荒木飛呂彦のレビュー一覧
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ジョジョを読んだことがない人も、ヘブンズドアーの能力とか、スタンドの概念とか、そんなことわからなくてもきっと面白いと感じるはず。
各話で描かれた時期が違うので、絵柄が変わっていっているのも荒木先生のファンとしては楽しかったです。六壁坂の絵が一番好みでした。7部描いてたときくらいでしょうか?それにしても、表紙が素敵過ぎて、いつまでだって眺めていられる…笑
(´・ω・`) ココカラネタバレアリ〼
懺悔室のポップコーンや富豪村のとうもろこしのシーンは、4部のジャンケン小僧や6部のキャッチボールに似た緊張感がありました。子どもの遊びのようなことに、命を掛けさせられるあの感じ。とても面白かった -
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「ラストがイミフ」という人もいれば「これ以上ない最高傑作」という人もいるんですね。わたしは完全に後者です。しっかりとついていける、超展開だったと思います。
(´・ω・`) ココカラネタバレアリ〼
途中から止まらなくなって最後まで数巻まとめて読んだので、細かいことはあんまり覚えていませんが…とにかく、ラストが。伏線回収も含め、歴代最高でした。他の部も大好きだということを断ってから書きますが…5部ディアボロ戦は、正直勝ったのか???っていうよくわからない気持ちになり、納得いかなかった。4部吉良戦は、人の死なんてそんなものだとは思いつつも、あまりにも最後が呆気なかった。3部も最後の一撃がDIOに -
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VS大年寺山。
定助は一切出てこず、バトルをするのは康穂とつるぎという、10巻にしていよいよ定助が関わらないバトルが登場した。
これからのストーリーにおいて、基本的に敵は岩人間であるようで、人間とは違う知的生命体との戦いは2部を彷彿とさせる。7部が1部のオマージュである点があったのを見ると、8部においても2部を踏襲しようという考えがあるのかもしれない
つるぎのスタンドは若干ズルい気がするものの、相手も中々のスタンドを持っているので、一応のバランスはとれている。
ジョジョリオンも連載されてからそこそこ経っており、絵柄が7部のものから徐々に変異していってるように見える。 -
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ネタバレVS吉良吉影、決着。
結果的に吉良には川尻となって逃げられてしまうけれど、承太郎の言うとおり、「精神的には勝利」した戦いだった。
この巻は吉良の狂気の一面が後半にも渡って幾つも見られる。他人をブン殴っておきながらティッシュを渡す。殺す前にわざわざ相手の靴下の裏表を直す。爪の長さを測る、保管する。なかでも鼻血を出している敵にティッシュを差し出す行為は、第八部『ジョジョリオン』における東方常敏と同一で不気味だ。
しかし満身創痍かつ逃走中であろうと「かつて」の同僚に対し挨拶する姿は、変な日本人の癖を踏襲しているというか、日本人味があってどこか憎めない。
それでも「てめー自身のためにだけに、