【感想・ネタバレ】光の鎧(中)のレビュー

あらすじ

18世紀末、産業革命の時代庶民の底力が英国の歴史を大きく動かしてゆく――

18世紀末のキングズブリッジでは産業革命が進行し、紡績業が大きな発展を見せていた。
エイモス・バロウフィールドは亡父の後を継いで家業の生地屋をつづけることにするが、同業者で大きな権力を持つジョゼフ・ホーンビームとの対立は日増しに深まっていく。
織物職人のスペイド、メソジスト派の牧師やロジャー・リディックなどの助力を得てエイモスは事業の拡大を目指すが、機械織りの普及は必然的に労働者の仕事を奪うことになり、新たな労使問題や旧権力との摩擦に直面せざるを得なくなる。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

02月-04。3.5点。
キングスブリッジシリーズ。中巻。
面白さが加速していく。一気読み。

フランスとの戦争へ向かっていくイギリス。労働者たちの苦悩がよくわかる。

0
2025年02月13日

Posted by ブクログ

中巻では上巻に引き続き1795年から1805年までのキングズブリッジでの出来事が描かれていく。
長引く戦争による物不足とそれに伴うインフレ、産業革命の影響で職を失う人々の苦悩などがメインだ。労働者は労働組合を作り経営側と渡り合うが、彼らをあざ笑うかのような法律が施行されてしまう。
そんな状況下で育まれる様々な形の愛は、ただ一つの希望の光なのだろうか。

0
2025年01月03日

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