【感想・ネタバレ】Jの総て(3)のレビュー

あらすじ

君とふたりで、生きてゆく――NYでの失踪から1年半、「J」は流れついた刑務所で初恋の人・ポールとの再会を果たす。突然の再会に、戸惑いすれ違うふたりだったが…。運命の恋、カミングアウト、母親との邂逅...、マリリン・モンローに憧れ、自らのジェンダーに翻弄され続けた少年は運命を乗り越えられるのか―。「J」をとりまく絶望と愛の物語、ついに完結!“ふたりのその後”描き下ろしショートストーリーも収録。

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ネタバレ 購入済み

作者さん買い

読み進めるたびに苦しくて、悲しくて‥‥。
早く幸せなシーンがみたい!!
と思いながら読んでいました。

BLマンガが好きで読んでる身としては、こんなに考えさせられ、時代の流れを思い知らされる作品は初めてでした。

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2022年03月02日

Posted by ブクログ

モンローの死を契機に、視点人物はポール・アンダーソンへ。
新聞記者エドモント・クレモンスとともに、Jを助けようとする……否、自分の恋のためにもがく、その結果……。
ここで母という要素が加わり、どこかしら萩尾望都「残酷な神が支配する」をも思わせ。
いやー3巻でここまで。すごい。そして「ばら色の頬のころ」へ。

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2020年04月11日

Posted by ブクログ

こういった種類のシリーズは珍しい。最後まで読み終えた時に、やっと「ああ、読んで良かった」と思わされるのだ。読んでいる途中は、気分が重い。耽美的な作品、故にグロテスクなまでのエロス。もうやめてくれ。一体何度そう思っただろうか。しかし、後悔は決して起きない。不思議なまでの読後感である。最後は希望を感じさせる終わり方であり、それだけが救いである。

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2013年02月15日

Posted by ブクログ

3巻まで一気読み。
まとめて感想。

多分私たちの身近にはなくても、世界にはこういう現実が珍しくないくらいにあるんだと思う。
そう思えるくらい、リアルと甘美の狭間を漂った作品。
夢のように美しくも、儚いというには鮮烈過ぎたJ。

子供は親と生まれる環境を選べず、持って生まれたモノも選べない。
生きづらい人間は世の中にたくさん居るけど、それを善しとする生き方は一層生きづらい。
だからこそ、そんな風に自分の生き方を貫こうとしたJは愛しい存在なんだと思う。

初恋が実ったという綺麗な事実だけではないけれど、Jを幸せにしてくれたポールに感謝を。
ラストの夢のような幸せを、読み手にもおすそ分けしてくれた中村先生にも感謝を。

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2012年02月27日

Posted by ブクログ

2巻の後半あたりから、顔ぐっしゃぐしゃにして大号泣しながら読みました。明日美子先生の表現力は本当に素晴らしい。暴力的な、グロテスクな描写はなく、ただ綺麗なものだけが出ていれば、読んでるほうは勿論気持ちいいのだろうけど、それではここまで心揺さぶられなかったろうと思います。人間の「生き様」というものを、まざまざと見せつけられた。

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2012年02月19日

Posted by ブクログ

【BL】
第三巻 最終巻

色々あってドタバタしてでも最終的にJとポールがくっついて幸せになる回

こんなにまとめて軽く書いたけど、此の巻はとてもとても
感動するよ 涙が.....

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2010年11月14日

Posted by ブクログ

ちゃんと、ハッピーエンド。
ハッピーエンド至上主義ではないけど、Jが幸せになってくれて、よかった。
わたしは物悲しい結末に惹かれるいきものだけど、Jが幸せになってくれてよかった、とこんなにも思うのは、「風木」のジルベールが幸せな最期を迎えられなかったからかもしれません。
パクリだなんだという人もいるけれど、「風と木の詩」と「Jの総て」は、全然似ていない。
でも、どこか比べてしまうのは、わかる。
だからこそ、Jが幸せになってよかった、と思えます。

あと、なんだかいろんな方面から怒られそうだけれど、マリリンに憧れるJに、わたしはひどく憧れます。
マリリンに憧れるJになりたい。

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2010年11月02日

Posted by ブクログ

号泣した。
自分の感情と重なる箇所が多々有って、堪えられなかった。
あー、ほんと、せつなくるしいよかったよー。

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2010年02月11日

Posted by ブクログ

一番大好きな漫画家さんはたぶんこの人。Jは定期的に読み返したくなる作品。中村明日美子さんの作る作品の、ピュアなところやエグいところ、性に奔放なところ全部入ってる気がする。読んだあとは幸せになれる。

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2010年02月06日

Posted by ブクログ

先日オススメした『ばら色の頬のころ』の本編。
舞台は60年代アメリカ。
主人公はJと言うマリリン・モンローに憧れる少年で今で言う「性同一性障害」になるのかな?女言葉を話し女装してクラブで歌っていたりします。もちろん超美形。
1巻は『ばら色の~』の少し後の学生編。
2巻が歌手をしていた激動のNY編。
3巻が完結編。

周りの偏見や差別に傷つきながらも強く自分らしく生きようとするJとそんなJの総てを受けとめようとするポールの純愛に胸が痛くなります。
そしてラストの纏め方に脱帽。

っつかポール!!!!
ポール可愛いすぎる!!
73眼鏡の優等生のくせしてなんなんだよ!この純情乙女!
堪らん!押し倒したくなるほど可愛い!!(めっちゃツボでした/苦笑)

あとモーガンも好き。
この人が一番純情かも。
『ばら色の~』頃からずっとポールに片思い。
なのにJとの恋を応援しちゃったり、良いヤツ(ホロリ)

表紙絵がちょっと独特で苦手と思う人もいるかもしれませんが漫画は凄くシンプルな線でそれでいて柔らかくて本当に綺麗で惚れ惚れします。
あぁもう大好き!!

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2009年12月01日

Posted by ブクログ

Jがだいすきo
途中悲しくて読んでられなくもなるんだけど、
最初の幸せと最後の幸せに惹かれて何度も読むo
私と明日美子さんの出会いo

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2010年06月16日

Posted by ブクログ

これは、ほんともう、最後泣いた。
まじ泣きした。
痛くてしょうがなかった心が救われました。
ここまでどん底に突き落としといて最後に一気に持ち上げるって、すごいマンガ!

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

全3巻。マリリンモンローになりたかった男の子の話。
エロくてグロくて美しい。切ないけど可愛らしい。いろんな面で絶妙な作品でした。
60年代のアメリカの風潮も垣間見えて奥深かったです。
ハッピーエンドで本当に良かった。
絵は好き嫌いがあると思いますがいろんな人に読んで欲しい本です。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

Jがモーガンと刑務所にてポールと再会。よかった。
もうそれだけ。なんか本当にJが幸せになればいいなーとそれだけ考えて読み進めました。
ポールがやさしくてモーガンが優しくてJは繊細で、最後に見せてくれました。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

奇跡の大団円。素晴らしい。この物語の主人公は、本人が全く自嘲的にでなくあっけらかんと認めている通り正真正銘の「フリークス(化け物)」だけど、筆者は物語そのものを全く「フリークスショー」として描くつもりが無いのだ。誠実な描き手である。万人には薦めないけど、素晴らしい。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

読者を裏切らない最終話。耽美で繊細な描き方に魅了されます。
兎にも角にもJの早く咲き過ぎたマリリンテイストな人生が面白い。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

切ない。
Jが可愛い。
ポールがカッコいい。
明日美子さんの繊細な線と物語がマッチしすぎです。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

画像が欲しかったので敢えて三巻です。
絵自体が独特な上に、内容も濃いい。結構好き嫌いは別れる作家さんではないかと思います。
それでも私はとても好き。
本屋さんもなかなか置いていないので相当探し回る結果にはなりましたがね・・・
作者の言葉を借りるとかわいいおかまちゃんのお話です。
世間に認められなくても強く明るく生きている風を装うJの波瀾万丈な人生。
そんな仮面をかぶったような人生でも、必ず本当の自分を見つめてくれている人がいる、そんな愛する相手との恋愛漫画。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

完結です。ずっと最後はどうなるのかハラハラしてましたが無事ハッピーエンドでよかったです!!ポール良くやった!Jよ幸せに!!

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ポールは5年間もJを想い続けていたのか?と思ったけれど・・・。結果、ハッピーエンドで終わったから安心した。BL漫画は初めて読んだけれど、初めてが中村明日美子の漫画で良かった。

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2013年10月02日

Posted by ブクログ

NYでの失踪から1年半、「J」は流れついた刑務所で初恋の人・ポールとの再会を果たす。突然の再会に、戸惑いすれ違うふたりだったが...。
運命の恋、カミングアウト、母親との邂逅...、マリリン・モンローに憧れ、自らのジェンダーに翻弄され続けた少年は運命を乗り越えられるのか―。
「J」をとりまく絶望と愛の物語、ついに完結!
"ふたりのその後"描き下ろしショートストーリーも収録。
(出版社より)

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2013年05月05日

Posted by ブクログ

男だとか女だとか
そんなものは超越してしまって、
ただただ美しいとしかいいようのないものがある。

両親にすら愛されることを知らなかった少年は
貪るように愛を求め、
傷つき壊れながらも、
愛を知ることによって再生していく。

中村明日美子の画は繊細で華麗で
ひたすらに妖しく美しくわたしたちを魅了する

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2011年02月19日

Posted by ブクログ

誰かたったひとりでいいから愛してもらうにはどうしたら…

「もういいでしょ!?誰だってよかったの 何だってよかったの もうほっといてよもう…!!」

J だいすき

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2013年02月07日

Posted by ブクログ

なんか 少し 勇気が 出た。
途中何度もどうやってハッピーエンドに持っていくのかハラハラさせられたので、正直ものすごくホッとしたよ…

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

最近明日美子先生にやられっぱなしだなぁ…ほんと、人間描くのが上手いです。番外編から先に読んでしまったのでモーガンが好きすぎて困った。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

これ以上にないハッピーエンドでよかったよかった。
でももうちょっと毒っぽいのも期待してたんですよね。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

完結編。処でこの話、主人公の少年は父親にレイプされ、母親に目の前で父親を撃ち殺されたってトラウマ持ちなんですが、そういうのがお好きな人は萌え死にかねません。

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2011年09月08日

Posted by ブクログ

全三巻。
読んでみて、これはBLというよりオムニバスとか、サブカルチャーとかの本だなぁって感じた。まるで時代の一端を読んでいるような、マリリンモンローの影響力の高さとあの時代どくとくの儚さが絶妙に、濃密なほど混じってて惹きこまれていった。

出会えて良かった一冊。

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2010年08月26日

Posted by ブクログ

起承転結でいうと転の部分が大半をしめていて
しかもインパクトが強いので、特にラストのまとめ方に不満が残る。
もう少し、日常風景の描写がほしくなる。なんだか物足りない。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

これがまた、エロい。なんかよくわかんないけど、エロい。曲線美素晴らしい。漫画なのに美術画集を見ているような気分にさせられる。金髪の方が主人公です。昔のアメリカを舞台に性同一性障害の少年が世間の白い目に晒されながらただひとつの恋と信じた人の面影を胸に強く生きていくのです。恋した人は生きてるけど同性愛というものに嫌悪を感じているのです。なぜなら堅物だから。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

読んでみて思った以上の濃さにうっときた。エロい。BL。Jがかわいい。優等生に惚れる。不器用な不良とか。愛し。

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2009年10月04日

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