ケン・フォレットのレビュー一覧

  • 大聖堂(中)

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    終盤にまさかの展開で唖然。このストーリー全く先が読めません。悪党ウィリアムに領地を追われたアリエナとリチャードの姉弟。牢獄に捕らわれた父との面会を果たし、父から領地を取り戻すことを誓わせられ、復讐が始まるであろうところに、これからどうなるのか期待が膨らむ一方。一方、フィリップの大聖堂建立をなんとか阻止しようとするハムレイ家。ほんと嫌な奴らです。ウィリアムが当主になって、本当に天罰が降ってほしいと思うほどの悪逆非道ぶり。いろんな思惑が絡み合って、もうどうなることか。まるで大河ドラマを読んでいるようです。アリエナに何とか幸せになってほしい。

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    2021年10月09日
  • 大聖堂(上)

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    舞台は12世紀のイギリス。単に聖堂を建てるだけの本と思いきや、これが面白い。とにかく先の展開が知りたくて読ませる本です。大聖堂を造ることに魅せられた主人公のトム。修道院の健全な運営に燃えるフィリップ。そして領主的な生まれのボンボンで傲慢なウィリアム。この三人を中心に展開されるストーリー。長い話なのでいろいろありますが、いろんな嫌な奴が出てきます。トムが主人公と思いきや、この人は、赤ん坊は置いていくは、女はあっさり乗り換える。ウィリアムに至ってはもう最低。トムの息子も嫌なやつやし、だからこそ物語が面白くて読んでしまいました。大聖堂は再建できるのか、次巻以降も楽しみです。

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    2021年09月12日
  • 火の柱(上)

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    ネタバレ

     16世紀後半、約40年にわたって繰り広げられた、フランスのカトリックとプロテスタントの内戦=ユグノー戦争が小説の舞台。史実をもとに、プロテスタントのイングランド女王エリザベス1世、カトリックのスコットランド女王メアリー、カトリックのスペイン王フェリペ2世等、実在の人物を配置しながら、サン・バルテルミの虐殺、ナントの勅令、スペインの無敵艦隊の敗退等も扱っている。
     愛と救いをもたらすべきはずの宗教が、憎悪をかきたて殺戮を生む宗教となる。感情の爆発が、火刑をはじめとした拷問となり、そこに殉教者が生まれる。宗教を背負って実行される殺戮は、無神教の国に生まれ生きてきた人間には、頭で理解できない以上に

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    2020年05月14日
  • 火の柱(下)

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    最終巻は、世界史に残る出来事の連続だ。2人の女王・エリザベスとメアリーの争い、スペイン無敵艦隊、そしてエリザベスの後に王となったジェームズ1世の治世……。中でも、スペイン無敵艦隊とイングランド海軍の海戦が手に汗握った。歴史物語で、エスピオナージで、恋愛もので、さらに海洋冒険小説まで組み込まれているとは思わなかった。圧倒的なヴォリュームと、多彩な登場人物に翻弄されながらもなんとか読み切った。面白かったが、前2作の続編をイメージしていたので、やはり肩透かしをくらった感は否めない。……もし次作があるとしたら、アメリカが舞台になるのか?

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    2020年05月05日
  • 大聖堂(中)

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    時は移り、ストーリーの軸にも動きが出てきます。以前困難を極める、キングスブリッジと大聖堂建設。中世的な雰囲気も十分に味わっています。それにしても、今の価値観からすると理不尽なことの多いこと多いこと。いよいよ下巻に突入。

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    2020年04月30日
  • 大聖堂(上)

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    交錯するそれぞれの運命。
    登場人物の人生の過酷さに時折絶句。
    だが読み始めると止まらない。
    12世紀イングランドの壮大な物語。

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    2018年12月24日
  • 大聖堂(中)

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    中巻はさらに勢いを増し怒濤の展開に。
    トムの元で大聖堂建設がスタートし、フィリップによる街作りで繁栄していくキングスブリッジ。
    領土を追われた伯爵令嬢・アリエナは羊毛商として身をたてる。
    順風満帆と思いきや、ウィリアムの暴挙で街は火の海に。
    そして愛を深めていくジャックとアリエナも嫉妬に燃えるアルフレッドによって引き裂かれ…。
    本作の面白さはきっちり敵役が悪い奴に仕上がっているところだろう。ウィリアム・ウォールラン・リチャード。転んでも只では起きない曲者揃い。
    大聖堂の完成は?ジャックとアリエナは?
    どんな結末を迎えるか、最終巻も楽しみ。

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    2017年09月20日
  • 大聖堂(中)

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    大聖堂 の2巻目です。大聖堂建設に向けて工事が始まりまるが、イングランド内戦が勃発し、発展してきたキングズブリッジにも軍隊が襲いかかり、最大の悲劇に見舞われる! 2巻目は、スターウォーズエピソード5帝国の逆襲のようなラストでした。伯爵から没落した元姫アリエナが生き残るために必死で立ち向かう姿がカッコいいです。

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    2025年12月21日
  • 大聖堂(下)

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    大聖堂の最終巻です。物語は、全ての謎を解き明かしながら、1170年の カンタベリー大司教トマス・ベケット暗殺事件 へと向かっていきます。キングズブリッジ修道院長フィリップが裏切り者を救った時の言葉、「今日、わたしは人の魂を勝ちとった。」が最も心に残りました。徹夜して一気読みしたのは、ハリーポッター以来 でしょうか 。余談ですが、本書の解説で養老孟司がイギリス文化とハリーポッターに言及していて面白いです。

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    2025年12月21日
  • 大聖堂(上)

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    大聖堂は、3巻構成で、十字軍遠征で知られる獅子心王リチャード1世治世の半世紀前に起きた12世紀の無政府時代と言われるイングランド内乱を舞台に、キングズブリッジという架空の街を舞台とした歴史小説です。上巻は、修道院長フィリップが知恵と人徳で困難を乗り越える話で、王道の歴史小説だと感じました。最初に貼ら れた伏線がいつ回収されるのかハラハラしながら読んでます。

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    2025年12月21日
  • 大聖堂―果てしなき世界(中)

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    聖職者ですら悪意を持って世の中を牛耳る世界…なんて未開でいやな世界なんだ。こんな時代に生まれなくてよかった。今の時代はまともだし…と、読んでて思うが、今から500年後の世界の人から見たら、2000年代はなんて不自由な生活をしていたんだ、と思うのだろうか。

    そして大きなターニングポイントのペスト。はたしてキングズブリッジでは誰が生き残れるのか…。(誰を作者が残すのか)

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    2016年12月14日
  • 大聖堂―果てしなき世界(上)

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    最初は人間関係を把握するのが大変だった。マーティンの話の糸とグウェンダの話の糸が絡み合って進んでいくような構成のようだ。あともう一つの糸があるとすればゴドウィンの糸かな。こっちはそこまで後々まで絡んでくるかはわからないけど。
    雪だるま式に物語への興味が増大していく…!

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    2016年12月09日
  • 大聖堂(下)

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    すべての事象がつながっていく、その構成はおもしろかったですが、以下、完全に個人の趣味なのですが、こんな構成なら冒険活劇のほうが好きだ~
    いや、中巻と下巻は1日1冊読めたから、おもしろかったはおもしろかったんです!!

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    2016年07月22日
  • 大聖堂―果てしなき世界(下)

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    前作に負けず劣らず面白かった。
    この長大な物語を飽きさせることなくえがく手腕がすばらしいと思った。

    無駄な性描写が時々挿入されるのは要らないけどな。
    前作からそうだったっけ・・・

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    2016年04月24日
  • 大聖堂―果てしなき世界(下)

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    英国中世大河第二部もこれにて終了。
    ペストの脅威に晒され続けた暗黒の14世紀にも人々の営みと叡智が輝いていたのだと。
    城壁を閉めペスト禍から街を救い、無知と保守の巣窟となった修道院を封じ込め、ルネサンスを迎えるまであと数世紀と。

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    2015年08月20日
  • 大聖堂―果てしなき世界(中)

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    百年戦争、ペストを背景に中世英国都市キングスブリッジを舞台に描かれる中世絵巻第二部中巻。
    主人公が現代視点の知識持ちすぎとかご都合主義とかそういう批判はしてはいけない。純粋に歴史エンターテイメントを楽しむべき。引き続き無茶苦茶面白い。

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    2015年08月19日
  • 大聖堂(下)

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    面白い。一気に読ませる。ストーリーがちょっとご都合主義的?そんなことはまあいい、と思える位に読んで楽しめる。

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    2015年07月21日
  • 大聖堂(下)

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    三部作の最終巻。物語の主人公たちは二世代目に。話はイギリスから飛び出てフランス、スペインへを経て再びイギリスへ。数十年にわたる物語は、当初のなぞを明かして完結。ストーリーの初期に姿を消していたウザキャラが、終盤に再登場するも最後はハッピーエンドに至る。イギリスの無政府時代の国内政治の状況が物語の基盤にある。スティーブン王とヘンリー王のいさかいには相当ページを割いている。行政組織が不在ななかで、教会が行政や自治体としての機能を果たすことにも多くの説明がされる。イギリス人ならおそらく誰もが知っている歴史にのっとって進行する話なのだが、そこに関する予備知識が全くないことがもどかしかった。

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    2015年03月15日
  • 大聖堂(中)

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    協会の大聖堂を建築するという軸となるストーリーに、スティーブン王と女帝モード(マチルダ)の対立による内戦、羊毛生産、羊毛取引の先渡し取引、といったサイドストーリーを織り交ぜながら話は進行する。上巻の中心人物だった「親方トム」の登場頻度は減り、彼の子供達世代がストーリーの中心となっていく。下巻の展開が楽しみ。

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    2015年03月10日
  • 大聖堂(中)

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    (六章)
    ウィリアムに襲撃され没落したバーソロミュー家。アリエナと弟のリチャードは王に会うためシャーリングからウィンチェスターへ向かうが、王は別の地にいることを知らされる。次の手段として、父の助言をもらいたく、投獄されている牢屋に会いに行くと そこにいたのは骸骨同然の変わり果てた父だった。そこでリチャードはシャーリング伯になることをアリエナはそれを実現させるため弟を支えることを誓う。父と最後の会見の後、父が金を預けていた修道院を訪れるが、金はほとんど使われていた。金を稼ぐため仕事を探す二人だったが、身分もなく後ろ盾もないため、なかなか見つからず。叔父のサイモンのところにも行くが、匿ってもらえず

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    2015年01月25日