戸田裕之のレビュー一覧
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「大聖堂」の続編。
200年後、既に大聖堂が建っている街キングズブリッジ。
騎士のサー・ジェラルドの長男でのちに建築職人になるマーティンと、その弟で大柄で強いが粗暴なラルフ。
裕福な羊毛商人エドマンドの娘で利発な美少女カリス。
土地を持たない貧民の娘グウェンダ。
この子供らが森で偶然に、騎士が襲われて相手を殺す事件を目撃する所から始まります。
そのときの騎士トマスは修道院へ。
修道院長を目指す修道士ゴドウィンは、カリスの伯母の息子。穏当にふるまっていますが、実は野心家。
修道院の内部抗争も描かれます。
女子修道院の存在が大きくなっているのも、時代の流れというか、前作とは違う興味をそそります。
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キングズブリッジシリーズの完結にふさわしい、大団円という感じでしょうか。登場人物たちがそれぞれ、幸せそうで何よりです。戦争も終わり、労働者と資本家との争いもその妥協点が見えてきて、明るい未来が待っていそうな予感です。
とはいえ、実際の歴史では、これからもっと恐ろしい戦争が待っていますし、現在においても労働者と資本家の対立が解決したとは言えません。そう考えると、いったんのハッピーエンドですが、これで何もかもが解決したとはいえない、そういう余韻もありました。
今作「光の鎧」は、これまでのキングズブリッジシリーズとは違い、勧善懲悪というわけではないのも興味深いです。むしろ善人チームとされる人たち -
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スペイン無敵艦隊との対決は、かなりハラハラさせられました。各陣営視点の描写あり、それがくるくると入れ替わりますので、その度にどちらが優勢なのかわからなくなります。
カトリックとプロテスタントとの対決が決着しましたが、果たしてこれがネッドの目指していたことだったのか、という心からスカッとできない感じが何とも言えません。
全ての決着がついて、一応はめでたしめでたしという感じです。しかしこれまでのキングズブリッジシリーズのような、勧善懲悪という感じはなく、なんというか全体的に、人間の愚かさとかそういうものが流れている感じがしました。
結局現在の世の中でも、この時代に問題となっている点は解決しき -
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イギリスの政治家・作家ジェフリー・アーチャーの長篇ミステリ作品『まだ見ぬ敵はそこにいる ロンドン警視庁麻薬取締独立捜査班(原題:Hidden in Plain Sight)』を読みました。
ジェフリー・アーチャーの作品は昨年1月に読んだ『レンブラントをとり返せ―ロンドン警視庁美術骨董捜査班―』以来です。
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全英1位! ジェフリー・アーチャー、圧巻の警察小説。
スコットランドヤードの若き刑事ウォーウィックがロンドンで暗躍する顔のない悪党紳士を追う!
・27作が全英ベストセラー第1位!
・97カ国33言語で出版!
・総発行部数2億7500万部突破!