はじめての不倫学~「社会問題」として考える~

はじめての不倫学~「社会問題」として考える~

803円 (税込)

4pt

既婚者が「不倫」の誘惑に抵抗するためにはどうすればいいのか? 多くの社会問題の背景に潜む「不倫」は個人のモラルの問題として捉えられており「社会の問題」として捉えられることは少ない。本書では、既存の「結婚」に囚われない多様なあり方を実践する男女への取材をまじえながら、「不倫」を「社会の問題」として捉えなおすことによって「不倫」の予防と回避のための処方箋を提供する。本邦初の実践的不倫学!

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はじめての不倫学~「社会問題」として考える~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2016年09月09日

    名著だと思う。

    結婚とは何か
    夫婦とは何か
    恋愛とは何か
    セックスとは何か

    誰も教えてくれないこれらのことが
    考えやすくなるように
    情報を整理してくれている。

    生活と恋愛とセックスと
    3本の柱がすべて
    安定的に立っていることはほとんどない。

    絶望を受け入れて
    前向きに自分の道を行くしかないこ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年11月22日

    この本は、不倫を「発生を防ぐべき社会問題」として捉え、不倫を予防するための処方箋を提案するというコンセプトを掲げる。他の同じテーマの本と共通する内容として、不倫自体は防げない、なくならないものだということ、そしてその端緒である厳格な一夫一婦制自体が、人類の歴史において定着したのはごく最近であり、それ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年11月05日

    不倫の学問。
    メモしておきたいのは、
    ・性欲と性交欲は別物。そのため、不倫をしている人には「セルフプレジャー(マスターベーション)」では代替できない
    ・一夫一婦制は、ほかの制度に比べてうまくいっているだけで、人類にとって最適ではない。複数の人を好き(ポリアモリー(複数恋愛))になるのは生物として自然...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年04月09日

    不倫を一種のウイルスにたとえて、それを予防し回避するための「ワクチン」や「処方箋」を提示することを試みる。

    「不倫は防げない」という現実から目を背けることなく、現実的に可能な解決を探っていく。
    結論としては、次善の策として、 婚外性交渉を社会的に条件付きで受容し、不倫によるリスクを低減させることを...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年04月06日

    私は坂爪さんが目をつけるテーマが結構好きなので、今回もふむふむと楽しく読み進めた。書いてある内容も興味深く、不倫というより「多様な愛の形」を紹介している書籍。不倫のあれこれに限らず、交際クラブやポリアモリー(複数愛者)など、守備範囲は広めなので、新書にしては300p弱と、ややボリュームは多かった。
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年01月03日

    不倫を学問としてとらえるこの本は、今の自分には現実的でないとしても、読み物としては手応えがあった。
    これこそ日常から一時的に離れる読書の醍醐味で、正月休みの時間の使い方としては、有意義であった。
    これからを生きる人間として、知っておいて損はない分野のことだと思う。

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    Posted by ブクログ 2015年09月06日

    帯のイラストからあからさまに「狙ってる」感じを受け当初はスルーしようと思ったが、著者の経歴の「重度身体障害者向けの性的介助サービスを提供するNPO」については以前どこかで読んだことがあり、また個人的にも不倫の社会的コストへの対処の必要性を感ずる機会があったため、興味をそそられ購入。

    現在一般に受...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年06月12日

    学問としてアプローチはしているが、納得感はあまり感じられない。
    男女それぞれの事例は示唆に富んでいるが。

    0

    Posted by ブクログ 2016年05月10日

    軽く読める内容ではなかった。
    不倫をただ嫌悪していた私としてはためになった部分もあるけど、考察内容に疑問も残る。
    サンプルが少なすぎる。

    0

    Posted by ブクログ 2015年10月02日

    新聞で著者が行っている社会的活動に興味を感じ、本書の紹介があったため読んだ。倫理や常識という言葉で片付けずに、真摯に社会学の視点で「不倫」に向き合っている点が好感を感じた。また、文章が非常にうまいと感じた。

    0

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