中谷友紀子のレビュー一覧

  • アニーはどこにいった

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    一言で言えば、詰め込みすぎといったところか。
    もうちょっとシャープにして深掘りしていけば
    とんでもない傑作になっていたのではないだろうかと、
    そんな気もした作品。とは言え、面白かったのは確か。

    ジョー・ソーンは、かつての自分の母校へ
    新任の英語教師として25年ぶりに舞い戻る。
    ジョーの前任の教師ジュリアは、「息子じゃない」という血文字を残して
    息子のベンを惨殺したのち、自殺したという。
    25年前、ジョーの8歳の妹アニーが姿を消した。
    ジョーが仲間のスティーヴン・ハーストたちと共に
    探検に行った鉱山跡の洞窟でのこと。
    あの夜、あそこで恐ろしいことが起き、そのあとアニーに
    もっと恐ろしいことが起きたのであった。
    過去の忌まわしい記憶と、現在の忌まわしい事件。
    友人の不可解な自殺。惨劇の家で起こる怪異。
    『妹に何が起きたか知っている。同じことが起きようとしている』
    突然そう告げる謎のメールが送られてきて故郷に戻ることになったジョー。
    果たして、この町にはどんな真実が隠されているのか。

    まずあらすじで相当興味が湧いた。
    ミステリーとホラーの完璧な融合。
    これを聞いて手が伸びないわけはないだろう。
    とは言え、どちらかと言えばミステリーではあった。

    その設定いる?っていうとこと、
    借金取りと殺し屋の設定がどこか浮いてるようでもあった。

    なんて突っ込みたくなるところもあるにはあるのだが、
    全体的には非常に楽しめたし、ワクワクハラハラさせられた。
    スティーヴン・キングからの影響も多大に感じたし、
    それが上手く活かされている良作。

    0
    2025年09月03日
  • マンハッタン・ビーチ

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    本は分厚いが、先が知りたくてスイスイ読めた。
    第二次世界大戦のアメリカが舞台。アナ、アナの父エディ、ナイトクラブのオーナーであるデクスター・スタイルの3人の語りで進む。

    アナがたくましい。好奇心と気の強さで人生を切り開いて行く。
    伯母のブリアンも同じく気の強いキャラでいい味出してる。

    読後、長い旅を終えた気分になった。

    0
    2025年08月30日
  • ゴーン・ガール 下

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    ネタバレ

    上巻の終わりを受けての展開。
    そういう構図か!
    サスペンスというよりイヤミス、しかも終始もやもやするやつ。
    これはいずれに転んでもスッキリしないわーと思いながら読み進める。

    ところどころ出る少々際どいもの言いは単なる卑猥さを通り越して愚かさに対する棘のよう。
    わざとらしく唐突に、何でもないことのように過激な発言をすることで、余計に暗にそれに反応してしまう者をあざ笑っているみたい。

    これじゃあ全方位皮肉で埋め尽くされていて救いないなーと思っていたが結末、意外でないにもかかわらず、もしかしてそれが言いたかった?と思えるほどシンプルな教訓を示す。

    無条件の愛などない。

    色々突っ込みたくなる気持ちや、いやこの経過を経てのこの結末はあり得ないという気持ちも大きいのだが、その真理一点においてのみ、この顛末を上回るなるほど感はあった。

    次に読み始めた本に、家族の中でひとり特性の異なるエイミーが出て来ているという不思議な読書連鎖あるあるも興味深し。

    0
    2025年07月26日
  • マンハッタン・ビーチ

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    港湾を舞台に繰り広げられるギャングの闘争かと思ったら違った。父親と娘とその難病の妹の物語だった。

    第二次世界大戦中の文化、海軍の様子の描写が緻密だった。対照的に人の動き、場面転換などで書き過ぎないところがいい。クールだ。

    マンハッタンビーチを3人でみる場面が最初のクライマックス。美しくはかないが、重要なシーンだ。海を見たんだ。

    そこからは娘は(アナは)、急速に大人になっていく。いろいろある。
    父親にもいろいろある。姿を消す。

    娘は探すことになる、父親を、海底で。

    海底だ。

    男性中心の世界で奮闘する娘の姿は、朝の連ドラになりそうな逞しい生きざま。

    そして、よい、ラストだ。
    細かく見れば全体的につっこみどころはあるが、
    納得のハッピーエンド。

    0
    2025年06月29日
  • 奇妙な絵

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    本屋さんで「ダ・ヴィンチ」4月号を買った時に
    染谷将太さんが選んだ一冊として
    この本が紹介されてました。
    せっかく買ったダ・ヴィンチだし
    新しい本と出会えたらと思い読んでみました。

    マクスウェル夫妻の子供、テディのベビーシッターとして
    働くマロリー。
    彼女はもともと薬物中毒者で、今はもぅ
    薬物にも手を出してない。
    そんなテディと過ごしてると、テディが奇妙な絵を
    書いてることに気づく。
    森の中で女性の遺体を引きずる男性の絵。
    どうやら昔、この土地で殺人事件があったようで…。
    だんだんとテディの描く絵が変化していき、
    マロリーはその絵の謎を解き明かしていく。

    とにかく、夜に読んでたから怖かったーwww
    ところどころに、テディが描いた絵が入ってるんだけど
    これが、普通に見てって、最後「ひぇーー」って
    なるくらい、怖かったーー(⁠ノ⁠*⁠0⁠*⁠)⁠ノ
    でも、オチは全然思ってたのと違って
    もぅ気になるから後半イッキ読み!!!!
    ハッピーエンドって感じではないけど
    なんか気持ちよく終われた!!

    そして、めっちゃ久しぶりに本読めたーwww
    今年は5冊くらい読むのを目標にしてます!!

    0
    2025年05月18日
  • 白墨人形

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    豊崎・書評集から。まず、こういうホラー寄りのミステリが推されていたのが意外。とはいえ、確かな目利きは間違いなく、本作も抜群の求心力。ホラーの在り方に彼我の差があるから、単純な横並び比較は難しいけど、刀城シリーズと通底するものを感じるから、本作への個人的親和性も高かったのかも。真相の意外性とか、ミステリ要素に対する満足度もバッチリで、とても楽しめたのでした。

    0
    2025年05月07日
  • 鑑識写真係リタとうるさい幽霊

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    ぐらんぱと坊ちゃん孫って独特の関係性あると思うけど、同じようにぐらんまと嬢ちゃん孫も独特の結びつきがあって、それがぐわんぐわん伝わってきて、ばーちゃんに会いたくなる!

    エンディングちょっと力尽きた感あるがしかし、一作目とはびっくり!すごか!

    小説とはいえ随所にナバホ族の独自の信仰、死生観とかが描写されててめっちゃ興味深い!
    やっぱ先住民て例外なくかっけー!

    著者自身が16年間も実際に事故現場とかの映像撮影に携わってたってだけあって、表現がリアルで、遺体とか現場の風景がありありと浮かんでくる!ぐっ!

    三部作予定ー!次作はよ!

    0
    2025年03月26日
  • 奇妙な絵

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    ホラー+ミステリー。面白かった!

    私は人間心理のミステリーは怖いけど、幽霊は全く信じてないのでホラーは怖くない。
    お化け屋敷もどうやって楽しむのか全くわからない冷めた人間です。

    でもこの作品はミステリー的な面白さもあるので、そんな自分でも楽しかった。

    【少年の描く奇妙な絵の真相とは?】
    5歳の男の子テディが描く不気味なイラストが本文中に複数箇所挿入されている。
    まるで、自分も物語の中に入ってこのイラストを見つけてしまったような没入感を体験できて楽しかった。

    ネタバレになるので詳しくは書かないけど、驚きもあり、読後感も良かった。

    欲を言えば、ミステリーがもっと強い方が良かったかな…。そんな奴はホラーミステリーを読むなよ!と言われそうですが…(^_^;)

    でも謎を解いていく過程や、誰を信じて良いのかわからない恐怖、真実がわかっていくドキドキやイラストの没入感が楽しくて一気読みだった。

    ブク友さん達の本棚から出会った本。
    ありがとうございました(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)

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    2025年01月10日
  • ゴーン・ガール 下

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    【結婚5周年の記念日、妻のエイミーが突然謎の失踪を遂げる。アリバイのない夫ニックに嫌疑がかけられる】

    下巻に入った途端にガラッと変わる。
    上下巻の使い方が上手い。

    これはどういうカタチで終わるんだろう…とストーリーが予測不可能で面白い。

    読後感は良くないけど、決まりきった定型的なオチにならずに最後まで予想を裏切ってくれる結末は好きだった。

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    2024年12月01日
  • 鑑識写真係リタとうるさい幽霊

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    最初は、鑑識課の写真係のリタの非常に細かな現場の撮影とその解説から始まる。
    その後は、死を恐れるナバホ族の出身のリタ。
    「幽霊が見え、話すことができる」という彼女の能力はナバホ族にとっては受け入れることはできない。その辛い経験と事件の展望が、カメラの種類で各年代、事件の順にフォーカスされる展開が気に入りました。
    リタが撮影を担当した事件展望は主に終盤に進んでいく。押しの強い幽霊に脅されながら、徐々に真相に迫っていく。
    彼女の能力を受け入れてくれる友人や隣人。能力は受け入れなくても支えてくれる祖母やその祖母の友人、押しの強い幽霊に助けてもらいながら、解決していく姿がよく、面白かった。
    リタの考え方が最後に少し変わったため、次作も読んでみたいと感じました。

    0
    2024年09月21日
  • ゴーン・ガール 上

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    個人的・夏のホラー特集。なんだけど。どこかのホラー特集て見かけたこともあり、そのつもりで読み始めたけど、今のところ、良質なミステリって感じ。ホラー感皆無。それはさておき、かなり引き込まれる内容であることには違いなく、面白きゃどういう風でも良いんです、はい。だいぶもったいぶって閉じられた上巻だけに、続きが凄く気になる。

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    2024年09月19日
  • ゴーン・ガール 下

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    ミステリが好きで、アメリカが映画が好きな私が、なんで今までこれを読んでなかったのか。不明を恥じる。一気読みでした!〈ここからネタバレ〉混じり気なしのサイコパス・エイミーは、しかし、強烈にミソジニーと闘うアンチヒロインでもあって、応援したくなってくる笑笑 二転三転してからの衝撃…というか、あんぐりビックリなラスト! そーきたかー。楽しかったぜ。

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    2024年09月08日
  • 鑑識写真係リタとうるさい幽霊

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    『鑑識写真係リタとうるさい幽霊』
    著者 ラモーナ・エマーソン
    訳者 中谷 友紀子

    ようやく読み終えました〜
    終盤にスリル感が押し寄せてきて、疲れました。(面白かったです)笑
    読み応えあります。ただし、生々しいくらいの凄惨な礫死体や事件、事故現場の死者の姿が克明に綴られていますので苦手な方はご注意ください。キツイです。冷静に受け止められるのは、おそらくその描写が“創りもの“ではないからなのかと。著者の経歴に市警や民間会社でカメラマンとして16年間犯罪現場を記録したとあります。

    タイトルと表紙のイラストから、ユーモアな作品なのかな?と勘違い、でも、あながちハズレではないんです。構成も上手いです。幽霊が見えてしまうナバホ族出身のリタ。職業が鑑識写真係と、大丈夫なのかしら?と思ってしまいますよね。第一章から事件は始まっています。

    『訳者のあとがき』を交えながらストーリーをご紹介します。ある日、高速道路の跨道橋から落下した女性の礫死体の幽霊アーマ。アーマの死の真相を探るその物語の合間に、リタの生い立ちの章がはさまれていく。その交互に重なっていく物語が、大きな事件に巻き込まれていくリタの苦悩と疲労に寄り添うように描き上げていきます。
    “緻密でダークな警察小説が展開されるかと思いきや、現れる幽霊たちは恐ろしくも賑やかで、物語はむしろ軽妙に進行していく。謎解きとおかしみと恐怖とスリルが絶妙にブレンドされ、総じてホラー・コメディ・ミステリとでも呼べそうな趣がある。“
    まさに、そんな感じです。笑

    幽霊が見えてしまうなんて、ホント、大変ですね、汗 序盤は淡々と、終盤はスリルやホラー地味た幽霊たち、そして事件の手に汗握る展開に、心臓が疲れました、、、。(事件はネタバレ厳禁で。)
     最終的にリタは自らをナバホ族の守りや付き纏ってきた幽霊たちに守られて穏やかなエンディング?と思いきや、、、続編がありそうな終わり方ですね〜笑 (著者もナバホ族出身とあります。温かみを感じるのはそういった背景にあるのかな〜と。)

    あとがきによると、リタ・トダチーニ・シリーズは三部作が予定されているそうです。
    現場の描写に疲れますが汗、一冊を読み終えるとその読み応えから、次作も気になります。
    リタとおばあちゃん、好きですね〜

    (少し補足しておきますね。)
    自分の死の真相を突き止めて欲しいとリタに付き纏うアーマ。彼女は自分の死因が自殺となると、幼い娘に何も遺してやれないからと、母の愛情が執着させているのですね。執念です。その辺りも切ない事情があります。ただただ、うるさく怖い幽霊という訳ではありませんね。涙

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    2024年09月03日
  • ゴーン・ガール 下

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    ネタバレ

    後半は気になって一気読み。
    わたしは妻が夫を上回るモンスターという前情報はあった上で読んでしまったけど、完全に何も知らない方が下巻更に驚けて楽しめたかも。
    それにしてもこのカタルシスのないラストは…エンタメというより、しっかり夫婦の人間ドラマで着地した。
    「人生」すぎて、どちらかが死刑になるよりずっと重い気持ちになった。この物語の地味バージョンが不幸な結婚だとするとぞっとする。

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    2024年05月26日
  • ゴーン・ガール 下

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    ネタバレ

    めちゃくちゃ怖かった!!
    私も自分で性格悪いと思っているけど、それをも超える陰湿さを感じた(笑)
    ニックの最終部での感情が意外。私の経験上では、男の人はそこまで単純じゃないと思ってた。
    途中退屈な部分もあったけど、クライマックスは最後の数ページまでどうなるかわからなくて、ヒヤヒヤしながら読んだ。最後の数十ページまでは★3、最後の数十ページからは★5。

    0
    2024年04月16日
  • 白墨人形

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    思ったより面白かった印象です。
    子供のころと大人になってからで話が交互するのですが、読みやすかったです。
    最後の持って行き方は予想がついたけれど、話の回収の仕方は好感が持てました。

    0
    2024年01月15日
  • 奇妙な絵

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    2024年初の1冊。
    ジャケ買いに近い感じで購入。

    薬物中毒を克服中の主人公が
    とある家庭のベビーシッターとして雇われる。
    5歳になるテディとはとても親しくなれて
    社会復帰への第1歩を踏み出す主人公だが
    テディが描く絵に違和感を覚える。

    作中に沢山の絵が出てくるのだが
    ドキッとするような絵が多く、
    不意をつかれて心臓バクバクになる。

    ホラーとして読み進めていくが
    ミステリとホラーが融合されたような、そんな感じ。
    ラストは賛否両論ありそうだが
    私は最後まで楽しんで読むことが出来た。

    年明けから気が沈むような事が沢山あり
    とにかく思いっ切り本の世界へと入り込みたいと思って手に取ったのだが
    先が気になり一気に読めて、とても満足。

    0
    2024年01月10日
  • ゴーン・ガール 下

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    妻エイミーの失踪。エイミーは何故いなくなったのか?
    夫と妻が交互に語る形で物語は進み、展開が読めな過ぎてあっという間に読み終えてしまいました!

    最後迄どうなるかわからず、そうきたか!で終わりました。それでいいのか!?

    妻も夫も理解できないけど面白かった!

    0
    2023年12月31日
  • ゴーン・ガール 上

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    妻エイミーの失踪。エイミーは何故いなくなったのか?
    夫と妻が交互に語る形で物語は進み、展開が読めな過ぎてあっという間に読み終えてしまいました!

    最後迄どうなるかわからず、そうきたか!で終わりました。それでいいのか!?

    妻も夫も理解できないけど面白かった!

    0
    2023年12月31日
  • ニードレス通りの果ての家

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    ある出来事が起きて「なぜそれが起きたのか」
    これが明らかにされるのがミステリーだと思う
    読み進めると不穏や不安や落ち着かなさがこみ上げてくる、これがホラーだと思う

    人の生命が奪われなくとも血が流れなくとも
    ミステリーやホラーは綴られる事ができるだろう
    この作品も、その意味ではミステリーでありホラーだと思う

    ミステリーでありホラーでありながら、ほんの少しのやさしさも漂っていて
    ネタ的にはある意味おなじみのものではあるが、退屈はしない文章になっていて、自分は好きだと感じた

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    2023年12月17日