坂爪真吾のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この本には障害者の性とどう向き合っていくか、現場で戦ってきた支援者たちの様々な知見が書き込まれている。
だが、それを参考とし障害者の性を実際に支援していくにあたって避けられない問題がある。それは、まずとりもなおさず自分自身の性との向き合い方を問い正していく必要があるということなのだ。
それなしには結局全て、本質から目をそらしたきれい事にとどまってしまう。
支援が見て見ぬふりや目先の対処のままとなることに、つながってしまう。
そして、そうこうしているうちに障害を持たれた方の人生があっという間に過ぎていき、やがて死を迎えてしまうことになる。
おそろしいことだ。
何度も読み返しつつ、とりあえず自ら -
Posted by ブクログ
性被害を受けやすいのが女性ということもあって女性への支援に多く言及しているけど、そもそも“診断基準が男子を基準に作られているので女性の発達障害が見えづらい”というジェンダーギャップがあることに驚き。
この本で紹介されている障害者に対して行われている性教育のプログラム、普通学級でもこういうしっかりした性教育必要だなぁと思った。“障害のない人なら大学進学してその人間関係の中で恋愛やセックスについて学ぶ機会もあるけど”と書いてあるけど、大学って別にそういうこと学ぶためにいくのでもないし、そんな曖昧なものに任せてるから日本の性教育ってダメなんじゃないの?と。 -
Posted by ブクログ
一見セックスについて書いてある本と嫌厭されがちですが、僕はテクノロジーの進歩について書いてある非常に興味深い良著だと思います。
テクノロジーは線形的ではなく幾何学的に進歩していくなかで、今後20年後の2040年頃にはひと昔までは夢物語(例えていうならドラえもんの不思議道具)が一部実現しているようです。たった20年後、です。
技術革新についての本を読むたびに、今のうちにチームビルディングを徹底的にやっておく重要性をヒシヒシと感じます。今ある仕事がAIに置き換わられた時に残る仕事は何なのか。「10年後の仕事図鑑」でも書いてあるとおり、「あなただから」と言われるような、自分をブランディングしていく時 -
Posted by ブクログ
この本の素晴らしいところは、著者自身が、実際にその事業に携わっている、現場の人間であること。そして、登場する人たちのどんな生き方にしても暖かい眼差しで捉えており、彼らの視点を思い馳せながら書いているところ。記事にありがちな上から目線(自分は違うけどね。みたいな)とか、好奇心とか、下品な書き方とかそんなところがないところが気に入りました。河合香織さんの『セックス・ボランティア」とも似た感じで、とても好感持って読むことができました。社会的弱者(高齢者がそのカテゴリーに属するのであれば)に寄り添って活動しているからだろうなと感じます。シニアの恋愛も結婚に囚われずもっとオープンになればいいなと感じる。
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Posted by ブクログ
著者は男性でありながら上野千鶴子のゼミ出身という
変わり種である
この少々無理のあるタイトルもなんとなく納得がいく
まず彼がやったことは母性に溺れる形ではなく
客観性に基づいて性をいとぐちとして人をつなごうとした
アニミズムによる開放的な性の問題を
キリスト教が隠蔽し脅迫的に裏社会に押しやり
その嘘と秘密でドロドロとした人間関係を
明治政府が輸入して依頼の抑圧されたセックス環境の
新たなる社会的公共性を求めて
最も弱者に仕立てあげられた障害者の射精介助を
目的とする非営利組織を起業するして全国に展開して行く
その後は処女と同定を卒業するための合宿を模索し始め
実験的に立ち上げて当事者同士の問