ケン・フォレットのレビュー一覧

  • 大聖堂(下)

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    どんな立場の人であれ、必ずしも聖人君主ではなく、生々しい感情や欲望を抱えている。
    そうした剥き出しの感情が物語の肝である。
    それだけに分かりやすく、長いけれど読みやすい物語。
    そして人間は今も昔も変わらない。

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    2021年04月25日
  • 大聖堂(下)

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    まぁ良くも悪くも大河物語でした、個人的な好みではないので正直長すぎるなと感じましたが、大河には必要な長さかなとも思います。人物造形もあまり深くはなくってわかりやすいキャラを立てる感じで、これまたそうなりますよね、というもの。
    個人的にはこの本は本当にイギリスっぽいのか?が知りたいところ。ヨーロッパに住む人々の感覚を率直に伺いたい次第。

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    2020年10月18日
  • 火の柱(中)

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    中巻では1560年から1573年までが描かれる。舞台となるのはイングランドやフランスだけでなくスペインやネーデルランド、はてはアフリカまでと広範囲だ。一応、主人公らしき人物(前作の主人公の子孫らしい)はいるが、本作は史実に重きを置いた群像劇と捉えるのが正しいようだ。興味深いけれども、ちょっと期待外れではある。

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    2020年05月04日
  • 火の柱(上)

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    『大聖堂』シリーズ(というかキングズブリッジ・シリーズ)の3作目。今回は1558年(上巻)から1606年(下巻)までが描かれているらしい。カトリックとプロテスタントの諍い、イングランド女王となったエリザベスなど、歴史に疎いぼくでも知っている事実の間に、巧みにフィクションが織り込まれている。思えばフォレットは第2次世界大戦を舞台に、こうした手法で数々の傑作を送り出した作家だった。本作は過去2作とは異なり、大聖堂を建立するわけではなさそうだが、続きが気になる。

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    2020年05月03日
  • 大聖堂(中)

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    『大聖堂』文庫本(中)
    大聖堂を建立する周りの人々を駆りたてる欲望は強くなってくる。卑俗なものから気高いものまで、人々から生じる欲望は同等として描かれている。つまりこの物語には悪役の役割りを与えられている人物こそ居れど、欲望に善悪はない。
    長い長いヒューマンドラマとしてぶつかり合う自我が、欲望が、逆らえきれない運命が、この物語には描かれる。解説など必要ない。読めば分かるし、永遠に分からない感情かも知れない。
    (文庫本下巻へ)

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    2019年05月12日
  • 大聖堂(上)

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    今から千年前の物語。舞台は英国。(キングズブリッジは架空の街の名だという)
    タイトルでもある大聖堂を創る夢を持つ主人公と、彼を織り成す登場人物は、どこかでリンクしており、それぞれの欲望に支配されている。
    600頁にも及ぶ文庫本(上巻)はまさに英国の空のような鈍色のヒューマンドラマの序章であり、欲望と復讐のイントロダクションとして費やされる。
    爽快さはないものの、次の展開を期待させる作者の手法は流石のひと言に尽きる。
    待ち遠しくもあり、先を読むのも躊躇う気持ちもありつつ、また600頁への世界へ没入する。
    (文庫本 中巻へ)

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    2019年05月09日
  • 大聖堂(下)

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    ノートルダム大聖堂が焼け落ちた年に、やっとケン・フォレットの「大聖堂」を読んだ。12世紀内線の続くイングランドを描くスケールの大きな話で、確かに一気に読める。「巨人の落日」からの3部作から読み始めた私としては、「永遠の始まり」の尻すぼみ感にがっかりしたので、中世の大聖堂に期待したのだが、ワクワクドキドキではなかった。王と教会の争いにもう一つ実感がわかないことと主人公が歴史上の人物ではない点にあるかとも思われた。それだけ好きに欠ける自由度があることを「お話し」としてか「ウソ」としてかどう受け入れるかであるかとも思った。

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    2019年04月28日
  • 大聖堂(上)

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    前半は登場人物の設定や物語の背景を掴むのに時間がかかったが、流れに乗るとドンドンおもしろくなってくる。
    策略と欲望が入り混じって混沌とした展開で、修道院長フィリップVS司教ウォールラン、アリエナ・リチャード姉弟VSハムレイ家などの対立軸がしっかり構成されており「この先、どうなる?」の連続。
    またルネサンス以前のダークな時代の空気や当時の建築技術、修道院の実像を感じながら読むことができる。
    このペースで中巻に一気に突入。

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    2017年07月02日
  • 大聖堂(上)

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    12世紀のイングランドが舞台の壮大な物語。この本を手に取ったのは、長年のイギリス好きと、故児玉清さんがある番組で紹介されていたからです。児玉さんは原書で読まれたようですが、英語力のすっかり落ちてしまった私には翻訳本が精一杯。当時の風習・価値観、生活様式、宗教など全てが興味深いです。建築職人と修道院院長を軸に、大聖堂建設に向けた駆け引きの末、ようやくその夢が動き出したところで中巻へ。

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    2017年04月10日
  • 大聖堂(上)

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    ネタバレ

    人間関係がこんがらがって、家系図を作成。
    トムの息子に対する態度や、その息子の乱暴さにいらいらする。エリンが出て行くのも当然。
    後半は、フィリップの策略が上手くいくのかハラハラ。

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    2016年12月05日
  • 大聖堂(上)

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    読みやすくおもしろいとは思うのですが、(読む気)エンジンかかるまで3分の2ぐらいまでかかりました・・・ここから先は早いはず

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    2016年07月12日
  • 大聖堂(下)

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    (十二章)
    ミサ聖祭の日に大聖堂の天井が崩れ、79人が亡くなる大惨事が起きた。瓦礫の下でアリエナは出産する。大聖堂が崩れた後、町の活気はなくなり、元の寂れた村に戻りつつある。アリエナはジャックを探すため、スペインへ。人に尋ねてまわり、ついに見つけたのはパリのサンドニで。ジャックの父の故郷も見つけ、徐々に真実に近づいていく。
    (十三章)
    ウィリアム再襲来。リチャードによって悪い知らせがもたらされたキングズブリッジ。森の中へ逃げようかと考えもしたが、選択したのは「戦う」ことだった。しかし、白兵戦では敵わないと悟り、囲壁をつくって対応する。
    (十四章)
    七年後。凶作によって食物の価格が高騰。修道院の財政状況が再び厳しくなり、大聖堂建立にブレーキがかかる。生活がかかっている石工たちはアルフレッドに伴ってシャーリングに行ってしまった。
    (十五章)
    無法者(アウトロー)を率いたリチャードとスパイとして城に潜り込んだアリエナの二人によって、ウィリアムから城を奪い返す。
    (十六章)
    アルフレッド再び来る。アルフレッドがアリエナに暴行を加えようとしているところにリチャードがかけつける、刺殺する。リチャードは罪の償いをするため聖地パレスチナに行くことを決め、リチャードに代わってアリエナが城を統治することに。長い間(十年間)アルフレッドとの離婚が認められなかったが、寡婦となった今、やっとジャックと結婚式を挙げることができた。
    (十七章)
    十五年後。大聖堂は完成し、キングズブリッジはかつてないほど輝きに満ちている。しかし、ウォールランがまたまた陰謀を企む。ジョナサン(トムの息子)はフィリップの子どもではないかと疑い、フィリップを裁判にかけた。このピンチにフィリップを毛嫌いしていた二人、エリンとリミジアスが真実を証言する。
    (十八章)
    国王から手紙がとどく。その内容は「ウォールランをリンカンの新司教に推薦し、キングズブリッジの新司教にこれまたフィリップの敵である人物を推薦する」というものであった。この最悪の人選を阻止すべく、フィリップはフランスのトマス大司教を訪ねる。このとき、トマスはヘンリー王と対立しており、ウィリアムを含む暗殺団に殺されてしまう。イングランドじゅうの町や村でトマスの「殉教」を語りきかせようとフィリップらは立ち上がる。

    大聖堂完成のシーンを描いてほしかったのだが、いつの間にか完成していて残念。
    ウォールラン、ウィリアム、アルフレッドの「悪玉トリオ」が登場過多なのがクドい。
    (中)が面白かっただけに、(下)の失速感を覚えた。

    〈考察(って言うほど大したものではない)〉
    「エリン」の存在
    物語を読み進めていくと、(上)の冒頭である男が処刑されたときに鶏の首を切り落とし、呪いの言葉と思われるような言葉を発した謎の娘がエリンであることが判明する。奇妙なことに彼女に敵対していた人物は不幸になっているのである。「エリンの魔女パワーなのか」もはや大聖堂の完成よりもエリンの存在、役割が気になっていた。敵対とまではいかいないが、エリンのことをよく思っていなかったという意味では、亡くなったトムの妻も彼女の犠牲になった。エリンが生き延びるための生け贄ではないか。(上)の4分の1で息を引き取るという場面は衝撃だった。「え、ここで退場させるのか」と。これに関してはツッコみどころがある。その前の場面でトム一行は牛を連れていたのだが、無法者に奪われてしまう。牛を取り返そうとある村まで行ったときに、妻が妊娠しているにもかかわらず、二手に分かれて探そうと提案するトム。しかも、供につけるのは娘のマーサである。差別するわけではないが、女性タッグがないでしょうよ。そこはアルフレッドじゃねえかと。いくらパワフル女房でも、さすがにダメージがあったんだよきっと。妻が出産後息を引き取る原因にトムの判断力が一役買っていたのは間違いない。
    さてさて話を戻します。
    ジャックは最愛の人アリエナと結婚し子どもをもうけ、フィリップは大聖堂の完成を目にするという、この物語の登場人物たちを善悪で分けるとするならば、善側が自分たちの目的を果たしたのに対して、悪側の人間はことごとく辛酸をなめる結果に終わっている。ウォールラン、リミジアス、ウィリアム、アルフレッド...。
    しかし、その代償とでもいえばいいのか、エリン自身はどうかというと(あくまで僕の見方ですが)どちらかというとハッピーエンドでしょう。こんな微妙な言い方になってしまう。「彼女は文句なしのハッピーエンドです!」こう言い切れない。彼女にとって最愛の人であるトムを、ウィリアムがキングズブリッジを襲撃してきた際に失い、義理の息子であるアルフレッドはジャックに刺殺される(彼女はもともとアルフレッドには良い感情を持っていなかったから特別悲しんでいないと考えられる)。その後、彼女はジャック夫婦と一緒に暮らすのではなく、元いた森の中で暮らすのである。(前半はトムより存在感があったにもかかわらず、後半は息子のジャックが前面に出てきて彼女の存在感は希薄になっている。)
    なんだか俗世では生きていけないということが宿命づけられているかのような人物だと思う。
    夫を理不尽な理由で処刑された、その出来事で与えられた彼女の対宗教、対俗世間の感情がいかに禍々しいものであったか。
    だから、息子のジャックは何としてでも幸せになってほしいという気持ちが伝わってくる。
    「あなたが幸せであれば、私はそれでいいのよ」みたいな。現代で「あの人は魔女なんだって」と言ったところで驚く人はほぼいないだろうし、「今日はハロウィンだっけ?」ぐらいのリアクションしか期待できないだろうけれど、12,13世紀は魔女という存在の恐ろしさは現代より大きかったと思われる(勉強不足なので、参考文献挙げられずこのような言い方です)。
    「エリンの魔女的役割」みたいな観点で本格的に考察したらおもしろいだろうなあ。

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    2015年01月24日
  • 大聖堂(上)

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    (一章)
    建築職人のトム・ビルダーは領主であるパーシー・ハムレイの息子ウィリアムの夫婦で住む屋敷を建てているところだったのだが、相手方のバーソロミュー郷より婚約を破棄されたため、建築も取り止めになった。大聖堂を建築したいという夢をもっていたトムは家族を連れて新たな職を求めにいく。
    場所を転々とするが、職につくことができず、家族は貧困に苦しんでいた。そんななか、妊娠中の身であった妻アグネスが出産後に息絶える。トムは妻を土の中に埋め、食べものがないから連れて行っても死んでしまうだろうということで、生まれたばかりの赤ん坊を妻の墓の上に置いていく。しばらくすると後悔の念から赤ん坊のところに戻るが、その姿はなくなっていた。周辺を探してみるものの見つからない。しかし、そこでウィンチェスターへと向かっている途中の森で出会ったエリンという名の女性とその息子ジャックが姿を現す。彼らによると赤ん坊は生きているらしい。果たして赤ん坊は修道院で保護されていた。エリンの助言によって、赤ん坊を修道院に残していき、ウィンチェスターを目指すことになる。
    (二章)
    修道院長の座を巡る争い。
    フィリップvsリミジアス
    (三章)
    ハムレイ家によるバーソロミュー家に対する復讐。
    (四章)
    仕事を求めキングズブリッジを訪れたトム一行だったが、仕事をもらえず。とりあえず一晩泊めてもらって翌朝旅立つ予定だった。しかし、その夜ジャックが大聖堂に放火し大聖堂は崩壊する。ただそのおかげで新築するべくトムが雇われた。しかし、副院長リミジアスはエリンを魔女だと怖れ巧妙に立ち振る舞い、エリンを修道院から追い出すことに成功した。なぜエリンを怖れるのか?
    (五章)
    ウォールラン(キングズブリッジの司教)とフィリップがスティーブン王に謁見。バーソロミュー伯の領地を修道院側にいただけると思っていたフィリップだったが(そうなるようにウォールランが協力してくれていると思っていた)、実はウォールランはヘンリー(スティーブン王の弟でウィンチェスターの司教)と手を組み、自分の城造りのために領地をもらいうけ、フィリップをその道具として利用していたことが判明する。ハムレイ家の夫人がフィリップに教えてくれたのだ。そこで、フィリップはハムレイ家と秘密の交渉をし、自分たちが必要なところだけもらい、残りはハムレイ家の所有としようということを取り決めた。翌日、スティーブン王の口からその言葉がでると、ウォールランは口あんぐり。これはフィリップのせいだと知ると敵意を剥き出しにして、対立の線がはっきりと刻まれることになった。


    物語の進行に関してやや冗長的だと感じる。
    また、これは僕が苦手だからだけど、男女の営みまたは強姦の描写が生々しいので、その場面は辟易しながら読んだ。

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    2015年01月18日
  • 大聖堂(下)

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    ネタバレ

    やっと読み終わった・・・
    さすがに長かった。最後はちょっと息切れ・・・


    無政府状態の12世紀のイングランドにて大聖堂建築を通して繰り広げられる人間ドラマ。
    国の統制が乱れた中での教会や貴族の内部抗争・権力争いが30年に渡って描かれる。
    悪役はとことん悪く、悪魔の化身みたいな奴らだし、
    正義の人々には繰り返し困難や嫌がらせが押し寄せる展開だけれども、最後は勧善懲悪の形で集結したのがよかった。

    しかし、ピーターとかウィリアムとか、重要な登場人物と名前がかぶる家来・悪役が突然登場してちょい混乱。

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    2014年03月21日
  • 大聖堂(中)

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    ネタバレ

    フィリップとジャックに真の幸せが訪れるのはいつだろう。
    苦難に次ぐ苦難。

    ウィリアムの暴挙により繁栄したキングストンの町は一気に火の海に。
    羊毛で身を立てたアリエラはこれで財を失う。
    大黒柱のトムを失い、大聖堂建築はますますピンチに陥る。・・・

    しかしアルフレッドとリチャード。とことん魅力を抱けない書かれ方。

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    2014年03月18日
  • 大聖堂(上)

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    それぞれの私利私欲が交差する。

    馴染みのない世界観が新鮮ではあるが登場人物全員の二面性がリアル。

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    2014年03月11日
  • 大聖堂―果てしなき世界(上)

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    「大聖堂」の続作です。
    とはいえ、舞台は前作の約200年後のキングズブリッジです。

    相変わらずの「不幸」「困難」がてんこ盛りで、読むのがしんどくなりつつもページを繰ってしまいます。
    「ちっとはええことおきてくれ!」と、期待をこめて中巻へ。

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    2011年11月18日
  • 大聖堂(中)

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    本院の修道院長となったフィリップに任命され、トムが大聖堂建立に着手する日がやってきた。トムの緻密な計画のもと、大聖堂の普請は着々と進んでいった。が、新しくシャーリング伯となったハムレイは、フィリップに敵対する司教と組み、執拗な嫌がらせを仕掛けてくる。自領に比べてキングスブリッジの繁栄に嫉妬したハムレイは、やがて街に焼き討ち打ちを!
    (裏表紙紹介文より)

    ***

    終わり方がなんとも…!
    早く続きが読みたいです。
    何と言うか…読んでいて 決して心地好い物語ではないのに、圧倒的な内容に引き込まれてスラスラ読めました。

    ただ、ウィリアムがムカつきすぎてイライラ。
    地獄に堕ちることを畏れているくせに何故そんな行動にでるのか…。理解不能です。
    それから、懺悔すれば何でも赦されるんかい!とツッコミたくなります。。。

    この時代の文化(信仰や習慣など)に少しでも共感できるように(努力して)読んだ方が良いのか、物語だと割り切って読んだ方が良いのか。
    この本を時代小説として楽しんで読むためには前者が良いんだろうし、そう読みたい気持ちもあるんですが、如何せん到底受け入れたくないような行いがされているのを読むと自然と後者になってしまうのがなんとも複雑な部分です。

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    2011年04月11日
  • 大聖堂―果てしなき世界(下)

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    中世ヨーロッパが舞台の長作。
    同じ頃の日本は、足利氏の時代か〜〜なんて思いながら、
    最後はガッツリ物語の世界に浸りました。

    登場人物が多彩で大聖堂を建てるという大きな流れ以外にも、
    権力闘争あり、恋愛あり、経済問題、ペスト。。。

    読みはじめはどうなることかと思ったけど、
    読み応えたっぷり、満足いっぱいの上・中・下の3巻。

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    2010年11月16日
  • 大聖堂(中)

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    上に引き続き中も読み終わりました
    どんどん作品に引き込まれている私です

    最終巻どういう結末を迎えるのかすごく楽しみ

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    2009年12月22日