戸田裕之のレビュー一覧

  • 大聖堂―果てしなき世界(中)

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    中巻では、修道院長となったフィリップが、市を開き交易を盛んにしてキングスブリッジの繁栄に貢献する。その富を得て念願の大聖堂建立に着手する。
    一方、旧のシャーリング領主を襲い新たにシャーリングの領地を手に入れたハムレイは、キングスブリッジの繁栄が妬ましい。時のイングランド王であるリチャードになんとか取り入り後ろ盾を手に入れると、なにかと邪魔だてをして修道院長の顔を潰したいと目論む。その手練手管は建築素材である石切場を襲ったり、教会側で院長と反目する司教と手を組んだり、キングスブリッジの街を焼き討ちにしたりやりたい放題である。

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    2013年05月01日
  • 大聖堂―果てしなき世界(上)

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    12世紀のイングランドを舞台に王室・豪族・教会そして主人公の建築職人が織り成す壮大な物語。
    上巻では、職を失いながらも当時の建築業務の中ではダントツの威容を誇る教会建築の仕事を求める建築職人のトムがキングスブリッジ修道院院長のフィリップと出会うことから物語が始まる。大聖堂を建てたいという思い、家族、雇い主である修道院院長や副院長の間の確執さまざまな要素が絡み合いながら中巻へ続く。

    教会建築の面では11世紀に生まれたロマネスク様式(ヴォールトという天井構造の荷重を厚い壁で受ける方式)が12世紀後半に生まれたゴシック様式(フライングバットレスという外壁の外側からアーチをかけ側壁の荷重を支える方式

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    2013年05月01日
  • 大聖堂―果てしなき世界(下)

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    ネタバレ

    非常に面白かったが、疲れた。
    艱難辛苦、七難八苦、てんこ盛り。
    もういい加減、カリスを幸せにしてやってくれよ。
    誰かもういい加減にラルフを殺してくれ。
    ゴドウィン、フィルモンまたお前らか。

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    2013年04月27日
  • 大聖堂―果てしなき世界(下)

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    ついに読み終わってしまった……。
    どっぷり小説の世界にハマったわ。
    カリスとマーティンの関係には、驚かされてばかりで、悪者の邪魔もムカつくものばっかりだったけど、そういうのが全部印象的で飽きなかった。
    『一度飛び込むと、抜け出せない面白地獄』って児玉清氏が解説を書いてたけど、まさにその通り。
    いい本だった。

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    2012年11月25日
  • 大聖堂―果てしなき世界(中)

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    ネタバレ

    あ~面白い!
    続きが気になる。
    まさか、あの2人があんなことになるなんて……。
    それにしても、ゴドウィンやラルフのムカつくこと。
    器の小さいやつが権力を持ったらろくなことないね。
    けど今回の災厄は、地位や性別関係無く降りかかってくる。
    これが登場人物にどう影響するのか……目が離せない。

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    2012年11月23日
  • 大聖堂―果てしなき世界(中)

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    人がどのように振舞うべきか、考えさせられる。語られる時代は違うが、人との交渉や心にとめておくべきことの勉強になる作品。淡々と語られる物語は、とても読みやすい。長い作品だが、一度入り込んでしまうと、抜けることが出来ないくらい読みふけってしまう。

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    2012年11月07日
  • 大聖堂―果てしなき世界(下)

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    野心、欲望、裏切り、嫉妬、陰謀、もどかしい恋、三角関係、こういったものが好きな人には絶対お薦め!
    物語がどんどん進み、予想を裏切る展開に最後までハラハラドキドキさせられた。カリスとマーティンの恋に町の発展や修道院の改革などが絡み、一方では粗暴な領主ラルフに非力な農民のグウェンダが立ち向かう。
    長い物語を読み終えて、あーおもしろかった!!と心から思えた作品でした。

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    2013年02月23日
  • 大聖堂―果てしなき世界(中)

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    上巻もよかったけど、この中巻からはぐいぐい引き込まれて、夢中になって読んだ。修道院という世俗と離れたはずの世界で繰り広げられる、どろどろの政治的駆け引きにびっくりする。

    中世イングランド社会のさまざまな階層、身分の人の暮らしが垣間見られて興味深い。農民や労働者は領主に逆らえず、商人たちも自分たちの利益や権利を守ることが難しい時代だったことが分かる。ペストの猛威、戦争の惨禍などもいきいきと描かれている。

    主人公たちの人生もまさに波乱万丈、マーティンとカリスの恋にやきもきする。なんとか幸せになってほしい!

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    2013年02月23日
  • 大聖堂―果てしなき世界(上)

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    前作「大聖堂」から二百年後のキングズブリッジが舞台。
    森で騎士が追っ手に追われている現場に遭遇した子どもたち、マーティンとラルフの兄弟、そしてカリスとグウェンダという二人の少女、この四人がさまざまな困難を乗り越えながらそれぞれの道を進んでいく物語。前作同様、いやそれ以上に、おもしろい!

    特に気になるのは建築職人のマーティンと羊毛商人の娘カリスの恋。「大聖堂」より今回のほうが、より恋愛色が強いような…。二人を応援してます。

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    2013年02月23日
  • 大聖堂―果てしなき世界(下)

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    やっぱり、気持ちよく終わります。
    物語というのは、こうでなくちゃね。

    いろいろあったけど、世界の天辺で幸せな恋人たち。まあ、いろいろが多すぎて長すぎなんだけど…いや、本が長いというのではなく、物語の中の時間経過も含めてですが。

    前作の「大聖堂」のときは、キャラクター1人1人が、わりと1つのものを体現していて、その対立構造というか、お話の作り方も単純な感じがしたのですが、今回は、ものすごく混沌としていて、その分、深みが増していておもしろかったです。
    みんな、魅力的です。

    これ読むと、またゲームを遊びたくなりますね。

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    2012年01月06日
  • 大聖堂―果てしなき世界(中)

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    ものすごく面白いのですが、ネタバレ全開の背表紙のあらすじには、少しがっかりさせられます。
    これなければ、さらに面白いのに。

    これでもか~これでもか~と、トラブルが押し寄せてきます。ままならないことばかりです。
    昔だったら、ここまでしなくてもいいのに感じていたかも。

    でも、これがあるからこそ、突き抜けたときの気持ちよさも大きいです。

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    2011年10月20日
  • 大聖堂―果てしなき世界(上)

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    大聖堂の続編です。
    今回も、不幸が「これでもか!」と連続で来る、ケン・フォレットの力業は健在です。

    前作では、主人公たちを中心にしてのいろいろな対立と対比をかなり意識して書いていたと思うのですが、今回は、対立はあるのですが、前回ほど明快ではなくて、混沌としています。
    修道院も、かなり腐敗していて、かつてのような理想に生きる人はいない感じです。

    そんな中で、それでも、それぞれの思いや、欲望に振り回されながら、たくましく生きている感じが素敵です。

    本の後ろのあらすじは、けっこう重要なことまで書いてあります。
    特にこの時点で、下巻のあらすじを読んだのは、失敗だったかも……。

    まあ、結果だけ知

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    2011年06月09日
  • 大聖堂―果てしなき世界(下)

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    まるで大河ドラマを3本観終えたようなドラマの連続で、あっという間に3冊の分厚い文庫本を読み終えてしまいました。
    初めて読んだケン・フォレットの作品である「大聖堂」とは違った楽しさをずっと感じながら読みつづけることができました。

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    2010年12月14日
  • 大聖堂―果てしなき世界(中)

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    歴史エンターテインメントも中盤に入り、ガンガン話が動いていきます。
    分厚い文庫ですが、あっという間に読みきりました。
    本当に面白いです。

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    2010年12月13日
  • 大聖堂―果てしなき世界(上)

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    圧倒的な筆力で大作をグイグイ読み進ませるのはさすがケン・フォレット。
    名作「大聖堂」の続編のプロローグはのっけから引きこまれました。

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    2010年12月12日
  • 大聖堂―果てしなき世界(下)

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    波乱の物語も終盤。
    フィレンツェはペストで滅びたようになり、マーティンは帰国する。
    ところがやがてイギリスもペストが流行り始め、キングズブリッジを猛威が襲う。
    マーティンもペストにはかかったが回復した経験を生かして治療に協力する。
    ゴドウィン修道院長は修道士達を率いて街から逃げ出し、程度が知れ渡る。
    神に見捨てられたような気分になった人々は放埒となる。
    街にとどまって治療に奮戦するカリスは信頼を集め、余所の人間から聖女とも言われる存在に。
    混乱する状態で、マーティンとも半ば同棲しているような生活になるが、事態が落ち着くと女子修道院長としてはそれが出来なくなる皮肉。
    伯爵と跡取りが同時に亡くなり

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    2010年11月11日
  • 大聖堂―果てしなき世界(中)

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    どちらへ向かうかわからない、はらはらの中巻。
    大聖堂を中心に発展してきたキングズブリッジの街。
    土地と持たない貧民の娘グウェンダは、恋したウルフリックに捨て身で尽くす。
    橋の再建を巡って、修道院とギルドは対立。
    建築職人のマーティンらは、ロンドンに半年以上滞在して、民事裁判の結果を待つ。
    橋がなければ人が集まらなくなって大きな市は寂れ、国王へ払う税金も少なくなると訴える羊毛商人のエドマンド。
    エドマンドの娘カリスは、父の片腕となっていた。
    1年遅れて橋の建設はやっと始まるが、修道院長のゴドウィンは執念深い性格で、何かと対立する面々を陥れようとする。
    カリスは命の危機に。
    魔女裁判にかけられ、魔

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    2010年11月11日
  • 大聖堂―果てしなき世界(上)

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    「大聖堂」の続編。
    200年後、既に大聖堂が建っている街キングズブリッジ。
    騎士のサー・ジェラルドの長男でのちに建築職人になるマーティンと、その弟で大柄で強いが粗暴なラルフ。
    裕福な羊毛商人エドマンドの娘で利発な美少女カリス。
    土地を持たない貧民の娘グウェンダ。
    この子供らが森で偶然に、騎士が襲われて相手を殺す事件を目撃する所から始まります。
    そのときの騎士トマスは修道院へ。
    修道院長を目指す修道士ゴドウィンは、カリスの伯母の息子。穏当にふるまっていますが、実は野心家。
    修道院の内部抗争も描かれます。
    女子修道院の存在が大きくなっているのも、時代の流れというか、前作とは違う興味をそそります。

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    2010年11月06日
  • 大聖堂―果てしなき世界(下)

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    カリスのペストとの戦いや自由都市を目指す戦いは、なかなか終わらない。一体幸せになる日は来るのだろうかと心配になる。グウェンダとウルフリックの、土地を所有する夢もなかなか叶わない。カリスと結ばれることを諦めたマーティンには、意外な恋人ができて、これには驚いた!長かったお話も、終わりに向かってさらに盛り上がっていきました。上、中は、嫌な奴が、本当に嫌な奴すぎてイライラしてしまい4★にしたけれど、これだけ物語に引き付けれられたので、最後は5★にします。面白かった!

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    2009年10月04日
  • 消えた王冠は誰の手に ロンドン警視庁王室警護本部

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    英国についての基礎知識がないと、はじめのところがわけわからないと思います。
    私にもないですが、そこを乗り越えられれば面白いです。
    でもそこは読まなくてはなりません

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    2025年12月02日