カトリオナウォードのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
超推し★5 閉鎖的、抑圧、混乱、暗闇… おどろきと重い体験ができる名作 #ニードレス通りの果ての家
■あらすじ
アメリカの田舎町、ニードレス通りの果てに一軒の家があった。そこにはテッドが娘ローレンや猫と住んでいた。
テッドはかつて近くの湖で発生した少女失踪事件の容疑をかけられてしまったこともある、訝しげな人物。その後嫌疑は晴れるも、失踪してしまった少女の姉ディーは未だに彼を怪しんでいた。
ディーはテッドの隣に引越し、彼の様子を伺うのだが…
■きっと読みたくなるレビュー
めちゃくちゃ面白い!★5
それなりに読む力が求められますので、時間をしっかりとって、よい環境で読むことをおすすめします。
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Posted by ブクログ
ネタバレいやー、レビューが書きづらい。
どんな感想を書いても、本作品の事前に晒してはいけない部分に触れてしまいそうで。
ニードレス通りに猫のオリヴィアと暮らすテッド。
娘のローレンがときおり訪れ、部屋の中を暴れ回っている模様。
テッドはその昔、”アイスキャンディの少女”ルルの失踪に関して怪しい人物としてメディアに吊し上げられた過去がある。
一方、ルルの姉ディーは、浜辺でルルが失踪した日を堺に坂道を転がり降りるような人生。
それでもルルをかどわかした犯人をこの手で捉えようと独自の調査を続けている。
疑わしき人物に行き過ぎた行為を行った過去もあるようで、その執念は凄まじい。
今回辿り着いた被疑者(テッド -
Posted by ブクログ
ネタバレぜってぇ、テッドがシリアルキラーだろ~!?と思ったら、違った。ごめん。人を見かけや行動や思考で判断するの良くない。書かれていないところにも注意せねば。
みんなテッドの人格とはな。ディーは違ったけど、ディーも信頼できない語り手だった。ちょっとずるくないこれ?
ミステリーとしてはダメだが、ホラーなら、まあ。ホラーとしてもあんまり怖さはなかった。でもエドガー・アラン・ポーみ。
恐怖。
マトリョーシカはいくつも人格をもつテッドの象徴。
楽しめたけど、めちゃくちゃ楽しめたってわけじゃない。サバイバルなのはわかる。
というか、ローレンもオリヴィアも飢えてたってことはテッドも?大男じゃなくて、ガリガリ?そこ -
Posted by ブクログ
あらかじめのお断り・・ノーベル文学賞でも本屋大賞でも東大卒作家の作品でもオックスフォード首席の作品でも10以上の賞ゲットの作品ですら、オールラウンドの人々がこぞって拍手とは言えない・・とうっすら感じている。
でもこうしたプラットで書く以上社会常識を逸脱しない程度に言わせていただければ、面白くなかった。
理解できないというわけではなく、夏目漱石ではないけど猫語を文字にして人間とほぼ同じ考えを持っているんだ。。ということは驚かない・・驚いたところで何にも感銘はない。
ただ、障害を持った方が少しでも良い方向へという道を歩くことへの賛美はたたえたい~解離性人格障害というスタンス
筋を書いても、ネ