細音啓のレビュー一覧

  • 世界の終わりの世界録<アンコール> 6 終焉の精霊

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    第一部完結。タイトルはこういう意味も含んでたのか…ストーリーが根幹へ向けて怒涛の展開を見せる一冊でした。世界録を巡る争いは三つ巴の様相を見せつつ、唯一辿り着いたレンがエルラインの遺志を引き継ぐ形で第二部へ。そんな第二部はあらためて冒険の再開だけど、物語最初と同様に割と底辺からのスタート。偽英勇が真の英勇になることを願いつつ二部の開始を待ちます。そういやこっちもフィオラミリスが重要なポジションになるのね。フィアとの関係は向こうほどなさそうだけど。

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    2016年03月05日
  • 黄昏色の詠使い イヴは夜明けに微笑んで

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    幻の、夜色の名詠式を完成させることを夢見た少女と、その夢を応援しながらも一流の名詠士になった少年、かつては同じ学び舎の同級生だった2人。少女のその後の行方は誰も知らない。そこから、物語は始まる。

    とても純粋な、児童文学を読んでいるような話。

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    2016年03月01日
  • 世界の終わりの世界録<アンコール> 5 降魔の大皇

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    今回の舞台は魔界。と言うわけでメインは表紙の通りエリーゼ…となるかと思ったけど、それよりも現魔王やら五大災の新登場キャラやら最終?敵勢力やらと盛りだくさんで若干霞んでしまったか。まぁ戦闘の最後は存在感を示したけど。私的には現魔王がいいキャラ過ぎてなぁ(笑)レンから見れば十分強いんだろうけど、周りが規格外すぎて可哀相になるくらい。今後もシリアスほどほどの場面で出てきて欲しい(笑)。

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    2015年11月14日
  • 世界の終わりの世界録<アンコール> 5 降魔の大皇

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    やはり当初の巻に比べると見劣りしてしまう印象。
    この巻にしても物語としてはほとんど進んでおらず、最終的な終着点が見えていないために読んでいる側としてはもどかしい。
    主人公の成長が具体的に描かれていないだけに、戦闘もどうしてもダメージを追った主人公が気合で頑張るだけという展開になってしまう。

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    2015年11月02日
  • 世界の終わりの世界録<アンコール> 1 再来の騎士

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    ドラゴンガーディアンのニューアルバムの予習として。
    しかし描かれる物語は、いつものドラガのアルバムみたいな感じだったんで、本当良いコラボだったんだなぁ。

    物語の半分くらいが修行と旅(キャンプ)で、地味な所もあるのですが、そこらへんが上手いこと伏線となってラストの展開になるあたりは非常に面白かった。良作。

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    2015年09月26日
  • 世界の終わりの世界録<アンコール> 4 異端の覇王

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    ここ2冊はファンタジーっぽい世界の探索だったけど、今回の舞台は敵の総本山覇都。レンもそれなりにパワーアップしてるんだろうが、今回の相手や、三大姫が比較対象になるとさすがに分が悪いね。騎士王がラスボスポジかと思ったけど、割とあっさり引いた感じ。やられたわけではないしまだ雌伏の時に過ぎないだろうけど。世界録に関して徐々に語られ、いろいろと謎が散りばめられ。ボスステージには殴りこんだけど、物語はここからって感じですかね。

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    2015年07月14日
  • S.I.R.E.N.5 ―次世代新生物統合研究特区―

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    完結。あれ、もう終わり?という印象。もうちょっと他のキャラの話とか読みたかったなぁ。この終わり方なら別タイトルで続きがあってもおかしくないかなとも思ったり。MFの「世界録」と共通のワードもあることだし、向こう側のも注意して読まないと。本編としては、最終決戦で過去の登場人物たちが一堂に会していく王道展開は何度読んでも胸が熱くなる。個人的にはキリシェ再臨がピークでした。そういやこっちのカルラはこんなに天使だったっけか。ひとまず完走、お疲れ様でした。

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    2015年06月07日
  • 氷結鏡界のエデン11 最終双剣―ユミエル・ノイズ―

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    この表紙のユミィ、違和感感じると思ったら
    読めばわかりました…
    シェルティスの秘密が撒かれた7巻に対し、この巻は
    ユミィについての展開もじわじわ膨らんでいくことに
    なります。
    そして、あの人物が語る「虚像」が本当に虚像なのかも。

    それにしても、シェルティスの仲間、ユミィの仲間に
    加え、エリエが深く関わってきたのは嬉しかったですね。
    彼女の横にいた存在、彼女が誰に似てるかなどが
    彼女の存在の大きさを語っていた気もしますが。

    残る12,13巻はクライマックス前後編な感じですね。

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    2015年06月21日
  • 氷結鏡界のエデン9 決戦限界―アマリリス・コーラス―

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    今回は前巻とうってかわってバトル一辺倒。
    そして今回の幽幻種の名前には「詠使い」を読んでいた
    身としてはあまりにぎょっとするものなのですが、
    これについても次巻で明かされました。

    ここからは実際に「イリス」も刊行され始めてるんですよね。

    それも踏まえてか今回のバトルは意味深で読み応えが
    ありました。

    正直、7巻でシェルティスの秘密が明かされた8巻以降は、
    ヒロイン・ユミィにやきもきする部分も出てくるのですが、
    それについてもこの巻で…ああ!ですね。

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    2015年03月22日
  • 氷結鏡界のエデン8 悲想共鳴―クルーエル・シャウト―

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    ここから後半戦。
    サブタイトルがこの巻以降カタカナの言葉も付くように
    なり、早速ドキリとする言葉が冠されています。

    ここからしばらくはシェルティスが切なかったです。
    切ないのは女の子達も同じで、今回はモニカがヒロインでしたね。
    あえて蚊帳の外に置かれていたことで葛藤する彼女が
    殻を破っていくのはホロリとしました。
    口絵のシーンは泣けます。

    意外にも少し骨休め感もあるお話でしたが、
    終盤の展開にはびっくりでした。
    次巻も怒涛の展開でした。

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    2015年03月22日
  • 氷結鏡界のエデン7 空白洗礼

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    ネタバレ

    物語のまさに「転」なこの巻。
    そういえば「詠使い」も7巻目は大きく動く巻でした。
    しかも正直なところ、その大きい展開を登場人物が
    語りつくすことで明かされるのがちょっと…かなぁ。

    シェルティスとユミィの鏡のような関係は
    まさにこの作品のタイトルに「鏡界」という世界観に
    裏打ちされたもので切ないです…
    「鏡」といえばこの巻でのレオンにもびっくりですね。

    この巻でシェルティスの秘密が明かされることで
    ここからクライマックスへ一気になだれ込みますね。

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    2015年03月22日
  • 氷結鏡界のエデン6 水晶世界

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    今回もユミィメインですが、この巻単体で見ると
    単発のように見えますが今回は超重要エピソード。
    今回登場のホルン・ヴィオラ姉妹も今後大暴れしますね。

    正直このホルンの高圧的なキャラは当初凄いイライラしましたが、
    こういう人ほど味方になれば頼もしいのはお約束。
    シェルティスだけでなく、ユミィも新たな関係性を
    徐々に築いていってますね。

    シェルティスとユミィは力を付けていくにつれ距離が
    開くような切なさを匂わせてますが、
    どうしてなのかがこの巻以降で出てくるんですよね。
    次の七巻はまさに「転章」です。

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    2015年03月22日
  • 氷結鏡界のエデン3 黄金境界

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    実は現在もう12巻まで読み進んでおります。
    3巻、4巻とで役者が出揃っていく感じですが、この2冊は
    シェルティスがユミィやレオンなど今塔のトップにいる
    仲間、もしくはモニカのようにそれに関わっていた人間
    ではなく、新たな関係性を築いていくプロセスに
    なってますね。
    今回のキャラも次巻のキャラも魅力的です。

    あと、何よりこの巻から超重要人物の影が…
    特に約1名の格好はもう何かあります臭ぷんぷんですね。

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    2015年03月22日
  • 世界の終わりの世界録<アンコール> 3 熾天の女神

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    今回も良質のファンタジーでした。メインは表紙のとおり、フィアと天界関係の話。暴虐だったりエロス要員だったりフィアの魅力(?)満載で満足です。天使のトップも威厳を保つための努力を惜しまないあたり、俗物めいた一面もあって私的には好印象。後半からは「人間」関係の一悶着。“精霊の調べ”、聖女等今後大きく絡んでくるだろう人物も増え、ラストにレンのちょっとした?覚醒とかなり盛りだくさんな一冊だったかと。次は今回大人しかった竜姫・先代魔王も大暴れかな?続きが楽しみです。

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    2015年03月10日
  • 不完全神性機関イリス4 勝率0.08パーセントの戦女神

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    決戦前夜的な4巻目。
    このシリーズはタイトルの彼女からしても、
    人型機械体(アンドロイド)の心に重きがおかれていますね。
    今回はそんな彼女達の想いが交錯します。

    しかしながら1番大暴れする彼女は3巻で感じたイメージと
    全然違ったのでびっくりでした。
    そんな思わぬ顔を見せるヒロインたちが今回も暴れますが、
    勿論主人公・凪もずっと大暴れしております。
    続けて最終巻まで完走しました。

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    2015年03月02日
  • 不完全神性機関イリス3 三大世界の反逆者

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    ネタバレ

    続けて3巻目。
    ここから一気に起承転結の転になだれこみました。
    更に重要人物も沢山登場のうえに、かなり後半はハードな
    展開で、2巻のユルめの展開の後だっただけにびっくり。
    今回登場の重要人物の名前が、「エデン」の人物の名前にも
    入ってるのが気になりますが…どことなく外見も
    似てるような…

    それにしても、女性陣が皆ヒロインしててすごい。

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    2015年03月02日
  • 世界の終わりの世界録<アンコール> 2 極光の竜帝

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    あれ、つい最近同じ名前の姉妹の話を読んだぞ?(笑)SIRENで見たのもあれば、黄昏・エデンで見たような名前も出てきて他の細音ワールドとの繋がりが気になって仕方ない。本編は竜の棲家でキリシェの回復と竜帝カルラとの邂逅。その前には土精霊との出会いもあってすごくファンタジーだった印象。レンの所有能力自体は割と反則気味な気もするけど、それが大戦力としてでなく、彼のトリッキーな戦術に組み込まれてるのが他3人との対比にもなってて面白いです。あと、真っ直ぐな性格の主人公はやはりいいね。いろんな勢力出てきて次も楽しみ。

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    2014年10月31日
  • S.I.R.E.N.3 ―次世代新生物統合研究特区―

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    本作2巻の後に世界録読んで、そっちもフィアかーと思ってたらこっちでもキリシェが。レーベルは跨いでるけど同じカドカワ傘下だし、関連はあると考えていいんだろうか。となると“もう一人”出てきそうですね。本編は強力な人口生命体がモチーフなら扱われるだろう、ある意味王道的な問題が今回のメイン。それも王道的まっすぐさで収束させたミソラは主人公だなあ。それに奈々の天使っぷりに感動した。今回ばかりはこっちがヒロインだったと思います。

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    2014年10月01日
  • 黄昏色の詠使い イヴは夜明けに微笑んで

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    学生時代に友達と回し読みをした小説だからかな、とても懐かしく感じます。ファンタジー色の強い作品で描写が美しいのが印象的。「色」をテーマとした魔法っていう設定からまず引き込まれました。挿絵もとても可愛らしく、物語に合っています。ファンタジーの好きな人におすすめできる物語です。

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    2014年09月27日
  • 世界の終わりの世界録<アンコール> 1 再来の騎士

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    作者買い。面白いファンタジーでした。やっぱり王道っていいね。直前にSIREN読んでたから天使フィアに繋がりあるんかと勘ぐってしまったり(笑)こっちのフィアはエロめなおねーさんですが。他にもファンタジアの同著者作品で目にした単語もチラホラあったけどたまたまかな?1巻らしくいろいろと伏線張ってたみたいなので、どう展開させていくか楽しみにしつつ次を待ちます。

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    2014年08月28日