荒木飛呂彦のレビュー一覧
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岸部露伴は動かないの第2巻。圧倒的に刊行ペースが速い。嬉しい限り。
「望月家のお月見」
善とか悪とかの立場関係なく、ルールには従う。従わなければならない。そのおかげというのが正しいかどうかはわからないが、知らず知らず綱渡りのように、危機を脱しているんだなぁと思うと、その不安定さがキモチワルイ。そして、面白いんだけどおっかない。
「月曜日 天気ー雨」
電磁波をエネルギー源として生きている新種の昆虫が巻き起こした一騒動。原因不明の中、次々とトラブルが押し寄せてくるパニックを訴えてくるさまは、こいつはヤベーと唸りました。
「D・N・A」
大冒険しなくてもいい。といって、足元に転がっているわけで -
購入済み
大人になってから読とても面白い
現実でもある人間関係を書かれており、吸い込まれるようにページをめくっていました。
子供の頃に読む機会がなかったので、楽しく読まさしていただきました。 -
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16巻、17巻は、ページ数が他の巻と比べて多いのにお値段据え置きなんて嬉しすぎる。ジョジョにスペースシャトルのアップが登場するなんてびっくり。光でホワイトアウトってジョジョでは珍しい気がする。3巻でスタープラチナは「成長性=完成」だったけど、スタープラチナ ザ・ワールドは「成長性=C」なんですね、なるほど。第3部から出てきた時が止まったときの表現が実に分かりやすい。いいもの発明しちゃったなみたいな。漫画家速描き対決にて名前だけゲスト出演のやっぱりあの人。「時の加速」は表現が難しい。太陽や地球が速く動けば時が加速していることになるのか。プッチ神父の最終能力がすごすぎる。これはもう最強なのでは?
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だんだん最後に近づいてきたのか、相手が強くなってきたので、戦いが長引いてページ数が多いエピソードが多くなってきた。プッチ神父とヴェルサスの関係に関して。リーダーとして、構成メンバーを従わせることは難しい。吉良は別として、カーズとかDIOくらいのパワーがないとやはりそう簡単にはいかないみたい。二番手以降が力を持ちすぎると日本の戦国時代の例を引くまでもなく、トップを倒して俺がトップに立つのだという野心家が現れる。そのくらいの「強さ」を持ったメンバーの方が心強いという面はあるけれども。飛行機の席取り問題。これはまた、哲学的な命題(トロッコ問題)が出てきてしまった。描かれていないけど髪の毛まで糸になっ
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「地球最後の日に食べたいものはチョコレート」のときのジョリーンの顔が久々に女の子の顔になっている(苦笑)。JAIL HOUSE LOCK戦。本体の制御とは関係なくルールを支配するスタンドは強いけれど、そのぶん、本体自信は無防備。これまでにあった戦いでも、そのルールに自分が引っ掛かったりするパターンが多かったような。力が強いのは良いことかもしれないけれど、自分で制御できる範囲を超えてしまうのは良くないという示唆が、一般社会でも通用するのではないか。後半のアスナイ&ウェザー・リポートチームの戦いも物語システムに対してどう戦っていくのか、どうやったら勝てるのかがポイント(ジャンプならではのネタも)。
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喉が乾いて水を飲みたがっているスポーツ・マックスを見て思ったけれど、敵側は、ある種、非道な欲望を叶えるために行動しているけど、欲望のうち強い性欲を叶えたいというキャラはいないなと。少年誌だからだろうし、そこを守っているがゆえにジョジョは人気なのではないかと思った。そのgentlemanshipのために、男たち(第6部は女たちだけど)の信念の物語たりえている(と書いたそばからマックスがちょっかいかけるけど、そこまで本気ってほどでもない)。紙面を上下に分割して見える世界と見えない世界を並べるという、見えない死骸の表現手法になるほどと関心。第6部は、戦いにおいてこちら側もダメージが大きいことが多いよ
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この巻だけ表紙の絵のタッチが違う。この巻に入ってラング・ラングラー側に視点が移ったせいかマスクから目が見えるようになった。前巻まではマスクの目のところがガードされていて見にくいのでは?と心配していたのです。来ましたゲスト出演ディオ。なんとこのタイミングでのヤドクガエルで、城平京『雨の日も神様と相撲を』とつながる。プッチ神父は焦るのが意外と早い。ちょっと第4部の吉良みたい。自分の信念に従って行動している人ほど、それが崩れたときに焦るのかも。気持ちに余裕やゆとりがないとね。ディオみたいに最初は堂々としてなくちゃ。また、神父という立場ゆえに守られているがゆえに、そこが逆に弱点にもなる。ジョリーンの顔