作品一覧

  • ニードレス通りの果ての家
    3.8
    1巻3,080円 (税込)
    暗い森の家に住む男。過去に囚われた女。レコーダーに吹き込まれた声の主。様々な語りが反響する物語は、秘密が明かされる度にその相貌を変え、恐るべき真相へ至る。巨匠S・キングらが激賞。異常な展開が読者を打ちのめす、英国幻想文学大賞受賞の傑作ホラー

ユーザーレビュー

  • ニードレス通りの果ての家

    Posted by ブクログ

    超推し★5 閉鎖的、抑圧、混乱、暗闇… おどろきと重い体験ができる名作 #ニードレス通りの果ての家

    ■あらすじ
    アメリカの田舎町、ニードレス通りの果てに一軒の家があった。そこにはテッドが娘ローレンや猫と住んでいた。
    テッドはかつて近くの湖で発生した少女失踪事件の容疑をかけられてしまったこともある、訝しげな人物。その後嫌疑は晴れるも、失踪してしまった少女の姉ディーは未だに彼を怪しんでいた。
    ディーはテッドの隣に引越し、彼の様子を伺うのだが…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    めちゃくちゃ面白い!★5
    それなりに読む力が求められますので、時間をしっかりとって、よい環境で読むことをおすすめします。

    0
    2023年03月18日
  • ニードレス通りの果ての家

    Posted by ブクログ

    節ごとに視点人物が入れ替わりながら語られていくのだけど、たぶんこれは信頼できない語り手、実際は何が起きているのだろう?を想像させつつひたすら不穏な感じで進む。猫視点もでてきて、かわいい。猫だけは信頼して読もうかなどと思ったりしながら読み進める。

    最後まで読み、著者あとがきを読むとこの作品の見方ががらっと変わる。1度目はホラーミステリなのだけど、2回目は感動があります。

    0
    2023年02月20日
  • ニードレス通りの果ての家

    Posted by ブクログ

    ある出来事が起きて「なぜそれが起きたのか」
    これが明らかにされるのがミステリーだと思う
    読み進めると不穏や不安や落ち着かなさがこみ上げてくる、これがホラーだと思う

    人の生命が奪われなくとも血が流れなくとも
    ミステリーやホラーは綴られる事ができるだろう
    この作品も、その意味ではミステリーでありホラーだと思う

    ミステリーでありホラーでありながら、ほんの少しのやさしさも漂っていて
    ネタ的にはある意味おなじみのものではあるが、退屈はしない文章になっていて、自分は好きだと感じた

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    2023年12月17日
  • ニードレス通りの果ての家

    Posted by ブクログ

    ホラーと聞いていたが…
    ホラーであり、ヒューマンドラマでもあり、サスペンスでもあり、スリラーで、愛にも触れる作品。
    あとがきをきちんと読むと、この作品が娯楽で消化されてはいけないことが分かります。
    多くの人があらゆることに
    目を向けて
    理解をしていかなければならないですね。
    こんな感想では意味深ですし、何にでも言えることではあるのですが、
    読めば分かるはず。



    0
    2023年11月02日
  • ニードレス通りの果ての家

    Posted by ブクログ

    全体的に息苦しいような暗さと圧迫感を感じた。
    でもこの先どうなるんだろうと読む手が止まらなかった。
    明らかに怪しいあいつ。
    犯人は絶対にあいつだ。あいつしかいないよね、って感じで展開していくが、実は。。
    いやー驚いた。そうきたか!
    ドキドキ、息を殺すようにして読み進めたので、最後は、はー!ため息ついた。
    面白かった。

    0
    2023年08月24日

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