契約を理由とせず恋心に拠って結び付き直した一郎としおり、それは新たなステージへの進出と言えるかもしれないけど、彼らは同時に漫画家としての新たなステージへも進むのか
久我は打ち切りからの新作考案、五色は新人賞への投稿
大人であればそういった仕事に打ち込む時期が存在するのは何らおかしな事ではないんだけ
...続きを読むど、同居の形で人目を憚らずイチャイチャしてきた二人の時間が減るならまち達のように驚く事もあるか
まあ、そんな周囲の心配を他所に二人は漫画によって結び付きをより深めるのだけど
やっぱりこの二人にとって漫画って重要なファクターなんだろうなぁ
それこそ邪魔が入らないおうちデートの時間でアニメ祭りを開催してしまうくらいには(笑)
ただ、漫画に拠って強く結びついているのなら、やっぱり漫画の浮き沈みはメンタルに大きく影響してしまうのだけど
一郎は打ち切りからの低調、しおりは読み切りの反応に一喜一憂…
これらは漫画家であればあるあるネタとも言える事態なのだろうけど、島で限定された人付き合いをしてきたしおりにとって未知の領域か……
そういった悩みに対して、自分と違う考えの人がいる事による安心感という話に繋げてしおりを慰める一郎は漫画家の先輩が出来ているし、同時に彼氏もできているね
と言うか、慰めシーンがシームレスにイチャイチャシーンに移行するこの二人って……(笑)
驚きのエピソードとなったのは19話
この家庭環境で腹痛→入院→手術のコンボをやっちゃうのは強烈……
当然のように不安そうな顔になるまち。だからこそ、それをしおりを始めとする周囲の大人達がサポートする様子にはほっこりしてしまう
とても大変で心配が募る日々。そういった果てにまちが「まちはおとなじゃなくていいのかも」と思えて終われたのはとても良かったなぁ
いつかの日に一郎が全てを背負って大人になる形でこの家族は変わってしまった。けれど誰かに過度な成長を促すのではなく、「そのままでいい」とあの状況で伝え合えた関係はとても良いなぁ……
しおりは周囲に自身の正体を明かし、一郎はしおりの誕生日を丁寧に祝った
ゆっくりと恋人や家族、そして漫画家としての道を歩んでいく一郎としおりの様子を見ていると温かい気持ちになってしまいますよ