坂爪真吾のレビュー一覧
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購入済み
将来のパートナーに出会えないまま齢を重ねている自分には、かなり重い内容でした。しかし、自分の性生活観を見つめ直すうえで示唆に富むものです。何度も読み返して行動の指針を作っていきたいと思います。
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Posted by ブクログ
この本は、不倫を「発生を防ぐべき社会問題」として捉え、不倫を予防するための処方箋を提案するというコンセプトを掲げる。他の同じテーマの本と共通する内容として、不倫自体は防げない、なくならないものだということ、そしてその端緒である厳格な一夫一婦制自体が、人類の歴史において定着したのはごく最近であり、それ自体が抑圧だとする向きもあるということが書かれていた。様々な時代や社会において婚外セックスがどのように捉えられてきたかを列挙したうえで、家庭を壊さない婚外セックス、婚外セックスを前提とした夫婦関係、またポリアモリーの在り方を例に、丁寧な考察を重ねる。最終的に、「現行の夫婦関係を維持するために行うポジ
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Posted by ブクログ
あとがきを読むと、著者自身、ネット上で様々な嫌がらせ・誹謗中傷にあい、裁判に訴えて損害賠償を勝ち取っているという。そんな経歴を踏まえて本書を読むと、かなり辛辣な書きぶりもなるほどと納得できる。怒りが麻薬に似ていて、「もっと怒りたい!」と怒る対象を探し回ってしまう等という一見意味不明な行動も、実際にありそうな話である。
ある程度ツイッターに親しんでいると、確かに「いや、この人達、毎日毎日ホントによくやるな〜」と感心してしまうような依存症的アカウントに出くわすものだが、中でも本書で取り上げられている類型の一団はその攻撃性において際立つものがあるのは確かで、「医療につなげるしかない」との本書の最終提 -
Posted by ブクログ
20代前半の男性ですが、「社会背景を理解するため」「これから二極化が進む中で風俗業の女性たちは何を考えているのか」そういった側面を少しでも理解できればと本書を手に取りました。
風俗に関わる女性は、やはり自分や周りを客観視できないことで様々な問題が起こっていると感じました。なぜ、その状況でそんなことをする?なぜ、そこで貯金ができないのか、、、本人自身の詰めの甘さも感じました。
しかし、それの点だけを拾って「風俗に勤める女性は〜」「自己責任だ〜」と論じるのは発言者にとっては些か傲慢で見識の狭さを露呈させます。
しかし、今日の日本では大多数がこういった論じ方をするでしょう。
本書ではそこに関して -
Posted by ブクログ
Twitterでのジェンダー(女性差別や性自任、性的表現など)をテーマとしてたびたび起こる炎上。
なぜ炎上は起こるのか。
毎回、具体的な事件は異なるものの、議論の方向性がほとんど同じで、いつも平行線(というか誹謗中傷の殴り合いのような様相)になるのはなぜなのか。
そして、誹謗中傷に気炎を上げるひとたちの「怒りのエネルギー」はどこからでてくるのか。
フェミニズムと、それに反発するミソジニーなど、「自分こそが被害者だ」と訴えてタイムラインを賑わす方々の思想や、その歴史も解説されており、何が彼らの逆鱗に触れるのか、なぜ議論が噛み合わないのかもわかりやすく整理されています。
ところどころ、卑近な例