あらすじ
ゴダール渾身の3D長編『さらば、愛の言葉よ』に刺激され、再起動した批評時空間。その思考は過去の作品群へ飛び、芸術一般に拡張され、遂には世界認識をも揺さぶる。長編批評「ジャン=リュック・ゴダール、3、2、1、」のほか、監督独自の音響と映像の関係を論じた「彼のソニマージュ」、最後の言葉を探る「ONEn+」を収録。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
佐々木さんのゴダール論なんて、何冊も出てると思ってましたが、これとあともう一冊ぐらいだったんですね。
最近ゴダールのドキュメンタリーでけっこういいのを見て、自分の中のゴダール観がちょっと変わったので、読んでみました。
一章のソニマージュ、ジガ・ヴェルトフ集団についての論考、解説はとても参考になりましたが、まさか二章からずっと『さらば愛の言葉よ』の小刻みな解説になるとは笑
公開当時劇場で見たきりで、しかも2D版。内容もなにも覚えていなかったのですが、ちょうどアマプラ見放題になっていたので助かりました。
佐々木さんの解説には納得できる部分もありましたが、本当に監督がそのような思考を辿ったかどうかはまあ分かりません、よね。
最終章で、自身が20代のころに書いた未完の論考を、時を隔てて続きを書くというなかなかエモいことをやっています。