さいはての島へ ゲド戦記3

さいはての島へ ゲド戦記3

ロークの長としてアースシーを治める大賢人ゲドのもとに、ある国の王子が知らせをもってきた。彼の国では魔法の力が衰え、人々は無気力になり、まるで国中が死の訪れをじっと待っているようだと。一体何者のしわざか。ゲドはアレン王子を連れ、見えない敵を求めて旅立つが、なかなか正体はわからない。ゲドは覚悟を決める。

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ゲド戦記 のシリーズ作品

1~7巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~7件目 / 7件
  • 影との戦い ゲド戦記1
    902円 (税込)
    大魔法使いオジオンに、才能を見出された少年ゲド。自分に並はずれた能力がそなわっていることを知ると、魔法の力にさらに磨きをかけようと、魔法の学院に入る。得意になった彼は禁じられた呪文を唱え、自らの〈影〉を呼び出してしまい、〈影〉との果てしない戦いに引き込まれていくことになる。大賢人ゲドの若き日の物語。
  • こわれた腕環 ゲド戦記2
    836円 (税込)
    魔法使いのゲドが〈影〉と戦ってから数年後、アースシーの世界では島々の間に紛争が絶えない。ゲドは平和をもたらす力をもつという腕環を求めて、アースシーの東、アチュアンの墓所へゆく。墓所を守る大巫女アルハは、幼い頃より闇の者たちに仕えてきたが、ゲドとの出会いによって、自らの世界に疑問を抱きはじめる……。
  • さいはての島へ ゲド戦記3
    946円 (税込)
    ロークの長としてアースシーを治める大賢人ゲドのもとに、ある国の王子が知らせをもってきた。彼の国では魔法の力が衰え、人々は無気力になり、まるで国中が死の訪れをじっと待っているようだと。一体何者のしわざか。ゲドはアレン王子を連れ、見えない敵を求めて旅立つが、なかなか正体はわからない。ゲドは覚悟を決める。
  • 帰還 ゲド戦記4
    1,012円 (税込)
    ゲドの故郷ゴント島で一人暮らすテナーのもとに、大やけどを負った少女と、いまや魔法の力を使い果たしたかつての大賢人ゲドが、吹き寄せられるようにやってきた。やがて3人はいっしょに暮らすようになるが、それぞれの過去がこだましあい、領主の館をめぐる陰謀にしだいに巻き込まれてゆく。
  • ドラゴンフライ ゲド戦記5 アースシーの五つの物語
    1,122円 (税込)
    平和の訪れたアースシーで、自分の持つ力をつきとめるため、大賢人不在の魔法の学院ロークへやってきた、ある少女の物語「ドラゴンフライ」。アースシー世界を鮮やかに映し出す短篇「カワウソ」「ダークローズとダイヤモンド」「地の骨」「湿原で」。さらに作者自身による詳細な解説を収録する。『ゲド戦記外伝』を改題。
  • アースシーの風 ゲド戦記6
    924円 (税込)
    故郷の島ゴントで、妻テナー、顔に大やけどを負った養女テハヌーと、静かに余生を送るゲド。そこへハンノキというまじない師が訪れ、物語は再開する。ふたたび竜が暴れ出し、緊張が高まる。テハヌーは、レバンネン王に王宮へ呼び出され、重要な使命を与えられるが……。アースシー世界を救うのは、いったい誰か。
  • 火明かり ゲド戦記別冊
    990円 (税込)
    まどろみながら彼は,はてみ丸のことを考えていた.あの小さな舟で旅した日々を――.作家の没後に公表された〈ゲド戦記〉最後のエピソード「火明かり」.ほか,未邦訳短編「オドレンの娘」,『夜の言葉』よりエッセイ3編,講演「「ゲド戦記」を“生きなおす”」などを収めた,日本語版オリジナル編集による別冊.解説=中島京子

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

さいはての島へ ゲド戦記3 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「死を拒絶することは生を拒絶することでもあるんだよ。」
    死を拒絶するクモと生きる気力を失うアースシーの人々。果たしてゲドとアレンは世界を救えるのか!?
    個人的には指輪物語やナルニア国物語よりもこちらのほうが好きです。ジブリのゲド戦記が嫌いで本を読まないのはもったいないです(´▽`)

    0
    2024年06月30日

    Posted by ブクログ

    夏読57冊目。
    #ゲド戦記 シリーズ3作目。
    この本が、映画の大筋となっている。
    アレンは相変わらず不安げだけど、成長が楽しみ

    0
    2023年08月28日

    Posted by ブクログ

    読み終えて、涙が溢れて来ました。
    こんな気持ちにさせてくれる本に出会えて感謝です。
    これから帰還を読みます。

    0
    2023年06月01日

    Posted by ブクログ

    どうして、ゲド戦記を読むとこんなにも心が揺さぶられるのか。生と死を真っ正面から見つめることの恐ろしさを感じて、しかし登場人物と共に、それと向き合い、「生きる」ことを選び取っていく勇気をもらえるからなのだと思う。
    生きていくことはこんなにも難しく、また恐ろしく、そして勇気のいることなのだろうと。自分た

    0
    2020年01月11日

    Posted by ブクログ

    一貫してこの作者は自主性を貫いて
    けして脅しや不安恐怖による命令で
    人の心を奪って自分の思惑で物事を動かし
    無理強いした解決を良しとしない

    浅知恵であろうと怯えからであろうと
    本人のその時その場の意思と選択を尊重し
    むしろこの物語の主人公の成長を可能にするために
    自分の肉体を提供しようとすらしてみ

    0
    2014年11月12日

    Posted by ブクログ

    ゲド戦記第三巻。

    …苦戦しました…お好きな方には申し訳ないですが今回けっこう辛口感想です。

    決して単調なお話ではないはずなのに、文章がとっても静謐で、しっかり気を張って読まないと心が他所へ彷徨い出しそうになっちゃう(つまり集中するのが難しかった)

    ネタバレしつつ感想言うと、要するに「地獄めぐり

    0
    2025年11月12日

    Posted by ブクログ

    いやはやこれは凄い。

    これが児童文学ってジャンルなのは本当か。本当なのか。私には禅問答だったり哲学だったりのルグウィンさんの思う世界の有り様のようなお話と思う。これ全世界の子供が理解できるのか。

    今回はアレンという若き王子の物語。テナーの巻もそうだった。若き者の驕り~己の事を知り成長する過程が、

    0
    2025年03月30日

    Posted by ブクログ

    相変わらず渋い展開というか、何をしたいんだか分からないままに旅を続ける、自分探しをするヒッピーみたいな生き様が良くも悪くも全く盛り上がらん。わけで。
    とはいえ片やもう死んでる爺さんと、イメージ的には50歳を過ぎたくらいのオッサンという誰向けやねんという年齢設定の中にお姉様も満足的な美少年を付け加えて

    0
    2024年08月13日

    Posted by ブクログ

    とても難しい。難しいからこそ、ゲドの元へ来た王子アレンを通して、読者は問答をしながら答えを探しているような気がする。
    物語全体としては、1巻と同じく目に見えない漠然とした恐怖、いつ魔法がなくなるかわからない不安というものがあって、本当に少しずつ糸口は見えてくるのだけれど、掴めるようで掴めない闇だから

    0
    2024年06月03日

    Posted by ブクログ

    スタジオジブリによって映画化された作品。
    とても面白い。 個人的にはゲドが少し老いていて残念だったが、読みやすかった。
    ラストシーンは時間が経つのも忘れて没頭してしまった。
    映画の内容とは異なるシーンも多々あるため既に映画を見たという人も楽しめる。

    0
    2023年06月03日

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