三部けいのレビュー一覧
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どうせこんな終わりだと思った
力也くんの虚言癖のくだりあたりから
終わり方が想像できる。
作者は上手くまとめてるけど
上手くまとまりすぎてて、わかりやすすぎるかな
この辺のさじ加減は難しいですね
わかりやすくしないと、わからない人もいますから・・・ -
Posted by ブクログ
不思議なタイトルだと思いながらこの9巻まで通読してようやくわかった。無意識に時間を遡る主人公の青年が、母の事件をきっかけに子供の頃の連続少女殺害事件を意識し、犯人を追いかけて小学生時代に3度さかのぼり事件を未然に防ごうとする、そんな物語。でもタイトルと合わない。なぜ自分だけがいないのか。その答えがこの最後の巻にある。まさに自分だけがいない物語なのだ。読み取れるのは、自分以外の人の物語が無数にあり、誰にとっても大事な物語であるということ。逆説的に、自分の欲望で行動している犯人の邪悪さ、他人の痛みを感じないことの犯罪的とも言える非人間性に気づかせてくれる。犯人とは、もしかすると読者自身が隠したいわ