戸田裕之のレビュー一覧

  • 大聖堂 夜と朝と(中)

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    贋金づくりの現場を見つかった、ウィンスタンの足掻きっぷりがすごい。絶体絶命というところから、屁理屈をこのまくっての大逆転。敵ながらあっぱれです。何度追い詰めても、するりと逃げていってしまう。この作品は本当に悪者が強い。
    ウィルウルフとラグナの間に微妙な亀裂が入ってきて、さぁどうなるのだろう。

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    2025年08月08日
  • 大聖堂 夜と朝と(上)

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    こっそり家を出ようとするエドガー。そしてヴァイキングの襲撃。のっけから息もつかせぬ展開。ページに顔がめり込むくらいにのめりこみました。
    エドガー、ラグナ、オルドレッドという良いものチームが、ウインスタン、ウィグレム、ウィルウルフの悪者チームの妨害を乗り越えて、成功をつかむというよくあるサクセスストーリーですが、ラグナとウィルウルフの関係がアクセントになっていて、ちょっと面白いです。この作品は悪者チームか強すぎる。さぁ、ここからどうなるのか、楽しみです。

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    2025年08月08日
  • 光の鎧(下)

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    いよいよ最終巻である。上巻、中巻で描かれてきた様々な出来事が、ワーテルローの戦いでクライマックスを迎える。
    キングズブリッジからこの戦争にすっ飛ぶのはいささか無理があるかと思いきや、稀代のストーリーテラーであるフォレットの手にかかればなんの違和感も感じさせない。それぞれの思いが絡んだ愛憎劇も一応の決着を見る。まあ、これはちょっと甘いかなあ……。
    訳者あとがきによれば、本シリーズはこれが最後となるそうだ。1991年に刊行された『大聖堂』から35年、ほぼリアルタイムで読み続けてきたので感慨深い。

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    2025年01月03日
  • 運命の時計が回るとき ロンドン警視庁未解決殺人事件特別捜査班

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    ウォーウィックはまたも昇進。新しく未解決殺人事件の担当に。ところがこれは周辺事情であって結局本線はまたもフォークナーとの争い。ちょっとマンネリ気味。ただし後半はやはり読ませる。一気読み。

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    2024年12月06日
  • まだ見ぬ敵はそこにいる ロンドン警視庁麻薬取締独立捜査班

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    イギリスの政治家・作家ジェフリー・アーチャーの長篇ミステリ作品『まだ見ぬ敵はそこにいる ロンドン警視庁麻薬取締独立捜査班(原題:Hidden in Plain Sight)』を読みました。
    ジェフリー・アーチャーの作品は昨年1月に読んだ『レンブラントをとり返せ―ロンドン警視庁美術骨董捜査班―』以来です。

    -----story-------------
    全英1位! ジェフリー・アーチャー、圧巻の警察小説。
    スコットランドヤードの若き刑事ウォーウィックがロンドンで暗躍する顔のない悪党紳士を追う!

    ・27作が全英ベストセラー第1位!
    ・97カ国33言語で出版!
    ・総発行部数2億7500万部突破!

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    2024年09月21日
  • 遥かなる未踏峰 下

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    一気に読ませてしまう展開はああアーチャーだなと思ったけど、史実に基づいていて結末をうっすらと知っていたからか超面白いって感想にはならなかったな。

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    2024年05月10日
  • 運命の時計が回るとき ロンドン警視庁未解決殺人事件特別捜査班

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    目新しさはないけれども安定の面白さではある。結局続きも読むことになりそう。

    クリフトン年代記の最後の方は翻訳版が出るのを一年待つことが出来ずに原書を先に読んだけどこちらは一年待てるくらいの熱量でした。

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    2023年10月25日
  • 悪しき正義をつかまえろ ロンドン警視庁内務監察特別捜査班

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    シリーズ3作目。

    これより前の2作品から時系列的に続いているので、前の話を覚えていた方が、本作は楽しむことが出来ます。とはいえ、この作品単体で読んでも大丈夫です。

    敵味方、少し入り込んでいるので、物語がどう進むのか気になりましたが、概ね正義は果たされている様です。

    ですが、やっぱり、大きな敵はまだ残っている様ですね。次の作品を早く読みたいですね。

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    2023年02月05日
  • 大聖堂 夜と朝と(上)

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    昨年末は『ネヴァー』(全3冊)を一気読みしたが、今年は『大聖堂 夜と朝と』(全3冊)を一気読みすることになった。2年連続で年末にフォレットの新作を一気読みできるなんて夢のようだ。
    さて、本書は「大聖堂」と冠されているとおり、キングズブリッジ・シリーズの4作目だ。これまでの流れからすると舞台はアメリカかも?と思っていたが、なんと997年のイングランドという設定だった。これは1作目の『大聖堂』より前の話になる。
    群像劇だが、主人公に当たる青年(少年?)エドガーがなかなか魅力的だ。フランスから来たレディも気になる。

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    2022年12月30日
  • 悪しき正義をつかまえろ ロンドン警視庁内務監察特別捜査班

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    前回逮捕された麻薬王ラシディの裁判で激突する正義のサー・ジュリアンと悪のブース・ワトソン。そして腐敗刑事サマーズに対して囮をしかけるウィリアム・ウォーウィックチーム。プラス逃亡中のマイルズも仕掛けてくる。

    さすがジェフリー・アーチャー。この人の書くものは間違いない。刑事的アクションや法律&裁判テクニック、絵画蘊蓄、人物造形そして二転三転するプロット、全てがそこにある。

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    2022年12月07日
  • まだ見ぬ敵はそこにいる ロンドン警視庁麻薬取締独立捜査班

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    ネタバレ

    シリーズ第2作 今作ではスコットランドヤードの麻薬取締独立捜査班に配属され捜査巡査部長になったウィリアムは麻薬王のヴァイパーを捕まえるために捜査を開始する。 そして前作も出てきたフォークナーの裁判も同時並行で進んでいく。裁判の展開も面白く、殺人工場へのアジトへの緊迫の突入シーンもハラハラさせられて楽しかった。 次作も最近発売されていて、今作の終わり方からするにフォークナーとの対決もあると思うので楽しみでしかない。

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    2022年11月19日
  • 悪しき正義をつかまえろ ロンドン警視庁内務監察特別捜査班

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    シリーズものだから年一で読むけど、クリフトン年代記のように続きが気になりすぎて原書に手を出すほどではなかった。

    段々と裁判の展開が読めたりとかこいつ絶対死んでないよなーとか思いながらも、えっていう展開もあって結局は一気に読ませてしまうのはジェフリー・アーチャーだなあとは思いました。

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    2022年10月22日
  • ネヴァー(下)

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    面白く読めた。
    核戦争を回避したい米中両国の思惑とは裏腹に暴発する朝鮮半島。

    自分達の意向を無視して他国に侵攻した同盟国が、核攻撃を受けたらどうすべきか?

    北朝鮮でクーデターが起こり、反体制派が核を握るという想定から、米中でタカ派とハト派がせめぎ合い、状況が刻一刻とエスカレートしていく流れや、政治的に引くに引けなくって、否応なく核戦争へと追い詰められていく様子はリアリティがあって一気読み。

    ロマンス過多も、このラストなら仕方ないか。。

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    2022年04月27日
  • ネヴァー(下)

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    米中対立、北朝鮮の暴発といった世界が抱えるリスクを
    題材にした近未来小説。あっという間に読め、勉強になった。

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    2022年01月22日
  • ネヴァー(下)

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    中巻に引き続き一気読み。想像を絶する展開に呆然としてしまった。上巻の最初で「第一次世界大戦が誰一人欲していない戦争」であり「悲劇的な偶発事故だった」と著者は述べているが、まさしく今、それが再現されかねないという危機感が本書執筆の原動力となったのだと思う。世界はどうしようもないが、登場人物のそれぞれに愛する人がいることが救いだった。

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    2021年12月31日
  • ネヴァー(中)

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    中巻に入ってからようやく物語が動き出した。ここまで時間(ページ数)をかけたのはもちろん正当な理由があってのことで、動き始めた物語はおもしろくて(いや、おもしろがってはいけないのだが)読む手が止まらない。個人的な報復の連鎖でさえ怖ろしいのに、それが国家同士で、地球規模で行われたら一体どうなってしまうのかと危惧せずにはいられなかった。

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    2021年12月30日
  • 大聖堂―果てしなき世界(中)

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    この中巻では、徐々に悪役がはっきりと見えてきて、それと共にむかつき度もアップ。修道院長とラルフは中でも最低。でもこの作者、基本的に悪役は女性を強姦するばっかりで、もう少し悪役の作り方を考えてほしいところ。そしてこの巻では、異端裁判が登場。真剣に裁判をする様子に、中世の時代は神に対して非常に敬虔だからこその裁判と思いました。終盤は欧州を席巻するペスト。死者が増える中、悪い奴ほど生き残る。という法則が当てはまるのかどうか、またカリスの運命は?すごく気になる展開で、いよいよ次は最終巻です!

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    2021年12月30日
  • まだ見ぬ敵はそこにいる ロンドン警視庁麻薬取締独立捜査班

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    成功が約束されたウィリアムの成長物語の二作目。
    ゴールが分かっているだけに、ロンドン警視庁の様々な部署を経験し、組織内における人脈を作り昇進を重ねる必要があるというような、将来に向けての展開を勝手にイメージしていた。
    よって、本作においても、主人公は、麻薬捜査班のリーダー(一作目にほんの少しだけ登場した記憶が…)のもとに異動し、新しい仲間と共に悪に立ち向かう設定かなと思いきや、見事に違っていたのでいい意味で裏切られた。
    美術担当班が、そのまま麻薬捜査特別班にスライド。畑違いもいいとろ、そんなのありか?と思ったものの、この設定によってメインキャクター達のコア部分がしっかりと確立されいるので、読む

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    2021年12月18日
  • 大聖堂―果てしなき世界(上)

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    続編ものですが、まずページを開けて目についたのは、前作と比べて登場人物の多さ。あれだけ面白かった前作を上回れるのか。読む前からこちらが心配してしまいましたが、全くの杞憂でした。前作は登場人物も少なく、誰が悪い奴かもはっきりしていた反面、今回は登場人物が多いため人間関係も遥かに複雑で、まだこの時点では前作と違い、圧倒的な悪人もおらず、まだまだ手探りで読んでいる感じです。次に期待です!

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    2021年12月04日
  • まだ見ぬ敵はそこにいる ロンドン警視庁麻薬取締独立捜査班

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    プルーフ版を読ませていただく機会を得ました。ロンドンが舞台になる他の作品と違ってカラッとした明るい印象。腹黒い詐欺師や麻薬王が登場し、どす黒い雰囲気になりそうなのに妙にコミカルさが漂うのは、アーチャー氏の筆致によるところが大きいのでしょう。主人公家族の温かさも伝わり、ミステリを読んでいるとは思えない微笑ましさも感じられました。非常に生々しい扱いをされますが、たくさんの美術品が出てくるところも楽しめました。前作があって続編のようですが、こちらから読んでもさほど支障はなかったかな。でも前作読んでたらもっと楽しめたかも。スリリングな悪党捜査と重厚な法廷劇が登場し、一冊で二倍楽しめる美味しさがあるのも

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    2021年11月14日