戸田裕之のレビュー一覧
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まぁそうなるだろうとはうすうす感じていましたが、「キングズブリッジ」という名前が出てきた瞬間は、感動がありましたね。これがやりたかったから、この作品を書いたまであるんじゃないでしょうか。むしろこれを一番最後に持ってきたほうが盛り上がったんじゃないかなぁ。
ウィンスタンの最後に関しては、ちょっと残念です。あんなに手ごわかったウィンスタンがああなってしまうなんて…。やはり知力と知力のぶつかり合いで決着をつけて欲しかった思いがありますね。とはいえ、あの情けない最後も悪者の行く末として、あるべき姿かもと思えます。
勧善懲悪で、めでたしめでたしという感じですが、敵の弱体化もあって、下巻はやや盛り上が -
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イギリスの政治家・作家ジェフリー・アーチャーの長篇ミステリ作品『運命の時計が回るとき ロンドン警視庁未解決殺人事件特別捜査班(原題:Over My Dead Body)』を読みました。
ジェフリー・アーチャーの作品は昨年9月に読んだ『まだ見ぬ敵はそこにいる ロンドン警視庁麻薬取締独立捜査班』以来です。
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スコットランドヤード警視総監への道を歩む刑事ウォーウィックが豪華客船の死体と未解決殺人の謎に迫る!
巨匠アーチャーが放つ、英国警察小説。
〈ウィリアム・ウォーウィック〉シリーズ第4話。
「著者インタヴュー」と「ウィリアム・ウォーウィックの極秘ファ -
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面白いのかどうか、いまひとつわからずに終わりました。。
後半、ロス・ホーガンが突っこんでいくー、とテンポが上がったところで、また別の場面になり、のりきれないまま、引きずられて終わった感じです。
読んでいる途中で感じたのは、アルセーヌ・ルパンのシリーズを思い出すなあということ。
集めた絵画を密かに飾る隠れ家、しかも秘密の隠れ場所。
変装して逃亡。
主人公であるはずのウィリアム警部の部分を読むより、敵対するマイルズが逃走する場面や、部下のロスが、糸が切れた凧のように独自の行動で犯人を追いつめていく場面の方が、面白いんですね。
冒頭の、主人公が船旅をする部分は、本編にはまったく関係がないよう -
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フォレットが快適に語る近未来を舞台にしたパワーゲームのラノベ。
あえてそう述べるのは、中近東、米、中国・・ちらっと北朝鮮が絡むだけに過ぎない緊張の磁力が地球号を動かすとは笑止千万と思えたから。
でも、タマラ(女性CIA職員)の業務の傍らで溺れる愛ある時間はそそる可能性大と思ったので読み物としては☆3つ。
中近東チャドから綴られる世界・・ドラッグルート解明の同僚アブドゥルを支援しているとはいえ、彼はなかなかの辣腕者で(レバノン出身)バスで転々と移動継続していき常に行方が不明。
もう一か所米本国の舞台・・主役は女性大統領ポーリン。これなかつての英首相リズを思わせるような華やかな恋の経験者のようで -
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「ケインとアベル」の姉妹編。アベルの娘が主人公。
面白いが「ケインとアベル」がムチャクチャ面白いので、それと比べるとおちる。
又もし「ケインとアベル」が未読なら、そちらから読むべき。
上巻は時間軸が「ケインとアベル」とダブるので、内容の重複がちょっと退屈。
下巻は、幼い日の夢が大統領だった主人公がいよいよ議員となり、政治の世界で能力を発揮していくスピーディな展開で読ませる。逆にもっとボリュームがあってもと思わせる。
但し翻訳については、編集者がもうちょっとアドバイスした方が良くなったのではと感じた。
例えば、「検した」「経巡って」とかの記述が何回も出てくるが、読みにくい。(読めない私がおか