 無料版購入済み
カサハラテツロー氏の解説も良く
前半は1巻からのロボレス大会の続き、A106も負けそうになりますが、対戦相手のマルス、最後は何故か機能停止し、A106が優勝します。
マルス、ジェッターマルスかな?と思ったらやはり巻末の設定画の解説にそう書かれていましたね。
伴俊作氏、やはり若かりし頃から探偵っぽい調査能力、高かったようですね^ ^;
謎の美女、ロロ博士の正体も気になるところですが、彼女もいずれまた出てくるでしょう。
後半にもまた別のロボットを操る博士が出てきて、こちらも鉄腕アトムの人気エピソード絡みのマシンでした。
浦沢氏の「プルートゥ」元ネタ部分は、私も好きですよ。 -
ネタバレ 無料版購入済み
リメイク
鉄腕アトムの地球最大のロボットをリメイク。
インターポールのロボット刑事ゲジヒトを主役に描く。
アトムは1巻終わりでようやく登場w
-
無料版購入済み
見分けがつかない
同じロボットでも、いかにもな旧型や人間と区別のつかないものといろいろ存在している。ラストにアトムが登場。人間にしか見えない!ブランドの子供たちもロボットなら、ずっと養育しないといけないよね。どっちなんだろう…
-
ネタバレ 購入済み
偉大な漫画家の原作を
偉大な手塚治虫の原作を忠実に模倣しているのかどうかはわからないが、本作品はたしかに偉大なる漫画家の作品をベースにしている。一つのロボットの身体にいくつも頭脳が宿っているのと同じ状態であるね