キングズブリッジ修道院長から命じられ、トムは本格的に大聖堂の再建に乗りだす。が、キングズブリッジの繁栄をねたむ男が焼き討ちを仕掛ける……。
スパイ小説「針の眼」など、スパイ・冒険小説で知られるベストセラー作家フォレットですが、この長大な大ロマンである「大聖堂」は彼が10年以上の構想を練って世に送り出した、もうひとつの代表作です。約50年かけて大聖堂の修復にあたる職人トムやその息子をはじめ、幾多の魅力的な人物が織り成す壮大な物語に、あたかも目の前に壮麗な大聖堂が出来上がっていくような気がするでしょう。
Posted by ブクログ 2013年05月18日
ウイリアムは本当にむかつく(笑)。昔の人ってかわいそうね。
修道院長フィリップはイアン・マッケラン、司祭ウォーランはアラン・リックマン、棟梁トムはヒュー・ローリー、憎まれ役のウイリアムにはホアキン・フェニックス、同じく憎まれ役の兄アルフレッドにはなぜかミハエル・シューマッハの顔を浮かべて読みました...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月29日
前半は1巻同様苦難の連続。
主人公たちはみんな苦労する。
ようやく苦労が報われて落ち着いた中盤に恋愛パート。
ほのぼの。
しかし、羊毛市のあたりでフラグが立ちまくる。
やばいやばいと思いながらページをめくる。
羊毛市の朝を迎え、ここまでくれば大丈夫かと
胸をなで下ろしていたら・・・きゃー!
ウィリア...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月15日
帯にある文句。
「読めばわかる超弩級の面白さ」というのは決して大げさではなかった。
こんなに起伏が激しい物語は久しぶりだ。
とにかく面白すぎて、読む側が疲れる。
中世イギリスを背景にした歴史物語。
王位継承の趨勢、教会の権勢、建築士の夢、その家族たち……
それぞれの物語単独でハラハラ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年02月23日
中世イングランドの、王位を争う戦乱が続いていた時代。国に秩序などなく、正しい裁きは行われず、力のある者が暴力をふるい、弱い者が踏みにじられる。大聖堂を建立しようとする建築職人トムと修道院長フィリップにも、数々の災難がふりかかる。また、没落した貴族の娘アリエナも、仕事が順調にいったかと思うと…。
絡...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年04月21日
なんと、トム・ビルダーの大聖堂建立物語かと思っていたらキングスブリッジの大聖堂建立物語だったのか。。。
ウィリアムの悪い事悪い事ウォールランのあくどい事あくどい事。悪魔のような非道な輩( TДT)
苦難の連続・立ち向かう登場人物・加速してゆく物語。
特にジャックの初恋の行方はいかに!
益々目が離せな...続きを読む
※予約作品はカートに入りません