ニードレス通りの果ての家

ニードレス通りの果ての家

暗い森の家に住む男。過去に囚われた女。レコーダーに吹き込まれた声の主。様々な語りが反響する物語は、秘密が明かされる度にその相貌を変え、恐るべき真相へ至る。巨匠S・キングらが激賞。異常な展開が読者を打ちのめす、英国幻想文学大賞受賞の傑作ホラー

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ニードレス通りの果ての家 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年03月18日

    超推し★5 閉鎖的、抑圧、混乱、暗闇… おどろきと重い体験ができる名作 #ニードレス通りの果ての家

    ■あらすじ
    アメリカの田舎町、ニードレス通りの果てに一軒の家があった。そこにはテッドが娘ローレンや猫と住んでいた。
    テッドはかつて近くの湖で発生した少女失踪事件の容疑をかけられてしまったこともある、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年02月20日

    節ごとに視点人物が入れ替わりながら語られていくのだけど、たぶんこれは信頼できない語り手、実際は何が起きているのだろう?を想像させつつひたすら不穏な感じで進む。猫視点もでてきて、かわいい。猫だけは信頼して読もうかなどと思ったりしながら読み進める。

    最後まで読み、著者あとがきを読むとこの作品の見方がが...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年12月17日

    ある出来事が起きて「なぜそれが起きたのか」
    これが明らかにされるのがミステリーだと思う
    読み進めると不穏や不安や落ち着かなさがこみ上げてくる、これがホラーだと思う

    人の生命が奪われなくとも血が流れなくとも
    ミステリーやホラーは綴られる事ができるだろう
    この作品も、その意味ではミステリーでありホラー...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年11月02日

    ホラーと聞いていたが…
    ホラーであり、ヒューマンドラマでもあり、サスペンスでもあり、スリラーで、愛にも触れる作品。
    あとがきをきちんと読むと、この作品が娯楽で消化されてはいけないことが分かります。
    多くの人があらゆることに
    目を向けて
    理解をしていかなければならないですね。
    こんな感想では意味深です...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年08月24日

    全体的に息苦しいような暗さと圧迫感を感じた。
    でもこの先どうなるんだろうと読む手が止まらなかった。
    明らかに怪しいあいつ。
    犯人は絶対にあいつだ。あいつしかいないよね、って感じで展開していくが、実は。。
    いやー驚いた。そうきたか!
    ドキドキ、息を殺すようにして読み進めたので、最後は、はー!ため息つい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年06月28日

    テッド、娘のローレン、猫のオリヴィアが暮らす森に面した通りの隣に住み始めたディーと4人の視点で物語は始まる。特にオリヴィアの語りは神がかりでスラスラとは読めなかったが、途中から後半にかけての怒涛の展開にびっくり!
    匂いや手触りさえリアルに描写される悲惨さと共にテッドの哀しさが胸に沁みる。救いのある終...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年04月05日

    すごい本を読んでしまいました。
    人間の恐ろしさ、愚かさ、不可思議さが余すところなくちりばめられた本です。
    ただでさえ海外ものは読みにくいのに、語り手が次々と入れ替わり、どこまでが本当でどこまでが妄想なのか分からず、何度も読み直しました。それでも先が気になってやめられません。
    さて、いちばん おそろし...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年02月15日

    エンディングに仄かな希望が見えてもほっとする。
    これ、映画化されるらしいけど、どうやって映像化するんだろう?

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    Posted by ブクログ 2023年09月07日

    明らかに怪しい序盤 → 全体像がじわじわ見えてきて恐ろしくなってくる中盤 → 流砂の如き「まさか」に飲まれる終盤、そして最後には静かな悲しさが残った。
    「まさか」の展開なんだけど、単に読者を騙すギミックとして「まさか」を使ってるだけじゃないのが分かる。ほかの作品も読んでみたい。

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    Posted by ブクログ 2023年08月13日

    うー、後半読むのが辛くて斜め読み。
    そしてこれはホラーなのか?
    私が思ってるホラーとは違って、拍子抜けだった。ずっと物語は不穏な気配に満ちていて、定まらない何かにぞわぞわさせられたけども。
    語り手がどれも、信頼できず戸惑う。
    ラストはちょっと救いがあるというか、少しだけ光が見えてホッとした。

    0

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