ユーザーレビュー PLUTO デジタルVer. 3 浦沢直樹×手塚治虫 / 長崎尚志プロデュース / 手塚眞 / 手塚プロダクション ロボット排斥思想の集団(KR団)の章で、AIに憎しみや恨みを抱いている人物の過去を読んでなんだかやるせない気持ちになった。ロボットの導入により、失業者が増えて生活が困窮。さらにはロボット保護法により、AIにも人権が与えられ共存が求められる未来社会。何だかいまの国際情勢を表す縮図として描かれてるなと感...続きを読むじた。 Posted by ブクログ PLUTO デジタルVer. 2 浦沢直樹×手塚治虫 / 長崎尚志プロデュース / 手塚眞 / 手塚プロダクション AI(ロボット)が人権を持ち社会に欠かせない存在として成り立っている近未来世界という設定。主人公含むAIが人と同じように感情や記憶を持ち、混迷する国際情勢(たぶんアメリカによるイラク侵攻かな?)の中で、自分たちの存在(アイデンティティー)について苦悩している描写や台詞を読んですごく考えさせられた。 Posted by ブクログ PLUTO デジタルVer. 1 浦沢直樹×手塚治虫 / 長崎尚志プロデュース / 手塚眞 / 手塚プロダクション お正月のオススメ漫画番組で見て読んでみました。アトムのトリビュートと言う事で、アトムのお話です。アトムの底に流れる悲しさやりきれなさは、まんま盛り込まれてました。アトム世代では賛否あるそうてすが、何も知らない私には素晴らしいエンターテイメントに思えました。多分読破すると思います Posted by ブクログ PLUTO デジタルVer. 1 浦沢直樹×手塚治虫 / 長崎尚志プロデュース / 手塚眞 / 手塚プロダクション 再読。全8巻。『20世紀少年』や『YAWARA!』などの作品で有名な浦沢直樹さんが描いた『鉄腕アトム』「地上最大のロボット」のリメイク。浦沢直樹さんの作品として浦沢さんの絵柄で描くことを条件に手塚眞さんが快諾したという。主人公がアトムではなくドイツのロボット刑事ゲジヒトであることにびっくり。モンブラ...続きを読むン、ノース2号、ブランド、ヘラクレス、エプシロン、アトム、ゲジヒト、プルートゥ、それぞれのエピソードが切なく悲しい。最後のアトムとプルートゥとの対決、身を挺して地球を救う姿に感動した。アトムとお茶の水博士の最後の会話が印象的。 「博士......憎しみがなくなる日は来ますか?」 「わからない............そういう日が来るのを願うだけだ......」 「きっとみんな 祈っています......そんな日が来ることを......みんなが......」 心に残った言葉 ・断ち切らなければならない!憎しみの連鎖を...... (エプシロン) ・人を殺すかもしれないほどの強い憎悪こそが......人工知能を育てるのだ。(天馬博士) ・アトムは......失敗作だよ。(天馬博士) ・ロボットも人間と同じように悲しみ、涙を流すんだ。(伴校長先生) ・心に、高性能もへったくれもあるか‼︎ (伴校長先生) ・ゲジヒトの言った通りです。日本の空気には、ほんの少しお醤油の成分が含まれているって。 (ヘレナ) ・憎悪からは............何も......生まれないよ...... (ゲジヒト) ・一番大好きな人のことを考えるんだ。 そうすれば勇気がわく。 (ゲジヒト) ・地球が終わっても............おまえを離さないぞ。 (ゲジヒト) ・どうせ死ぬとわかっていても、最後まで希望を捨てないのが人間だ。アトムのようにね。 (お茶の水博士) Posted by ブクログ PLUTO デジタルVer. 1 浦沢直樹×手塚治虫 / 長崎尚志プロデュース / 手塚眞 / 手塚プロダクション 見事なリメイク! Netflixでアニメ化されていることもあり、読んでみました。 原作、は学生時代にセットで購入した古書で読んでいます。非常に人気の高いエピソードで、鉄腕アトムも壊れてしまう(その後100万馬力にチューンアップされる)話です。元々は中編くらいなのに、見事に別作品になっています。 そのアトムもこの1巻の...続きを読む最後に出てきますし、ノース2号のエピソードに出てくる盲目の音楽家を手術したモグリの医者って、絶対BJでしょう?というあたりも心憎いばかりです。 見事なアップデートで、手塚プロ社長氏のあとがきも良かったですよ。 山口透析鉄 浦沢直樹×手塚治虫のレビューをもっと見る