佐々木敦のレビュー一覧

  • ニッポンの思想

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    「ニッポン」の思想の総まとめ本。宮台さんとか東さんに興味があって読み始めたら、さらにその前からすごい人いっぱいいたんだなーってわかった。全体的に難しい内容ではあるけど、天才たちの考え方に触れることができておもしろかった。

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    2010年10月09日
  • 「批評」とは何か? : 批評家養成ギブス

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    カルチャー・スクール「BRAINZ」の講義録本。「批評よくわからない」というスタンスで話が進められながら、文体、価値観、引用、ジャンルの横断/通底、語彙、相対評価など、重要な要素を多く取り上げていて気付きも多かった。


    批評に限らず、文系のサブカルくさい学問界隈を楽しむための訓練にもなるような気がする。批評的にモノを見るのが好きな人ならなおさら

    本書を読んで「作品:批評=大作品:小作品」の関係、さらには、「ある批評とそれに対する批評の関係で、作品性が縮小していく現象とその効果」というのに注意が行って、それから頭から離れなくなってしまった。近いうちにパラパラとめくりながら思索せやう。

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    2010年09月23日
  • ニッポンの思想

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    2010.07 著者である佐々木敦氏の深い洞察に基づく約30年間におよぶニッポンの思想とその系譜をざっと理解できた。自分の読解力では、多分30%くらいの理解ではないだろうかと思うが、それでも非常に興味深く、痛快であった。

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    2010年08月09日
  • ニッポンの思想

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    私は正直柄谷行人も東浩紀も理解できていないので(でも知的スノビズムwにより読んでる)、佐々木氏は凄いなと率直に思った。
    現代の視点から80年代の思想を捉えなおすという試みが必要なのではないか、と思わされた。

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    2010年05月23日
  • ニッポンの思想

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    80年代~ゼロ年代にかけての日本思想史が書かれており、純粋に読み物として楽しめる上、歴史資料としても機能するだろう。

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    2010年04月02日
  • ニッポンの思想

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    80年代以降の日本における思想の変遷を、各年代で活躍した人々とともに概観。個々の思想を把握するのにはあまりに簡略化しすぎているとは思うが(本の形態の関係もあるし)、流れを知るのにはいいのでは。ニッポンの思想の特色として、思想そのものの内容よりもそのパフォーマンスに重きが置かれている、という指摘に納得。

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    2010年05月16日
  • ニッポンの思想

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    80年代~00年代の批評の流れを交通整理。
    90年代、00年代を歴史化する評論は、近年けっこうあるが、本書は中でも分かりやすく整理されていて、勉強になった。

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    2010年03月06日
  • ニッポンの思想

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    クラインの壺、物語、制度、不完全性定理、相対主義、…80年台以降ほとんどの思想は、このようなある種の閉塞(すべて同一?あるいは別物?)を見出し、それを克服しようとする試みに見える。その方法は逃走だの表層批評だの命がけの飛躍だのいろいろいわれるが、具体的にどうするのかがわからない。

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    2010年05月15日
  • 「批評」とは何か? : 批評家養成ギブス

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    その名の通り、「批評」という行為、表現とは一体何なのか、どうして書くのか読むのかと考える人すべてにおすすめしたい。BRAINZでの授業の内容が字に起こされているので、口語体で読みやすく、冗長な本質の反復(あとがきより)によりエッセンスは心に深く書きつくことだろう。一度読んで終わりというよりは、何度も読み返すことで得るもの、感じるものが多い書であると思う。

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    2010年04月11日
  • 「書くこと」の哲学 ことばの再履修

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    ちょっとくどくて、前半は苦手な感じだったけど、後半からは面白かった。
    タイトルのまんま、本当に哲学本です。
    書けるようになるためのノウハウではなく、考え方の本。

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    2026年03月02日
  • 「書くこと」の哲学 ことばの再履修

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    諸手を挙げて飛びついた本は、私にはまだ難しかった。
    哲学とロジックの宝庫。
    私にとっての課題図書になりました。

    ✾書くことの哲学ことばの再履修
    ✾佐々木敦
    ✾講談社現代新書

    “読み終えると、なぜか『書ける自分』に変わっている!”
    “より自由に書くための基礎理論。”
    “何度も読み返すことになるだろう。”

    帯に惹かれて読んでみました。
    2月中旬くらいには読み終わっていたのですが、これまた『???』と感想がかけずにいました。

    いやまさに、“あなたはなぜ「書けない」のか?”状態です。(この文言、帯に書いてあるんです。)

    哲学とロジックの宝庫。
    情報が『密』でぎゅっとしてる。
    それを理解しきれ

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    2026年02月28日
  • ゴダール原論―映画・世界・ソニマージュ―

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    佐々木さんのゴダール論なんて、何冊も出てると思ってましたが、これとあともう一冊ぐらいだったんですね。
    最近ゴダールのドキュメンタリーでけっこういいのを見て、自分の中のゴダール観がちょっと変わったので、読んでみました。
    一章のソニマージュ、ジガ・ヴェルトフ集団についての論考、解説はとても参考になりましたが、まさか二章からずっと『さらば愛の言葉よ』の小刻みな解説になるとは笑
    公開当時劇場で見たきりで、しかも2D版。内容もなにも覚えていなかったのですが、ちょうどアマプラ見放題になっていたので助かりました。
    佐々木さんの解説には納得できる部分もありましたが、本当に監督がそのような思考を辿ったかどうかは

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    2026年02月17日
  • メイド・イン・ジャパン 日本文化を世界で売る方法

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    ネタバレ

    <目次>
    序章   「日本/文化」の条件
    第1部  日本文化はどのように輸出されてきたか
     第1章  「英語」の乗り越え方~K-popは世界を目指す
     第2章  日本文化と英語化~ニッポンの音楽は「世界」を目指す
     第3章  ニッポン人になるか?ガイジンになるか?~XG vs Idol
     第4章 「輸出可能」な日本らしさ~GAKKO!・白塗り・ノスタルジー
     第5章  外から見出される「日本らしさ」~テクノ・ジャポニズム
     補論  「洋楽離れ」から遠く離れて
    第2部  日本文化はどう世界に根づくのか
     第6章  日本文化の「あいまい」さ~川端康成 vs 大江健三郎
     第7章  日本文学が海を越

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    2026年02月10日
  • 公式トリビュートブック 『チ。 -地球の運動について-』 第Q集

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    トリビュートの中には哲学的で難しい話もありましたが、宇宙飛行士の野口聡一さんとの対談が、実際に宇宙空間を経験した人にしかわからない孤独や常に死と隣り合わせだったということが感じられてとても興味深かったです。

    朝井リョウさんの小説は読み始め、なんのことを言ってるのか頭の中が「?」でしたが読み進めていくうちに『チ。』の世界観の現代・未来版のようで着眼点が素晴らしいと思いました

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    2026年01月15日
  • 公式トリビュートブック 『チ。 -地球の運動について-』 第Q集

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    色気ってのは腹が据わった覚悟の有る人間が醸し出すもんだ 知る事の、大切さも無意味さも素晴らしさも恐ろしさも全てこの作品が描いています。 娘ヨレンタがノヴァクの感情の部分に触れる唯一の存在であるのにも関わらず 以降は信念というよりは最早執着 それこそ「アポリア」(相反する二つの見解が等しく成立する場合、解決の糸口を見出せない難問)だと思うんですけど。 ある意味、完全オリジナルを作るという欲望は幻想だったり。もう流石にこの世界には蓄積が有り過ぎるから、どういう組み合わせで更に新しい事があるかなって事を皆探求していると思います。 文化は大きな川の流れであるという事を良く言っているんですけど、文章、文

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    2026年01月03日
  • 「書くこと」の哲学 ことばの再履修

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    文章を書くことについて書かれているが、人生観にも通じるところがあるなと思いながら読んでいた。

    「地図が用意できるなら、それを片手に迷路へと旅立ちましょう。地図がないならそれはそれでなんとかなります。道に迷うことが、定められた出口とまったく別の世界にあなたを誘ってくれるかもしれない。」

    設計図をつくって効率的に、それ通り書くのではなく、設計図はぼやっとありながらも、別の方向に進んだり、時間をかけて吟味したりすることの重要性を語っている。この言葉に、人生も似ているのかなと思った。思い描いた理想や、成功にたどり着くのが全てではなく、それ以外の悩んだ過程や迷いが、自分の可能性を広げていくという考え

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    2025年12月24日
  • 「書くこと」の哲学 ことばの再履修

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    説明がややくどい部分もあったが、全体的には面白かった。
    全体構成を考えすぎず、まず書いてみて、適宜推敲し、書き終えたら別のことを書く。

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    2025年12月05日
  • 公式トリビュートブック 『チ。 -地球の運動について-』 第Q集

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    チ。の世界観、込められた思いなどを魚豊さんの対談や数々の執筆陣を通してさらに知ることが出来た。そんな風に言語化するのか…と驚き物語への解像度がさらに上がった。これを読んだ後に原作を読むとまた違った味わいがあると思う。

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    2025年11月12日
  • 「書くこと」の哲学 ことばの再履修

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    高松市の本屋さんルヌガンガで購入。

    別に難しいわけではないのだけれど、文章がどうにもくどく感じてしまい、肌に合わず、読みすすめるのがかなり苦しかった。

    レトリックについての佐藤信夫という人の文章の引用部は、文体に対して感じていたことを細大漏らさず言い当てていて、膝を打つ思いだった。

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    p104-105

    いずれも、数学の教科書や交通法規のような一色で均等に塗られた無地の文章ではなく、地の上に、部分的に目立つ柄や模様がある。文章がのっぺりした平面ではなく、その表面を指でなでてみると、ところどころ、凹凸や起伏の感触があるようだ。

    ことさらに指摘してみれば他愛もないような柄であり凹

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    2025年10月25日
  • 「書くこと」の哲学 ことばの再履修

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    書くためのマインドセット、書き始めてから書き終えるまでのこと。言葉未満と言葉の芽の往復、繰り返しで書けるようになってくる。

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    2025年10月21日