あらすじ
▼第16話/ウランの巻▼第17話/機械に死を!!の巻▼第18話/ゼロニウムの巻▼第19話/エプシロンの巻▼第20話/ロボット嫌いの巻▼第21話/ウランの捜し物の巻▼第22話/プルートゥの巻▼第23話/彷徨(さまよ)える魂の巻●主な登場人物/ゲジヒト(ユーロポール所属の特別捜査官。人間そっくりの外見を持つロボット)、アトム(日本の科学技術を結集させた、高性能の少年型ロボット)●あらすじ/トラックで輸送中に逃げ出した猛獣から、少年を助け出したウラン。彼女は、どうやら他者の恐怖心を敏感に感じ取る特殊能力を持っているらしい。一方、妹・ウランを迎えに警視庁を訪れた兄・アトムは、出入り口のゲートですれ違ったひとりの人間から、何やら異質な感覚を感じ取っていた…(第16話)。その他の登場人物/ブランド(トルコの格闘ロボットで、ヨーロッパ・チャンピオン)、ヘラクレス(ギリシアの格闘ロボットで、世界チャンピオン)、お茶の水博士(日本の科学省長官でアトムの後見人)、ウラン(アトムの妹でロボット)、エプシロン(ゲジヒトやアトムと並ぶ高性能ロボット)※この作品は2004年~2009年に刊行された『PLUTO』全8巻をカラー完全再録の上、再編集したデジタル特別版です。
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ロボット排斥思想の集団(KR団)の章で、AIに憎しみや恨みを抱いている人物の過去を読んでなんだかやるせない気持ちになった。ロボットの導入により、失業者が増えて生活が困窮。さらにはロボット保護法により、AIにも人権が与えられ共存が求められる未来社会。何だかいまの国際情勢を表す縮図として描かれてるなと感じた。
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ウランの立ち位置が『20世紀少年』の小泉響子みたいな印象。感性で動いて、天然で、そして、なんだかんだで生き残る、みたいな。ゲジヒトが物語の中心の方にググッと引き寄せられた。今までの流れから考えてこの人がプルートゥかあと思っていたところまんまと。
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プルートウに追われる最後のロボット、エプシロンが登場する。光子エネルギーを動力とするその力は、ヘラクレスをも凌ぐ。エプシロンは、ヘラクレスやゲジヒトにプルートウと戦うなと忠告する。
プルートウを創ったアブラー博士が登場。アトムをして人間かロボットか見分けがつかない。アブラーは行方不明となっていたプルートウを探しに日本に来ていた。
そんな中、ウランがプルートウと邂逅し、その能力を垣間見る。いくつかの視点が並行して進む。
ロボットを敵対視する反社会的団体KRが登場し、兄をロボットに殺されたと信じるアドルフがゲジヒトを追う。
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『鉄腕アトム』の「地上最大のロボット」をイラク戦争への皮肉を織り込みつつサスペンスにまで昇華させた名作。ところどころに登場する手塚ファンへのサービスが嬉しい。何だかんだで浦沢直樹は絵がうますぎる。手塚作品の登場人物が、面影を残しつつ浦沢化しているところはもはや芸術。ロボットや未来の街のデザインも芸術。
物語の構成上仕方がないことだけれども、どんどんロボットが殺されていく展開は悲しい。良質の映画を観終わった後のようなカタルシスあり。
Posted by ブクログ
ロボットと人の違いは何なのだろう?人も突き詰めれば電気信号で動いているのであって、自らの思いで動いてる訳ではない。自律神経という、いわば電気的回路によって動かされているのだとしたら、それはロボットとどう違うのだろう?
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20世紀〜の「ともだち」ばりに「プルートゥ」もずっと謎のまま進むのかな!?とドキドキしながら新刊待ち…っ!!同時に20世紀新刊待ち…っ!!!!
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〔!〕エプシロン登場。
〔内容〕ウラン登場。他者の悲しみを感知できる/ロボットを人権を与えたくない一派KR団のメンバーの一人がゲジヒトを逆恨み/オーストラリアの美形ロボット、エプシロン登場。戦いを止めようとしている/ウラン、謎の浮浪者ロボットと出会う。彼は枯れかけた植物を再生させることができた。ガロンっぽい/G使いロボットがプルートゥを探す/「ボラー」という言葉…ボラー調査団と関係が?/アブラー博士がプルートゥを作った?
〔感想〕いくらか明らかになってきた巻。
Posted by ブクログ
とりあえず黒幕がわかったわけですが、意図とかまったくわからんなぁ。
あと、アドルフの兄がやったこととはなんなのか?
テディベアもきになるし、ゲジヒトの夢も解明していない。
色々と風呂敷が広がってきた感じですなぁ。
Posted by ブクログ
エプシロン、プルートゥが登場。他にも反ロボット教団やそこに所属するアドルフも登場したりと、話がどんどん進む。面白かったです。ゴキブリはあかん。
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いろんなところにサスペンスの欠片が。
まだ全貌は見えませんが、どうつながっていくのか楽しみです。
『20世紀少年』もそうでしたが、浦沢さんのこの手の作品は
まとめて読んだ方がぐいぐい来ますね(≧▽≦)。
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KKKめいたロボット排撃集団KR。クリープショーみたいな、体から這い出る無数のゴキブリ。ミツバチのささやきみたいなシチュエーションで、アナ・トレントの役どころをウランが演じる。
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ウラン、そして、白いライオン。
こういうのに、ドキドキします。
けっこう、最近のリメイク作品の手なんですけどねぇ。
そして、とうとう、プルートゥが登場したのでしょうか?
あと、2、3巻で、完結するのかな。
Posted by ブクログ
兄を殺したロボット・ゲジビトを憎むアドルフ。
アトムたちロボットを抹殺しようとするアブラー博士とプルートゥ。
エラクレス、エプシロン・・・それと影の薄いアトム。
一応形は整った感じ。
Posted by ブクログ
・犯人の実態にぐっと迫る巻。
・ゴキブリは、
何かを暗示させる力がかなり強いツールだ。
生命力とか、汚さ、悪、とか。
しかし、ゴキブリはちょっとニガテ~
Posted by ブクログ
優秀なロボットが次々と殺されていく。
ついにウラン登場。
ウランには他のロボットにはない「哀しみ」や「恐怖」を感じる機能があり、
それによってプルートゥの姿が明らかになっていく。
ここへきて展開を見せだすがロボット人権法廃止を唱える集団【KR団】が
絡んできて話はややこしくなる。
余談だが、ゴキブリが苦手な人は注意しましょう(^^;)
Posted by ブクログ
ロボット排斥論を唱えるKR団の登場、最高峰の7体のロボット最後の1体・エプシロンの登場、そして遂にプルートウの姿が見えてきて
いよいよ物語が動き始めた感じです。
ボラーやアブラー博士の存在など、まだ謎に包まれた部分がこれからゲジヒトやアトム達にどう絡んでくるか楽しみです。
ウランちゃんは原作よりも生意気な感じで、より人間らしいですね。
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手塚治虫とは異なる世界観で展開されてます。
全体的に暗いのですが、目が離せません。
4巻の表紙はお茶の水博士でしょうか。この先表紙のネタがどこまで続くかが心配です。。
Posted by ブクログ
何この謎が増えていく展開!
そして、この気になる終わり方。
早く次を富み進めねばっ><
にしても、こうして膨らませたストーリーの厚みに、
改めて原作:手塚作品の懐の深さを感じる。
Posted by ブクログ
怖っ!
竜巻で花を咲かせるのも、ロボットを破壊するのもプルートゥなのか?
アトムは壊されてしまうのか?
反ロボットの集会はひたすら不気味でおぞましい。
ロボットに傷つけられた子供はロボットを憎む?
うん、それはあるな。
それであんな集会に…?
うぅむ…歪んでる。
Posted by ブクログ
ゴキブリがリアルで、ちょっと鳥肌…(苦笑)
手塚治虫さんのアトムやウランちゃんは、何となく『イイコ過ぎる』雰囲気のような気がしましたが、浦沢直樹さんのアトムとウランちゃんは、より人間らしい雰囲気で、生き生きと生きているところが素敵ですね。
ロボットと言えども、どんどん殺されて行ってしまうのは、切ないですね…。
Posted by ブクログ
はじめの一ページからわくわくしてくる浦沢ワールド。
手塚治虫が描く鉄腕アトムを超えるのは難しいことなんだろうけど、浦沢ワールドのアトムも好きです。
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手塚治虫って人が私はなんとなく好きで…ならば読むだろう、コレ。手塚治虫の、作品というよりかは、亡くなるまでの偉業を知ると、尊敬どころの言葉では片付けられない気が…勝手にするのだ。浦沢直樹の、少し物悲しい雰囲気とアトムの世界が、妙にマッチしてる気がする。
Posted by ブクログ
出るのは遅いが、現浦沢作品では20世紀少年よりも個人的には面白い。
原作の手塚アトムの方を見てないのも良い条件になってるのかもだが。
完結後に手塚アトムと読み比べるのも楽しみ。