アーシュラ・K.ル=グウィンのレビュー一覧

  • こわれた腕環 ゲド戦記2

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    前作とは打って変わって静かで動かない世界での展開だったが、そこを単調にさせずに神秘的な魅力を持たせていて、そのギャップが面白かった。自由への葛藤はまさに思春期に感じていたものだった。

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    2026年09月05日
  • 帰還 ゲド戦記4

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    女性の目から見た冒険記。フェミニズム色が強いと言われているが、内容はそれなりに新鮮だった。ただところどころ、岩波少年文庫として良いのかどうか、過激な(子どもには)、または理解に苦しむ描写や言葉が気になって、ヒヤッとした。
    私としては、ゲドは、大魔法使いでいて欲しかったな。

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    2026年08月31日
  • 影との戦い ゲド戦記1

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    良かった。地図が載っていたので空間的な想像をしながら読めた。 没入感はありつつ、入り込みすぎない距離で世界が描かれていた。

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    2026年08月20日
  • さいはての島へ ゲド戦記3

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    ゲドとアレンと共に旅をした感。アレンの心が波のように揺れ、ある種の信仰と戦うような様子にハラハラした。でもそれは、彼の心の成長に必要なことだった。
    力を放つゲド、静かに語らないゲドは、まるでサムライのよう。4以降はゲドの出番が減るんだろうな。ゲドファンとしては、寂しすぎる。でも期待して読んでみよう。

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    2026年08月10日
  • さいはての島へ ゲド戦記3

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    魔法学院のあるロークで大賢人となったゲドのもとへエンラッド国から王子アレンが国の異変を告げにやってきた。
    西のナルベデュエン島では魔法の力が失われているのだという。しかし、魔法の力の喪失はアースシーのあらゆるところで起きていた。
    ゲドはアレンと共に問題の解決のために旅立つ。

    老成し、大賢人として、そして唯一の竜王となった魔法使いのゲド。前作『こわれた腕環』から本作までの間には、結構な時間的隔たりがあるのだが、ゲドはアースシー各地で多くの逸話を残したことがわかる。
    この3巻はこれまでの『影との戦い』『こわれた腕環』以上に冒険モノとしての側面が大きく、アースシーの世界各地で始まっている異変解消のために、アレンとゲドは各地を旅して回る。

    相変わらず面白くはあるのだが、個人的にはこの3巻は前2作ほどの力強さはなくて、肩透かし感を感じてしまった。
    これまでのシリーズ同様にビルドゥングスロマン的な側面もある。だが、3巻は冒険モノとしてもビルドゥングスストーリーとしても物語の強さが薄い気がした。
    生と死というテーマを描くには、ページ数的にも時間の空白が大きすぎたのかも?
    とはいえ、世界観構築もストーリーも高レベルなのは間違いない。これまでの2作が個人的にはとても面白かったので、そのせいもあってか大きな落差を感じてしまった。

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    2026年03月09日
  • 火明かり ゲド戦記別冊

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    ゲド戦記別冊。
    ゲド戦記の作者アーシュラ・K.ル=グウィンの作品解説、エッセイ、講演などが5編、短編が2編、ゲド戦記の翻訳者である清水真砂子さんと作家中島京子さんの解説が2編という構成の短編集。
    岩波少年文庫から出ているのがちょっと驚き。一応ターゲットは少年少女なのか・・・?
    ゲド戦記は昔読んで難しくてよくわからなかったというボーとした記憶がある。
    (たぶん)未読の「アースシーの風」、「ドラゴンフライ アースシーの五つの物語」を読んでみようかな。

    p137
    「第一歩はまず振り返って自分の影についていくこと」

    p139
    「自分自身の影をうまく扱うことを学びさえすれば、この世界のために、なにか真に役立つことをしたことになる。」

    p140
    「三十年か四十年かかって成長してきた影を意識にのぼらせてそれと対面することが何よりも大切」

    p151
    「道徳的な善をなすための大いなる手立ては想像力である」

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    2025年11月13日
  • こわれた腕環 ゲド戦記2

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    映画のゲド戦記の元ネタ「こわれた腕環」だった?記憶は曖昧だけど、高校生より前に一通りゲドシリーズは読んだはずだった。だけど、びっくりするぐらい新鮮な気持ちで読めた。新鮮な気持ちで読めたからといって、それが面白いかどうかは、今までの経験だったり、読み散らかした物語の記憶が脳内を掠める。物語を物語として額面通り楽しめなくなったら、年だ。思った以上にフェミニズムを感じたのは気のせいではないはずで、でも、これが書かれたのが50年前だっていうんだから、ル=グウィンが何を思ってこれを書いたんだろうかという思いが強い。

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    2025年07月20日
  • 火明かり ゲド戦記別冊

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    短編2編と、講演の内容。
    講演の部分を読んで、ゲド戦記全体の傾向に納得。勇者の物語~ジェンダー、普通のおじさんおばさんになることを選んだゲドとテナー等々。この問題はなかなかスッキリいかない、根が深い。今は大分マシになったとは思うけれど。

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    2025年06月24日
  • アースシーの風 ゲド戦記6

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    ネタバレ

    アースシーの物語をぎゅぎゅっと詰め込んだような物語。竜たちの話にガルガド帝国に伝わる話、さらに不死についての話などいろんな物語が詰め込まれていた。
    世界観を楽しんでる人にはたまらない物語なのだろうな。

    でも私は、前作の『最後の書』もこの『アースシーの風』も『魔法より愛の方が深く様々なことを知っている』みたいなのには吐き気がしてしまうんだよな。どっちもいいところあるよではダメなのか。ここにきていきなり愛を知らないのは、何も知らないことだみたいなのは気持ち悪いんだよな。

    『人は義務を負い、結婚し、この世のくびきにつながれるもの』245p
    こういうのも正直、吐きそうになる。前作と同じく。いきなり何言ってるんだ?どうしたんだ?と思った。この、『家族っていいよね』の押し付け感が気持ち悪いんだよな。

    『技があるということは、たどるべき道がわかっているのと似ている』258p
    こういうの『西のはての年代記』もそうだったけど、普通に暮らしている人間の大半は『自分の技』なんて気が付くこともなく『毎日やるべきことだけをやる』ことの続きで生きていくしかないんだよな。そして、今は『やるべきことすらない』状態の貧困層もいる。なんていうか、持たざる者。何もない人間や奪われつくされた人たち……みたいなのは一切出てこないの平和だなと思う。その辺りをスルーして書く物語なら気にしないんだけど、テハヌー(テルー)を出してきてるせいで微妙に引っかかって転びそうになる。

    三冊でやめておいた方がよかったのでは?と思うのはだめだろうか。
    三冊で終わってたら『そういう物語』だと思えたけど、続きを読むと……違和感が膨らむ。

    ごちそうさまでした。

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    2025年06月07日
  • 帰還 ゲド戦記4

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    ネタバレ

    もやもやしたものが残ってしまった。テナーの立場が元々『高位(男の姿がない世界)』だったから、元の地位だったらこうではないのにみたいなものにも見えてしまう。つまり『自分が女性だから不当に扱われている』ではなくて、『自分は高位であるはずなのに、相手(男)が不当に扱ってくる』という対立っぽく見えちゃうんだよな。
    では、子どものテルーの立場はどうかと言えば、男たちが執着する必要性がわからない。
    この世界設定とテルーの設定と物語のテーマがいまいち合致せず、モヤっとしたものしか残らなかった。個別に見たら素敵だという事はわかるのだけど、合わせると微妙にあちこちズレてるような感じがする。

    それとも私が感じた『物語のテーマ(女子供の苦しみと男たちの苦しみ)』は間違っていて、単に『物語(世界観)を楽しむ』に全振りしたらよかったのだろうか。
    ゲド戦記を楽しみにしていただけに、世界観に没頭して楽しむことも、物語に惹かれることも、テーマに感動することも出来ない自分にがっかりし続けてる。

    キャラクターが魅力的かと言われても、うーん。これというエピソードが見当たらない。設定が強烈で、設定だけで押してる感じがする。テナーに至っては『普通の女になるために努力した』となっているけど、それは『全てを持ったものの特権』でしかなくて、共感しずらいんだよな。こういうの全部もやんとする。
    そして、最初の方は『貧しい人たち』『持たざる人たち』への視線が差別的で、読んでて辛くなってしまった。テナーの特権性がよくわかる。『短気で、無知で、陰険で、みだら』54-55pとコケばばに対して書いてある。これが、最後の方は体調が悪いと聞いたら駆けつけるくらいには仲良くなるのだから不思議だ。

    物語は、火の中に放り込まれたテルーをテナーが育てる話。色々あって最後にはテルーは竜であるカレシンから「わが娘」と言われるのをテナーとゲドは聞く。
    テルーはゲドとテナーを父母として、今は人間として生きることを決める。

    ごちそうさまでした。

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    2025年06月06日
  • さいはての島へ ゲド戦記3

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    ネタバレ

    物語は、アレンとゲドが『アースシーで起きている異変』を突き止めるためにあちこちを旅することで進んでいく。

    あちこちの島を巡り、アレンとゲドの敬愛と尊敬が徐々に深まっていき、世界の謎が徐々に解き明かされていく。というのはワクワクするのだろうなと思いながら読んだ。

    私、こういう物語にワクワクできない……と自分にがっかりしてしまっている。男たちの男たちによる男たちの物語。
    この場合は、せめて世界観だけでも楽しめたら……と思うけど、好みの世界なだけにあれこれ読み過ぎて、新鮮味もなく、この辺りの作品と同じだなという類似点でまとめてしまっている私がいる。
    読みすぎ注意。歳をとるってせつない。

    なんていうか、どう読んでいいのかわからない。困る作品。
    ごちそうさまでした。

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    2025年05月25日
  • こわれた腕環 ゲド戦記2

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    ネタバレ

    物語は『墓所の大巫女であるアルハ』を軸に語られていく。生まれた時から『アルハ』として生きることを決められていて、その世界しかしらないアルハがそこに疑問を持ち外の世界に出ていくまでの物語。

    ゲドはどこに消えたのかと言えば、墓どろぼうとしてやってくる。正確には『エレス・アクベの腕環の欠片』を求めて墓に入り込み、アルハから酷い扱いを受けつつも信用を勝ち得てアルハを外に逃がす。

    地下を出て一安心……ではなくて、地下を出てもアルハは不安にさいなまれているし、どうしたらいいのかがわからないことに不安を抱いている。外に出たのはいいけど、テナーにとっては『戻る場所の喪失』なので、不安で当たり前なのよね。だから、ゆらゆら揺れてるのはわかる。そして、ゲドは頼りないくせに、テナーを外に引っ張り出した極悪人に見えてしまう。

    そういえば、『西のはて~』も2冊目は女性主人公で女性の物語だったなと思った。
    ゲド戦記は闇が『不安・怯え・恐怖』という分かりやすいモチーフで読みやすいなと思う。細かく読むと、他の巫女たちは貧しい子供たちなの? 外の奴隷は何? 女性だけの場所に『アルハの付き人』は男なのになぜそこにいられるの?と細かい不思議はあるけど。気にするのはやめる。

    児童書らしくわかりやすく教訓的だけど、いまいち……と思ってしまっている。

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    2025年05月17日
  • 影との戦い ゲド戦記1

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    ネタバレ

    物語は『ダニーがゲドの名前を得て、魔法使いになり影と戦う』までが書かれている。

    1 霧の中の戦士
    ダニーの幼少期。叔母から教えてもらったまじないで敵(ガルガドの兵)を追い払い、師匠であるオジオンに出会う。オジオンから『ゲド』の名を授かり、旅に出るまで。

    事件がポンポンと起きるので、引き込まれてしまった。そして、最初の場所はどこだ……と地図で探す。島が多すぎて探すの大変。と思ったらページを少しめくると拡大地図があった。わかりやすい。

    10世界のはてへ
    影を追い詰めたゲドはやっと影の名前を知り、影と一つになる。

    ここ、映像化したら面白いシーンなのだろうなぁと思いながら読んでしまった。最後は圧巻だけど、正直文章だけだと何が起きてるのかわかりづらい部分もある。

    最後に気になった部分。
    『そなた、エボシグサの根や葉や花が四季の移り変わりにつれて、どう変わるか、知っておるかな? それをちゃんと心得て、一目見ただけでも、においをかいだだけでも、種を見ただけでも、すぐにこれがエボシグサかどうかがわかるようにならなくてはいかんぞ。そうなって初めて、その真の名を、その全存在を知ることができるのだからな。用途などより大事なのはそちらのほうよ。そなたのように考えれば、では、つまるところ、そなたは何の役に立つ? このわしは? さてはて、ゴント山は何かの役に立っておるかな?』32p

    ゲドの言葉を受けた、オジオンの言葉。役に立つかどうかではなくて、相手を知ることが大切だと説いている。これが巡り巡って『影(自分の中の邪なる心)』も知る必要があるという物語なのだろうな。

    影におびえる必要も逃げる必要も追いかける必要もなくて、それはただ『そこにある』というだけの物語だから、別に影に勝ったわけではないのよね。
    『「な、終わったんだ。終わったんだよ。」彼は声をあげて笑った。「傷は癒えたんだ。おれはひとつになった。もう、自由なんだ」』270p
    ゲドが共に旅について来てくれたカラスノエンドウに言った言葉。
    『ひとつになった』となってるので、影は消えてない。そこにあるものとして、ゲドが影を受け入れてる。戦いだけど、勝敗がない。

    これはそういう物語……。

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    2025年05月16日
  • こわれた腕環 ゲド戦記2

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    2巻は喰らわれし者となったテナーのお話。
    ゲドは1巻の時より少し時が経っているようで、青年から大人になっている?
    この間にアーキペラゴの各地を放浪して研鑽を積み、魔法使いとしての腕をかなり上げている模様(妄想)。

    テナーの生い立ち、成長、そして解放までのお話なんだけど、ゲドが出てくる中盤くらいから俄然面白くなっていき、テナーとゲドの会話は哲学のよう。テナーは今でいう情弱の極みなので、やはり生きていく上で経験や学習を積む事を厭わない事は非常に大切だなと。(テナー自身のせいではない、環境がそうさせている)

    1巻を読んだ時、ジブリのゲド戦記を見た時は両方とも既視感があっただけなんだが、この本はハッキリと過去に読んでいたように思う(最初のシーンが印象的)。
    全巻読んだのか、とにかく自分がボケ過ぎててハッキリしないので引き続き読んでいきます。ちなみに3巻目にとりかかってますが未だ既視感無し(笑)

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    2025年03月26日
  • さいはての島へ ゲド戦記3

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    老人、大賢人になったケドと王子アレンの冒険。
    寡黙で、魔法を淫らに使わないゲドにやきもきする(アレンも読者も)けど、風格がある。
    ドラゴンが本格的に出てくるので、竜王としてのゲドの格好良さが際立つ。

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    2024年07月19日
  • アースシーの風 ゲド戦記6

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    読む力が落ちてきていて、物語の情景をありありと描けなくなっているのを感じる。
    ちょっと無理をしながら、時にこの人誰だっけと諦めながら読み進めた。
    失うことは得ること。
    裏と表の存在。世界は均衡。
    愛おしい日常。そばにいる大切な人。
    そんなメッセージを受け取った。読めてよかった。

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    2024年02月17日
  • 帰還 ゲド戦記4

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    一巻を若かりし頃に読んで、これもしばらくしてから読んで、今、人生を一周した初老の女性のものがたりを同世代の視点で読む。読書はいつ読むかも大事で、面白いなあと思う。
    大賢人だった過去をもつおじさんのゲドも愛おしい。
    テルーの傷も、己と重なる。
    続きも楽しみ。

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    2023年11月22日
  • さいはての島へ ゲド戦記3

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    歳をとり、描写をおりありと思い描くことがかつてのようにできなくなった、面倒がるようになったことを感じる。それでもなお、ぼんやりとしたイメージで捉えつつも、最後まで読まずにいられないアレンとゲドの冒険と戦いの記録。
    古びることのない警句に問いただされる気分に幾度もなった。
    次巻も楽しみ。

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    2023年10月25日
  • 影との戦い ゲド戦記1

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    ハリーポッターの児童書みたいなかんじ。自分の中の負の面を影という形で表すのは、より存在を強調させ、わたしたちにも認識させる。ただ、私達がより快適にと世界を変えることは悪いとこではない。

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    2023年07月20日
  • アースシーの風 ゲド戦記6

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    第5巻の『外伝』を除いて、これが最終巻とのことだが、やはり蛇足のような印象は否めない。第3巻までで物語を閉じたほうが自然であったろう。

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    2023年01月19日