手塚眞のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
再読。全8巻。『20世紀少年』や『YAWARA!』などの作品で有名な浦沢直樹さんが描いた『鉄腕アトム』「地上最大のロボット」のリメイク。浦沢直樹さんの作品として浦沢さんの絵柄で描くことを条件に手塚眞さんが快諾したという。主人公がアトムではなくドイツのロボット刑事ゲジヒトであることにびっくり。モンブラン、ノース2号、ブランド、ヘラクレス、エプシロン、アトム、ゲジヒト、プルートゥ、それぞれのエピソードが切なく悲しい。最後のアトムとプルートゥとの対決、身を挺して地球を救う姿に感動した。アトムとお茶の水博士の最後の会話が印象的。
「博士......憎しみがなくなる日は来ますか?」
「わからない.... -
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見事なリメイク!
Netflixでアニメ化されていることもあり、読んでみました。
原作、は学生時代にセットで購入した古書で読んでいます。非常に人気の高いエピソードで、鉄腕アトムも壊れてしまう(その後100万馬力にチューンアップされる)話です。元々は中編くらいなのに、見事に別作品になっています。
そのアトムもこの1巻の最後に出てきますし、ノース2号のエピソードに出てくる盲目の音楽家を手術したモグリの医者って、絶対BJでしょう?というあたりも心憎いばかりです。
見事なアップデートで、手塚プロ社長氏のあとがきも良かったですよ。 -
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かなり良いですねー
原作、はやはり手塚治虫御大の中でもトップクラスの名作ですので、本編の前日譚に相当する部分をこの作品に出していて、つまらなくはならないでしょうね。
監修その他の面々についても言うことなしですしね。
原作だとお茶の水博士って名字しか出てこないんで、その辺はこれを執筆する時に決めたのでしょうね。
若いヒゲオヤジ(そのお父さんの見た目がほぼヒゲオヤジ)等も出てきて、この辺はサービス満点ですね。
後半になるとバトルっぽくなるんですが、天馬&お茶の水コンビのロボット、賢い戦い方をするのが憎いです。
作画担当者による巻末解説も良かったですね。
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名作
シリーズ5巻目であるが、相変わらず面白かった。天馬博士のような他人にはどうすることもできない問題をひたすら語ってくるやつは実際にいたら相当ダルいやつだ、そんなやつの相手もしなければいけないアトムは可哀想である。
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