雨隠ギドのレビュー一覧
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冒頭のお話で、前巻から続いていた小鳥ちゃんのモヤモヤが解決。
もしも離婚するってなった場合、子どもには必ず「親の都合であって、あなたのせいで離婚するのではない」と伝えなきゃいけない~と何かの本で読んだことを思い出した。小鳥ちゃんの両親がその当時十分に説明を尽くしたかどうかは分からないけど、彼女にとってはその後も心に引っ掛かる出来事だったわけだから…理解できるようになった今は、ちゃんと話してくれないとね!
こういうとき、あぁ親も成熟しきれてない部分を持った一人の人間なんだな~としみじみ思うわ。笑
モヤモヤは晴れて、進路が決まって…でも今度は恋する気持ちにぐるぐるしちゃう小鳥ちゃん。
一方つむぎ -
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小学校に上がり、忙しく過ごすつむぎちゃん。
クラスを二分する男子と女子の対立に巻き込まれたり(←これはもはや通過儀礼だよねw)、初めての自由研究を頑張ったり~と、日々成長中。
一方飯田家では、離婚した両親が急接近(?)で、受験生の小鳥ちゃんは一人モヤモヤを抱えることに――。
離婚/再婚ってデリケートな問題には違いないんだけど、子どもって意外にちゃんと分かってて、でも分かってなくて、でも分かろうとしてて…って感じなんだと思う。
つむぎちゃんにはまだ難しいけど、小鳥ちゃんはさすがに理解できる年齢だし、何かあるならちゃんと話すべきだと思うなー。
子どもだと侮って何も話さないことが、一番ダメな気がす -
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小学校に上がって人間関係が複雑になり、お友だちとの付き合い方に悩むつむぎちゃん。
一方、高校3年生になった小鳥ちゃんは進路に迷ってしまい……。
なんか今巻は深い話が多かったなぁ。
たとえ心から謝罪したとしても、相手が許してくれるとは限らない~ってことを、小学生の心で理解するのはなかなか難しいと思うよ、先生…。(でも逆に素直な時期になら、こういう忠告を受け入れられるのかも?)
この先同じような場面に出くわしたときも、つむぎちゃんはきっと今回の先生の言葉を思い出して乗り越えてくれることだろう、うんうん。((´ⅴ`〃)
小鳥ちゃんの方は、も~すごい共感しちゃって!
たいていの人は高校生活なんてふ -
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小さかったつむぎちゃんも、いよいよ幼稚園を卒園!
いや~、子どもの成長は早い早い。
それにしても、小学校へ上がるときに不安やストレスなんてあったのかな私…。←なんせ、遠い昔の話w
前巻は犬塚家の人々との交流があったけど、今巻は母方の両親が登場。
つむぎちゃんは、これからどんどんママに似ていくんだろうね~。
やっぱり子どもの存在は救いなんだろうな。両親にとっても、犬塚先生にとっても。
さて。つむぎちゃんは小学校に上がって給食になるし、小鳥ちゃんは受験生になるので…必然的にごはん会減っちゃう!?
でもでも!やっぱり次巻も美味しいモノの登場に期待☆ -
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高校生なのに、河川敷の小屋に住みついてるケンカがめっぽう強い受けと、一緒に連んで周りの別の高校生とケンカに明け暮れている相棒・攻めの話。
高校生の話はピュアで好きです。
この話も、高校生らしい純粋さが溢れてます。再婚した母親や家族の中に自分の居場所がないので浮浪者然と河川敷をねぐらにしてる高校生(受け)が主人公。
高校生なのに自宅が河川敷の掘っ建て小屋、、タイトルと作家買いして失敗しちゃったなぁと思ったけど、コメディとしては面白い作品だと思います。砂原先生はこういう突拍子もないコメディ上手いですよね。
高校生カプってでもきっと卒業したり、大人になったりと今と状況が変わると別れるのだろうな -
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ことりちゃん父初登場!
なんか出る気配なさそうだったから、油断しててビックリしたわ。Σ(・ω・ノ)ノ
もっと弱々しい人想像してたから、正反対な感じで意外だったし。笑
印象深かったのは、その24「ウソつきとパルなんとかスパゲティカルボナーラ」の話。
子どもに何か説明するのって、難しいよね。((-ω-`)
相手を傷つけないように真実を避ければ、それはそれでウソになっちゃうかもしれないし?
相手のためを思っても、ウソになるときはなっちゃうんだろうなあ。
大人だってウソつきになっちゃうもんな~。
「嘘も方便」て、あれ本当なのかね?未だに分かんないわー。
さて次巻はどんな美味しいものが登場するのやら