中村明日美子のレビュー一覧

  • ウツボラ 2巻

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    「今の時代に生かされながらも次へつなぐことのできない自分は最初から死んでいたのかもしれない」ウボァ

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    2012年06月23日
  • ウツボラ 2巻

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    最後まで読んでも、だれ?どっち?どうして?と謎が深まるばかりでしたが、間違いなく名作です。
    文学的な側面は他の方が絶賛してるのでおいといて、俗っぽい目線から。

    溝呂木先生が情けなくてかっこ良くて卑怯です…!
    老成した作家と見せかけて、ヒゲを剃った後の顔や過去を見ると、実は多分40代くらい…?
    一番初めに「藤乃朱」を会ってから◯◯されるシーンなんかはゾクゾクします。
    中村明日美子さんの描く官能的なシーンはなんて艶かしくて美しいんでしょう。

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    2012年06月22日
  • ウツボラ 2巻

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    一気に読んでしまった。ネタバレになってしまうから多くはここでは書かないことにするけど、とにかく一気に読んだ。すごく独特の世界なので好き嫌いは分かれると思う。いろんな伏線を辿りにもう一度読みたい。

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    2012年06月04日
  • ウツボラ 2巻

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    うーん、うーん…面白かったんだけど
    わからんー。
    結局自殺したのはどっち?

    と、考え込んでいるのは自分だけではなかったようなので
    ちょっと安心(笑)

    きっと解釈はいろいろあるんだと思う。
    それでいいってことで。

    絵はいつものようにエロティックで素敵。
    どっぷりと浸らせていただきました。

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    2012年06月02日
  • 空と原

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    まるで児童文学のカバーの様な何とも言えない表紙…。『同級生』から読んでいる身としては、読んで思った事はいっぱいあるが、本を閉じた時に一番に感じたのは、ソラノは読者の代弁者だな、と。永遠の当て馬と言う不名誉(笑)な二つ名を持つハラセンを、なんとか幸せにして欲しい、と思った誰もが、作中のソラノのようにハラセンを愛おしいと思った事だろう。
    佐条ぉ~(*μ_μ)イヤン…♪って具合になり、十代のハラセンに・:*:・(●´Д`●)ウトーリ・:*:・となり、\(≧▽≦)丿\(≧▽≦)丿ソラノ!! ソラノ!!となり、最後はヽ(*゚▽゚)ノ バンザーイ♪…で、表紙裏で(*≧∇≦)ノ<おめでとーっ!!な『空と原』でした❤
    正直、有坂先生には好感が持てない。この人の本質は、性的に未成年に惹かれる傾向にあり、それはモラル的にもあまりよろしくない傾向だと思う。それを恥じながらも抑えきれてない部分に、精神的な弱さを感じるし、ハラセンにとっては、この先生との間にあった事が幸せな結末であれば、ソラノに出会うまでの「永遠の当て馬」的な生き方しかできない彼を作らなかっただろう。擦り込んでしまった原因になっていると思う。佐条に惹かれたのも、有坂の存在が過去にあったからで、高校時代以降のハラセンを支配してしまっている。先生と学生の恋愛ものがあまり好きじゃないのは、性的に未熟な未成年に惹かれてしまう、と言う事の社会的なタブーを犯す勇気が、成人側にあればまだいいのだが、どこまでもずるく逃げるのであれば、二重の意味で(同性愛傾向・未成年者に対する性的欲望を覚える性質)ハードルが高い所を「乗り越えよう」と言う気がいが感じられないからなぁ。多感な思春期真っ只中の学生の方は、その後の人生を大いに左右されると言うのに…と言う気遣いは、やはり大人側が背負わなければならないと思う。ソラノと出会って、ハラセンはようやく過去の呪縛から解き放たれた、と思われるので(有坂に似た子を好きになったんではなく、と言う面でも)ハラセンに関しては本当によかった、と思った作品だった。有坂も、やっぱり彼は「教え子」に惹かれているが(これは性癖、と言う部分だろう)、響からは逃げないで向き合ったと言う結果になるから、なんとか私の中でも消化できた。

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    2012年11月05日
  • ウツボラ 2巻

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    1,2巻読み終える。

    購入を躊躇って、本を握りしめていた過去の私に言ってあげたい。
    さっさとレジへ行きなさい!(笑)

    なんて凄い引力!
    息つく間も惜しく、夢中で読む。
    謎の真相に追い付きそうで、置いてけぼりをくらい、読み進め、読み返す。

    あっちとこっち。
    主観と客観。
    境目の危うさ。

    真相の解釈は難しいです。
    が、魅力的な登場人物の言動に胸が苦しくなり、凛としたラストに心を持っていかれました。

    本当に読んで良かった。
    ようこそ私の本棚へ(笑)

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    2012年05月29日
  • ウツボラ 2巻

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    ダメだ…非常に混乱している…
    話の軸は至極明快なはずなのに、そこに複雑に絡み合う個々の想いと、圧倒的な見せ方とで、わけがわからなくなってしまう
    このウツボラという作品は作中に出てくる「ウツボラ」をなぞっているのかな…?
    かといって「ウツボラ」がノンフィクションなわけではなく…

    作家、溝呂木舜はいろいろな形でたくさんの人間に愛されていたということはわかった
    「次」につなげられない溝呂木だからこそ、作家としての生き方、そして死に方を選んだのかな
    溝呂木が「次」へとつなげる人なら、一番大事だった人を一番幸せにできたのかもしれないと思うとちょっと切ない
    そしてその溝呂木が一人の女(正確には一人ではなく二人かな?)を救う
    「次」につなげない男が「次」につながるものを救う、結果的に「次」をつなげたところには痺れたね
    溝呂木は多分アレだよね…?辻と「桜」の描写はそれを示してるんだよね…?
    「桜」のお腹の子の父親は多分辻だよなぁ…?
    「桜」は結局、「朱」になった秋山富士子を演じてたってこと…か?
    富士子=藤乃朱で「藤乃朱」、つまり溝呂木の作品の中の人間になりたかったってことだよ、ね?
    …と考えたけど、ううん、難しい
    また何回も読む内に解釈も変わりそうだ
    読む人によって解説の幅がある作品てのは素晴らしいよね

    登場人物の心情描写が生々しくて、どれも理解できるんだよなー
    コヨミが健気でかわいいこんな嫁がほしい
    先生の髭剃り後は男前すぎるが、「朱」にいいようにされてた先生エロくて萌える

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    2012年05月27日
  • ウツボラ 2巻

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    ネタバレ

    作画も然ることながら、ストーリー展開とコマ割りが上手な作家さんだと思いました。
    ページめくったら突然、恍惚とした少女の顔とか。


    最後のお子は先生の子だよね。

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    2012年05月23日
  • ウツボラ 2巻

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    最高のエロ漫画だった。

    エロスを突き詰めると結局はタナトスになってしまうって、たしか写真家のアラーキーも言っていたけど。

    これはたぶん「幸福論」なんじゃないだろうか。

    生の情動と、死の情動。追加されたエピローグのラストカットには、この相反する二つを同居させた象徴のシルエットが、強く美しく描かれている。

    ジャンル分けは難しいが、やっぱり端的に「エロ漫画」が相応しいと思う。

    作者の方、見事な完結ありがとうございます。至福でした。

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    2012年05月21日
  • ウツボラ 2巻

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    素晴らしい....

    今のところ私適に今年一番の漫画ではないだろか?

    とにかくお薦めの一作です!

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    2012年05月19日
  • ウツボラ 2巻

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    中村明日美子ってわりと何でも描けちゃうのねって思っていたところだったけど、初期ファンが好きな魅力を詰め込んだ作品かと。完結してよかった。

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    2012年05月17日
  • コペルニクスの呼吸 1巻

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    ネタバレ

    絵が凄く好きです。
    シンプルな感じがするのに、読んだ後の充実というか、重たいものがずしっときました。

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    2012年05月14日
  • ダブルミンツ

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    「同級生」で好きになった明日美子さんですが、これを読んで更に大好きになりました(-´∀`-)、
    両極端な作品ですがこちらはダークサイド。破滅への狂気の愛を暴力、セックスふんだんに描かれていますが、相変わらず美しい筆致で絵がアートな為下世話ないやらしさはありません。むしろラインでここまで表情のセクシーさやエロティックな描写を表現出来る希少な作家さんです。ミツオが桃を囓りながらみつおの断髪式のビデオを見るシーンは本当ゾクゾクしました。エロシーンよりエロい!!ラストも大好きです。最後のミツオの表情に泣けます(oTヘT)ドMの攻めにここまで萌えたのは初めてかも。

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    2012年06月26日
  • ウツボラ 2巻

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    そして5月に出る2巻・完結編に期待
    5/17追記:買って読んだ。傑作である。が、もひとつよくわかってない気がする。細かい伏線もいろいろあったように思うので1巻から読み直してみなければ。でも巧い。巧すぎる。

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    2012年05月19日
  • 卒業生-春-

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    最終巻
    三巻に渡り話の進み具合、画共々素晴らしかったです。最後の二人も二人らしく完結し、心温まりました。末永くお幸せに。

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    2012年04月26日
  • 卒業生-春-

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    吉田神社って、お参りしたら落ちるとこじゃないの?とか思いつつも。ラストの佐条くんの気持ちに泣けた。それにしてもハラセンの妄想はけしからんからもっとしたらいいよ。やー、このシリーズ本当によかった。純粋で丁寧で青春だった。素敵。

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    2012年04月05日
  • 卒業生-冬-

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    草壁の気持ちがすごくわかる、イヌのごはん待ちみたいだとか、何かしたい気持ちが自己満足なだけだとか、痛いくらいわかって、なんというか本当に心に刺さる描き方するなー。目が離せない。

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    2012年04月05日
  • 卒業生-冬-

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    BLって数こなしてないので何ともいえないけど
    自分の好みがあるとしたら
    登場人物が男の子であることに嫉妬を覚える
    ようなヤツだと思った

    そしてこれはそれにあたる

    空気感・透明感が秀逸

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    2012年04月04日
  • コペルニクスの呼吸 2巻

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    ミシェルとトリノスの関係性を見ていると「Jの総て」の原点っぽく感じたが、何より、トリノスが自分を取り戻す手助けをしたのが、元サーカスの団長で、トリノスを性的に翻弄し飼殺していた本人、と言う部分に不思議な感動が湧く。

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    2012年03月21日
  • コペルニクスの呼吸 1巻

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    この作品と「Jの総て」までは明日美子さんの初期作品の集大成なんだろうな。初期作品でこの独自性を貫いていからの「同級生」「あなどこ」に行くから凄い。共通しているのは、悲惨さを日劇で終わらせず、前へ向かって行く部分が描かれて作品が終わる、と言うところ。コミカルさえ感じる。

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    2012年03月21日