さくら剛のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【あらすじ】
大人気6流旅作家・さくら剛、7年ぶりとなる旅の本のテーマは「旅のトラブル対処法」。バックパッカーとして大失敗経験豊富な著者が、自らの経験をもとに“一人旅で出くわす、よくあるトラブル"を語る抱腹絶倒の旅行記。
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ディープでオンリーワンな海外旅行を夢見るキラキラインスタグラマーを、奇声とともに張り倒すタイプの旅行記です。いや、この人なんでこんな目に何度も遭ってるのに懲りずに海外行ってるんだ?笑
決して経験はしたくないが、読んでいる分には面白いので他の著書も読んでみたいと思いました。こういう、我が身を削って生み出される系のエッセイ -
Posted by ブクログ
『広く主義、思想を学ぶには読み易い良書』
表題の通り、面白い&分かり易い事例でとても読みやすかったです。
この手の話を深掘りする本を読む前に、下準備として読めば理解が深まるのかなと。
ざっくりと思ったことを下記。
・今の自分の結論は「自分の求める幸せ(家族&趣味)は守りきれるくらいの利己主義」かなぁ(笑)
・世界全体で一斉に社会主義にするのが一番って前から思ってるんだけどな…もはや幸福のために必要な発展は十分に達成している気がするんだが…まあでも、結局損したく無い人がいる限りこの螺旋からは降りられないんだよね、きっと(笑)
〈内容まとめ〉
チャプター1、道徳
相対主義
・「ど -
Posted by ブクログ
この時期になんか新しいこと学びたいと感じて手に取った一冊。経済学と言われるとざっくりしかわからなかった。この一冊は、誰でもとっつきやすいようにラフな形で描かれている。新しいことを学ぶなら、このくらい軽くラフな感じで始めるのがいいと感じた。そこから深堀していくことが勉強という型にはまりすぎず、楽しく学べるということなんではないだろうか。本書の中で一番印象に残っているのは、投資の章である。近年、投資をすることが美化されているように感じる。ただ、筆者はこの状況に対して一石投じている。もちろん、投資に対して全面否定しているわけではないが、投資と投機を勘違いしてはいけないというのは心に刺さった。特に、投
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Posted by ブクログ
読書録「アフリカなんて二度と行くか!ボケ!!」
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著者 さくら剛
出版 幻冬舎文庫
p101より引用
“『バスの中で他の乗客からもらったジュー
スやアメ玉を安易に口にし、混入していた睡
眠薬で眠らされ貴重品を奪われる』というの
は、どのガイドブックにも書いてあるアフリ
カの犯罪の典型的なケース。”
目次より抜粋引用
“引きこもり最高!
史上最凶の国
駆け抜ける青春
世紀末都市へ
驚異の赤道実験”
作家・小説家である著者による、アフリカ
での日々を記した旅行記。同社刊行作「中国
初恋」再構成文庫版。
アフリカへ旅立つきっかけから旅の中での
ロクでもない出会いまで、どのような -
Posted by ブクログ
バックパッカーに憧れているが、自分には無理だろうなぁという人が読んで、やっぱり無理!と思える本。
本書にも書いてあったが、SNSや旅番組、本等は、旅行の「いいところ」「キラキラしてるところ」だけを、「切り取りすぎ」は事実だと思う。そこに至るまでのプロセスがめちゃくちゃ大変なのに、そこは書かれないことが多い。そういうわけで、旅から帰ってきた時、やっぱりお家が一番良いかも!ってなるのは私だけではないと思う。
本書は旅における大変なことをあえて書いてくれている本であった。
旅をすると国や人種だったりで、生活様式が全然違うことをこれまで以上に目の当たりにする。ほぼ同じ生活様式で暮らしている日本人同 -
Posted by ブクログ
経済苦手だけど、勉強したいと思う人は、導入として読んでみたらいいと思う。例え話がモー娘。やドラクエなどを使っていておもしろい。でも、世代でなければ面白くないかも?
お金とモラルの章は面白かった。
「人々がお金という対価で支払っている世の中のサービスは、そもそも(お金を払わずにやると)モラルに反する行為」という主張に、そういう視点もありかもと思った。人々はモラルの低下を伴う行動を、お金で帳消しすることができると考えているのですね、なるほど。
日本のデフレマインド、なんとなくテンション下がっている感じ。この雰囲気をどうにかすることも大切と書かれていた。気運という言葉はあまり好きじゃないけど、な