アーシュラ・K.ル=グウィンのレビュー一覧

  • 影との戦い ゲド戦記1

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    不評価だったジブリアニメと全く違い、面白かった。母親を知らず我儘に育ったダニーだが、女呪い師に教えられた魔法の呪文で、魔力を操れるアビリティを強く持った稀に見る少年だった。
    ある日、侵略者ガルガドの兵士を魔法で追い返し、廃人のようになるが、オンギンに助けられて、真の名〈ゲド〉を授けられる。普段はハイホーク(ハイタカ)と名乗る。ある傲慢さから悪霊を呼び出し、その影から逃げる旅を続け、その途中でエクス・アクべの腕輪のかけらを託される。親友・エスカリオルの助けで、影と対決することになる。
    寒さと暗い情景、孤独との戦い。
    虜になってしまいました。

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    2022年03月29日
  • 影との戦い ゲド戦記1

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    「映画とベツモノすぎる!!」が最初の感想です。
    宮崎吾朗監督のジブリ映画を最初に知っていた分、驚きました。あれは原作から舞台と設定、名前を拝借した全く違う作品です。
    ル=グウィンが怒ったのも納得…


    主人公が背負った運命から、美しい文体に惹き込まれ、ページを捲る手が止まりません。
    “真の名”を教えてはいけない…はここからきていたんですね。
    誰もが抱えている自分の「闇」との闘い。それは年をとっても付き纏い、向き合うことになる。
    普遍的なテーマで、子供から大人まで楽しめる作品だと思いました。
    このままシリーズ一気に読破したいです。

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    2022年01月19日
  • 影との戦い ゲド戦記1

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    久々にファンタジーにのめり込んで夢中で読んだ。
    長い旅だったが、最後の結末に、なにか自分と重ねてじわりと染み入るものを感じた。
    2巻を読むのが待ち遠しい。

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    2021年10月19日
  • 影との戦い ゲド戦記1

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    何度目かの再読。
    にもかかわらず、忘れすぎてて普通にドキドキしながら読めた。
    以前同様、世界の均衡や、光と影など響く言葉がいくつかあったのだけど、学んだ陰陽五行思想と合致するところが今回はたくさんあり、より面白さを感じられた。さいはての地へ向かう冬至の説明は、そのまま天中殺だったし。光と影は陽と陰。一極二元論。
    自然界をありのまま、じっくりと眺めたひとに見えてくる自然界のルールというものがあり、それが陰陽五行なのかもしれない。とまさかの感想を持てた。
    文章も翻訳も素晴らしく、何度でも読み返したい小説のひとつ。

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    2021年05月10日
  • アースシーの風 ゲド戦記6

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    子どもの頃から読み続けて
    遂に大団円。感慨深い。

    読む度に発見があり、
    最終感はローク的な価値観も相対化されている。
    著者が常に現代を意識しながら
    書き続けてきたからか?

    著者も、鬼籍に入り
    もう本当に続きが書かれないのが残念

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    2021年01月11日
  • さいはての島へ ゲド戦記3

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    どうして、ゲド戦記を読むとこんなにも心が揺さぶられるのか。生と死を真っ正面から見つめることの恐ろしさを感じて、しかし登場人物と共に、それと向き合い、「生きる」ことを選び取っていく勇気をもらえるからなのだと思う。
    生きていくことはこんなにも難しく、また恐ろしく、そして勇気のいることなのだろうと。自分たちの生きるこの世界の大きさを目の当たりにしたようでとても恐ろしいのだ。そしてそれを選び取る自由は私自身の中にあるということ。自由って恐ろしい。その上で、強く自分を生きることを選び続けること。ゲドへの敬愛と共に私もこの生を生きるのだ。

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    2020年01月11日
  • 影との戦い ゲド戦記1

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    ネタバレ

    ことばは沈黙に
    光は闇に
    生は死の中にこそあるものなれ
    飛翔するタカの
    虚空にこそ輝ける如くに
    『エアの創造』


    この言葉の意味を、最初はオジオンから、そして学院での長たち、自己顕示欲とそれに伴う失敗からゲドと共に少しずつ感じ取っていった。そしてラストシーン。それを本当に自分のものにできたような気がして、これがあれば彼のように自分の生を生きていけるような気がして、涙がでた。
    一読だけでは、あまりにもゲドの心の成長が早すぎて私の心の成長はまだ完全についていけてはいないのだと思う。しかしだからこそこの物語は私にとっての希望の光、さらには人生の師として心の中にあり続けるだろう。
    オジオンが、ゲドが好きだ。

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    2024年02月04日
  • 帰還 ゲド戦記4

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    ネタバレ

    「こわれた腕輪」のテナーとゲドが再会する話。
    あの話で二人は確かに惹かれあっていたんだな、とわかる。
    テナーが結婚したと知った時にどう思ったか?という話題で、ゲドは「がっかりした。」と答えている。テナーは魔法使いになるのをやめたことだと思ったみたいだけど、私は恋愛としてでは?と思った。
    それから、テナーが使った食器を下げない問題で息子にがっかりしたり、ロークの魔法使いが女を大賢人にすることを考えもしない辺りにイラついたり、女性から見える世界に共感してしまった。
    ゲドは魔法と冒険に夢中になれたのと対照的。

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    2019年10月18日
  • ドラゴンフライ ゲド戦記5 アースシーの五つの物語

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    ネタバレ

    ゲド戦記、アースシーを舞台にした短編集だが、これは4と6と同時進行で読むか、4、5、6と順番に読むのがいいかもしれない。
    作者がどうしてフェミニスト作家と呼ばれるのか、よくわかった。フェミニストといっても、エコロジカルフェミニストという範疇にはいるのではないだろうか。
    女をどう描くかというのは常に挑戦のようなものではないかと思う。女の描き方は画一化されていたり、変に理想的だったり、添え物のようだったり、ヒロイン、登場人物として魅力的、オリジナリティがある人物像を描くのは難しいと思う。
    しかし、ル・グウィンの描く女たちはどうだ。ファンタジーなのにリアル。等身大なのに奥底に何かとても価値があるものが秘められているような感じがする。どの女もそうだ。

    「ドラゴンフライ」のアエリアンもそうだが、女は待ち、受け入れ、導き、そして自分だけで完結することもできれば、仲間とつながることもできる。根のように大地に広がり、揺るがない。支配ではなく連帯、男とでさえもそういうことができる。男は有史以来、女の支配しか頭になかったのに。
    そういう不条理とそこからの脱出、解放を書いたのが、女の側から見たゲド戦記かなと思う。ゲドという英雄の物語ではあるものの、その英雄さえ魔法の力を失ってただのおじさんになり、力があると思われていた知の拠り所ローク学院が、実は女によって作られて女によって救われるっていうのが、象徴的である。現実の世界でままならないことをファンタジーの世界でやってのけ、かつそれが実現することを夢として描き出すというのは、まさに文学的だと思った。

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    2018年02月24日
  • 帰還 ゲド戦記4

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    ネタバレ

    3冊目のゲド戦記から16年後に発表されたゲド戦記4番目のお話。訳者の清水さんが書いているように、竜の親分カレシンに乗ってゴント島に帰ってきたゲドを迎えたのは、2巻目でゲドとともにハブナーに伝説の腕輪を持ち帰ったテナーだった。
    この巻は、そのテナーが再び主人公になり、養子に迎えたテルー、そして一切の魔法を失って普通の中年男になったゲドが脇役となる。
    3冊目までの冒険小説ぶりとは全く違う内容なのだが、まず驚くべきことは、この話の主人公が40過ぎの中年の未亡人だということだ。どこが少年少女向けの小説なのか。私は中年女だから、このテナーのぼやきやら疑問やらが手に取るようにわかるが、若い人にはたぶん全然ピンとこないと思う。

    相変わらずの対比、物事の相対化がすごい。この巻では、対比は男と女、そして知とそれ以外のもの、いわば生活のようなもの、が相対化して現れている。明らかにフェミニズム的な観点から描かれた小説である。

    女が手仕事やら様々の家事仕事、女まじない師たちが司ってきた出産や葬式などの儀式が、ここでは肯定的に、なくてはならない生活の一部として描かれている。またそれを動かしてきた女そのものへの愛も感じられる。

    知の象徴であることばは、つまりことばを操るアースシーでの魔術は誰のものであるか。男が元来占有してきたことばの世界とは、また別の世界、同じように大切で尊い世界を担っているのは誰か、というのがはっきり浮き出てきた感じだ。

    こういう対比を全体としてドラマ仕立てにして提示できるというのは、相当の力量だと思う。書くという技術もすごいし、またストーリー展開もテルーという謎の子供を登場させることで俄然面白くなる。
    テルーは、どうやら男女やら知と生活やらの対比の世界とは違うところにいるらしい、というのは最期のほうでわかるわけだが、それから5巻目に続く展開が楽しみでしょうがないという気分になって終わるところもすごい。

    それにしても、3巻までのゲドの活躍ぶりとは打って変わった、ゲドの普通の男ぶり・・・。大賢人の見る影なく、しょんぼりと生きてるところをテナーの愛に救われるというのがまたいい。これで二人は同等の人間として愛し合うことができるようになったわけだから。

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    2018年02月14日
  • 帰還 ゲド戦記4

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    このゲド戦記シリーズは大魔法使いの一生の中で一貫して
    人間世界がもたらした視野の狭い知識と知恵と所有意識によって
    自然界の調和した食物連鎖に見る営みからはみ出した
    人間の強欲と対立関係が必要とする嘘と秘密による暴力と
    イジメ真理からなる無理心中とも言える共食い問題について
    文化的な無限なるモノとして掘り下げている

    この自滅的問題を逆手に取ることで自分とその環境が不安恐怖に陥り
    全体観を見失っているという事実を知って
    自らの意識をもって自然界の真理を解き明かし
    自律へ向かう集いの道を切り開けるようになっている

    このパラドックスこそが
    無限なる全体観と有限なる部分からなる自己簡潔構造が示す
    この世の有り様なのだろう


    これは空想大冒険物語のメルヘンであると同時に
    正しくリアルな知識と知恵を取り込んだ人間社会が抱える
    大自然と遊離する対立と暴力の問題を取り上げた
    ドキュメントの要素を十分に表現してその解決策を模索している
    大人にとっても最大の難問を提示し
    子供と対等な立ち位置に立って正面から取り組んでいる

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    2014年11月20日
  • さいはての島へ ゲド戦記3

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    一貫してこの作者は自主性を貫いて
    けして脅しや不安恐怖による命令で
    人の心を奪って自分の思惑で物事を動かし
    無理強いした解決を良しとしない

    浅知恵であろうと怯えからであろうと
    本人のその時その場の意思と選択を尊重し
    むしろこの物語の主人公の成長を可能にするために
    自分の肉体を提供しようとすらしてみせる

    この自主性の村長こそが全体観につながる
    調和を目指すことで
    どの部分にとっても最善の喜びへ向かう旅になることを
    意味しているのだと伝えたいようだ

    何かを決断するときには
    「ある」と「する」のどちらかを選ばなければならない
    そこに「ある」人生に添うことと
    何かを選んで「する」人生に踏み出すことの
    どちらかを常にイヤでも選んで行かなければならない
    つまりどちらにしても選ぶことから始まっていく
    そして何かをすることから何かをすることへと
    大きな変化を迎えるときの踊り場では
    ソコに「ある」人生に身を任せながら
    咀嚼する時間を必要とする(63ページ)

    歪むことで流れを生み出し学ぶことを
    可能にしているこの世だけれども
    歪み過ぎた時に自己修復する治癒力によって異変が起こる
    又コレとは別の利己的で邪悪な欲望によって
    自然に見せかけた密かな思惑による異変もある

    この飴と鞭で心をくすぐる異変を利己心を離れた心で
    全体を加味する冷静さで見つめることは難しい
    本文より(65)
    「まちがいではないさ。しかしただ行きたいと思うだけではなく、例えば限りない富とか・絶対の安全とか・絶対の命とかを求めるようになったら、その時人間の願望は変わるのだ。そして知識がその欲望と手を結んだら、よこしまなるものが立ちあがる。そうなるとこの世の均衡はゆらぎ、破滅えと傾いていく」

    これは学問とか宗教とか魔法とも同じことで
    性善説をとるか性悪説を取るかが問題になる

    「恥を知るものにこそ栄光がある」(66〜67)

    「ソプリは死を求めていたのでない。死にも生にも背を向けて安心を求め死の不安に終止符を打ちたかったのだ」
    「でも、死を超えて生に通じる道があるはずでしょう。私達はそれを求めているしあなたはそれを知っているでしょう」
    「ワシは知らん。勿論彼らが探していると思っているものが何かということは知っている。だがそれが嘘だということも知っておる。いいかソナタはいつか死ぬ。永久に生き続けることなどない。俺等は幸いな事にいつか必ず死ぬことを知っている。これは人間が天から授かった贈り物だ。そなたは一つの波を救うために、自分を救うために海を鎮め潮の流れを止めようと思うかい?永久の身の安全を得るためになら、持っている技を放棄し喜怒哀楽の情を放棄し太陽の輝きを見られなくなってもいいとおもうかい?」「生を拒否することによって死を拒否し、永遠に生き続けるという!だがな、ワシは絶望から発した勧めなど受け付けない。」「そなたの生身の人間としての恐怖がそなたを引っ張っていく所に行き着かなければならない」(201〜)
    「わしらの心の中には裏切り者がひそんでいる。そいつの囁きがわかるのはほんの少しの人間だけだ。魔法使いとまじない師に吟唱詩人と職人たちと英雄がいる。自分自身であろうと務めている人だ。自分であることは偉大なことだ。だが永久に自分自身であることはどうなんだろう?」
    「不死を願い気持ちが強いほどその魂が健康だとも言える。」
    「よこしまな王が支配し人の術は忘れられ詩人が言葉をなくし皆盲になる。今がこの状態だ。この世では二つのもの、相対立するものが一つのモノを作り上げている。万物の影。光と闇。天の両極。そして生は死から死は生から生まれている。対立しながら求め互いに生を与え合い、永遠に蘇りを続けていく。だとすると変わること無く永遠に続く生とは?死を他にして何がある?」
    「誰が許す?誰が禁止する?(誰が善悪を決める?)」(224〜)
    (自分以外に決定をくだし責任をとれる者などいないだろう)

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    2014年11月12日
  • アースシーの風 ゲド戦記6

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    玉石垣で有名な八丈島で、石垣の上に腰掛けて読みました。

    生死の国を分ける石垣。
    アースシーとは違う風にのって西へ行くとたどり着く死者の国。
    東の、最新技術の魔法は遅れてるけれど太古の力の残る国から渡ってくる輪廻思想。

    3巻目から登場するレバンネンの葛藤がいいです。
    王子と慕われ、優れた王として治世をおこなってますが、表面を取り繕いつつ内面は些細なことを他人のせいにしていらっとしてる。
    皇女に対する蔑みと恋心を混乱させてる風情。

    抽象的な描写の大円団だけど、落ち着く場所に落ち着いてるし、これで本当に最終巻だなって思います。

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    2013年09月21日
  • ドラゴンフライ ゲド戦記5 アースシーの五つの物語

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    外伝と言いつつ、6冊目「アースシーの風」につながってます。
    ひとつひとつの小さな短編にも、著者が全力で立ち向かってるのがよくわかります。これぞファンタジー。

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    2013年09月21日
  • 帰還 ゲド戦記4

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    が、それだけでは十分ではなかった、正義と真実とでは。正義と真実との先にまだ何か、隙間とも、空白とも、深淵ともいうべきものがあった。

    ゲド戦記4巻目。
    相変わらず完成度が高いわ~。児童書というより哲学書に近い。

    地に足をつける。
    女の生きかた。
    距離があってこそ愛することができる肉親。
    偉大な人物では手に入れられないもの「幸福」。

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    2013年08月22日
  • アースシーの風 ゲド戦記6

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    ネタバレ

    ゲド戦記最終作。

    アスーシー全体の成り立ちや竜と人間の関係性等
    1つ1つの謎が解き明かされていく。

    常に物語の中心にあったはずのハード語圏が
    そういう場所だったのかと、気づかされた時に
    やられたなーと思った。

    この話のあと、人は人として生きていくのか
    すごく気になるところ。

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    2012年11月10日
  • 帰還 ゲド戦記4

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    今は、多分、この巻が一番好きだな。誰も彼も弱くなっていて。弱りきっていて、寄り添ったり、そっと見守ったりしている。力とか男とか女とか不条理だとか恋だとか愛だとか・・・・呆れるほど盛りだくさん。「子どもであるということ」まで描いてる。読む側にも準備ってものが要ります。

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    2011年07月21日
  • アースシーの風 ゲド戦記6

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    こっちでもドラゴンフライになってるんですねぇ。
    この、”物語が終わった”巻がものすごいです、ホントに…!

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    2009年11月07日
  • こわれた腕環 ゲド戦記2

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    どんなときにも穏やかなゲドの姿がテナーの心を動かした。ゲドの成長を見ることができて、嬉しい限り。テナーの行き先が本当にうれしい☺️

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    2026年07月26日
  • さいはての島へ ゲド戦記3

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    ゲド戦記第三巻。

    …苦戦しました…お好きな方には申し訳ないですが今回けっこう辛口感想です。

    決して単調なお話ではないはずなのに、文章がとっても静謐で、しっかり気を張って読まないと心が他所へ彷徨い出しそうになっちゃう(つまり集中するのが難しかった)

    ネタバレしつつ感想言うと、要するに「地獄めぐり」というか「黄泉平坂」というか…まあ、生と死の狭間の話ですね。

    きっとゲド戦記の、アメリカ人が書いたのにどこか東洋っぽい感じが人気なのかなと個人的には思ってます。そういう世界観を味わうにはいいんだけど、なんだか新鮮味に欠ける気がしちゃいました。たぶん後世の作品にこの作品の要素がバンバン入っちゃってるから、それを先に読んじゃってるからなんだろうなとは思います。

    続編もあるとのことだけど、とりあえず三部作読んだから満足です。

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    2025年11月12日