あらすじ
子どもの頃から、体を動かすこと、汗をかくこと、外で遊ぶことが大嫌い。放課後は真っ直ぐに家に帰り、部屋にこもりテレビゲームに向かう日々。いつしか友達は減り、大人になった今では「仲間」と呼べるのは戦士や僧侶、魔法使いだけ……となった引きこもりが、突然アフリカ大陸を縦断することに! 一体どうなる!? 泣くな、負けるな、さくら剛!
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Posted by ブクログ
元引きこもりの筆者が中国を旅をするアフリカ大陸編後編。
これだけ聞くと、なんで中国を旅するのになんでアフリカ大陸が関係するんだ??とお思いでしょう。それがこの筆者、しいてはこの本の面白さがあるのです。
だってわけわからないでしょw好きな人が中国行くからって追いかけるためにアフリカいっちゃうなんてw引きこもりとは言いつつこの行動力がアメージングですね。
この巻のメイン(と私が思うの)は腹痛とトイレ事情。アフリカの偏見かもしれませんが衛生事情は良くないんでしょうねぇ。いや、実際に体験したさくら剛さんの話を聞く限り、最悪でしょう!特にエチオピア!この先、一生エチオピアに行かないことを決めました!ここでは書けない内容ですので、気になる方は読んでご確認してみてください(自己責任)。行くならやっぱりエジプトですね。エジプト最高。やっぱり観光に強い国は違う。
そしてもう一つ気になる国がイスラエル。ユダヤ、キリスト、イスラム教の聖地であるエルサレムを含むきな臭い国です。うん千年前からの因縁が現代まで続いてるって想像を絶しますよね。
いやぁ、各国によって色が全然違いますね。本を読んでいるだけで私も旅行をしている気分になります。ところでさくらさんの文体が気になる人はいるかもしれませんね。擬音擬態語や少し汚い言葉等。いや、絶対にそんな会話してないでしょ!っていうのもありますか。私はすごく面白く読ませてもらいました。少し試し読みしてからが良いかもしれません。
ていうか2巻かかっても中国にたどり着いてないよ〜、さすがすぎるよ〜w
Posted by ブクログ
日本にいたらまず経験することはない非日常的な日常。
最初にインドや中国の方から読み、その時はよく耐えられたな、と思ったけれど、アフリカ大陸であんな体験をすれば何でも行けそうな気は確かにするかもしれないですね。
最後のイスラエルは、この本に載っているのが不思議な話。作者らしい笑いを入れてはいるけれど、現実はとても残酷で悲しいです。
因みに前半は(というかほぼ)トイレネタ。そして他の作品とは違って、一番現地の人や日本人旅行者との交流が書かれていたかも。
Posted by ブクログ
だって、さくら剛さんだもん。
もちろん好きに決まってるぢゃんか。
「中国初恋」を持ってるのに、文庫版買っちゃうんだもんね!!
だって、さくら剛さんだもん。大好きぢゃんか!!
縦書き文章バンザイ!!
帯タイトルは、
「なんでだよ~~~~~~~っ(号泣)!!!
アフリカの真の力に、引きこもりの心は
ぼっこぼこに打ち砕かれる。」
今作は、
エチオピアからイスラエルまでです。
食事中は読んだらダメです。
だって、
いっぱいお腹ピーピーのお話が出てくるから。
もういやだ~と泣きつつも、
笑えるカウンターを打ち込んできます。笑
インド~は登場するキャラクターが濃すぎて笑えましたが、
こちらは文化や風習、
さらにはトイレ事情・交通事情・宿事情などなど
「今まで水の出ない宿、電気がつかない宿、
窓のない宿など様々な宿があったが、
床がない宿はさすがに初めてである。」
「そもそもこのワディハルファは“国境の町”という
位置づけになっているようだが、断じて町などではない。
ここを普通の街とすれば、
“まんが日本昔ばなし”に出てくる村ですら
政令指定都市に思えてくる。」
なんど読んでも、
本当にさくらさんの旅行記は面白い!!
電車の中でニヤニヤしちゃうもん。笑
「やっぱり絶対インドは行かなくちゃ」と
思えたのは、さくらさんの本に出会えたから。
さくらさんの本、大好き!!
流動食系男子バンザイ!!
Posted by ブクログ
おお、続きだ。
相変わらず公共の場で読めない一冊に仕上がっているなと。個人的には「よっおまえのじいさん掘り起こされちゃったんだって?」って言っている壁画がツボでした。
語り口はアホくさい(けして悪い意味ではない)けれど、実はこの人結構知識豊富だったりしますよね。ひょいと出てくる言葉がそんな感じ。
とか思っていたんですがイスラエル問題は知らなかったようなのでかたよっていそうな。
そのイスラエルでは珍しく真面目で驚いた。全然予備知識のない(というか勉強しようとして挫折)状態で目撃したイスラエル。実はそんな先入観のない人の証言が重要なのかもしれない。
というか本当によく下痢になるお人ですね。
Posted by ブクログ
さくら剛さんの本は3冊目なのですが、すっかりハマってしまいました。
さくら通信も聴き始めてしまいました。。。
東南アジア編は無駄にキレてるのが悪目立ちしすぎていたのですが、初期の作品はそこまでではなかったもよう。アフリカ編は下品ではあるものの、文章はちょっとマイルドで読みやすいです。
エチオピアで悪ガキに悪態つかれてブチギレて追いかけ回すところや、スーダンの電車の時刻表が1週間に1本なのを「時刻表トリックが使えない。西村京太郎泣かせの国である」と言っていたのは思わず笑ってしまいました。
さくらさんの「なんでも文芸で例える」は読みどころでおすすめです。(シモ系の話が苦手ならおすすめしないです。)
イスラエルの話は、10年以上たった今でも状況は変わらないのでしょうか。。。日本で平和ボケしている自分を思い知りました。
Posted by ブクログ
「アフリカなんて二度と行くか!ボケ!!…でも、愛してる(涙)。」の続編。
あいかわらずアフリカは想像を絶する酷さです。
高校を卒業して、自転車でアフリカを横断する青年、田上君との出会いも、なかなか笑えました。
でも、本の後半にでてきた、パレスチナの話は……衝撃でした。
私にできることはなんにもないけれど、なんとかなればいいのに、と祈らずにはいられません。
パレスチナの実状を知れる!
いつものように笑わせてもらったが、今回はそれだけではなかった。あまり報道されないパレスチナの実状を知ることができた。筆者が感じた現地の人々の優しさや辛さがよく伝わった。
Posted by ブクログ
アフリカ後半の旅と中東の旅。
アフリカはなかなか原始的な生活ってことがよくわかった。
エジプト近くなるにつれて、文明の香りが・・・
文化的な生活をしてるってすげーと思いました。
どっちがいい悪いとかいってるわけじゃないよw
中東はイスラエルの現状がありありと。
イスラエル軍のマシンガン使い方間違ってる気が・・・
みんななかよく・・・できなくても、努力はしようよ。
インドは行きたくなったけど(笑)
アフリカはさくらさんの活字で十分!
Posted by ブクログ
「アフリカなんて二度といくか!」のつづき。ふざけた感じの書きっぷりが見事。おもしろい。
イスラエルのくだりが印象に残った。パレスチナ自治区での惨状に胸が痛む。
Posted by ブクログ
のっけから始まるトイレの話題、続く虫南京虫トリオなど、絶対に行きたくない国エチオピアに確定。
それより何より田神くん。19歳ながら自転車でアフリカ縦断のたくましさ、さくら氏確かに負けているかも。
Posted by ブクログ
アフリカ後半→中東へ。
ポッドキャストさくら通信の初のゲスト、すぎたるがゆえに、およばざるがごとき、山本さんも絶賛の、パラメーター高きナイスガイの自転車少年……田神くんが登場!
かたやさくらさんは、アイアムトゥアリスト、と言ったら、銃を持った検問に、んあーテロリスト!? ハーッハッハー冗談だよ、と笑えないジョークで顔を引きつらせながら、アフリカ大陸を後にする。
Posted by ブクログ
マジで危ないやつじゃん! いろんな目に遭ってるけど、それでもやっぱり好きなんだね(泣)。そんな危ないところへわざわざ行かなくてもと思ってしまうけど、そこで生まれて、そこで生活している人がいるんですよね。私はたまたま日本に生まれただけ…そう思うと、不条理を感じずにはいられない。とか真面目なことを考えてしまったじゃないか、こんな下痢等本で!!(笑)
Posted by ブクログ
前作の続編、口語体の旅行記。もとニートの作者が中国に行こうとして、間違えてアフリカ行きのチケットを買ってしまいアフリカを縦断するという。前作を読んでいなくても、旅のドタバタな、リアルなアフリカの雰囲気は味わえる。行きたくなるかどうかは読み手次第の一冊です。
Posted by ブクログ
アフリカ後編、あいかわらず特に何も残らない作品です。
ギザのピラミッドが何の前触れもなくいきなり街の風景の中に現れる様を「初期モー娘。の中澤姉さん」に例えるあたり、センスを感じざるを得ないです、私はそうは感じなかった。
Posted by ブクログ
愛すべきヘタレ男子のアフリカ奮闘記。
ちょっと文章がクドイのとナルシストなのが構わなければ面白い。
イスラエル編は生の現地の雰囲気がありありと伝わってくる。