坂爪真吾のレビュー一覧

  • セックス・ヘルパーの尋常ならざる情熱(小学館101新書)

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    入門の位置づけとしてオススメ。

    タイトルは好みではない(帯の文句も全然好みではない。)のですが、中身は真面目そうだったので読んでみました。

    著者ご自身が、本の中で書いているが、この分野に入るキッカケが、
    ・大学ゼミにて、「ここは一発、センセーショナルな研究をぶちかまして、ゼミに嵐を巻き起こしてやろう!」と思い、性風俗業界の研究をすることに。

    ・「性産業の社会化」仮説をテーマにして事業を行ったら面白いのでは?

    ・「漠然と「障害者・高齢者向け」の性サービスの構想」
    とのことですので、そこを踏まえて読むと良いと思います。

    つまり、強烈な個人的な体験が先立っているわけではないです。まず考

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    2013年04月17日
  • セックス・ヘルパーの尋常ならざる情熱(小学館101新書)

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    性は人間の基本的欲求であり自尊心の基盤なのに、ケアの対象外であり、リテラシーを得るノウハウやインフラがない。

    セクシュアル・リテラシー、指摘されると確かに、重要だけれど学んでない。

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    2013年07月14日
  • セックス・ヘルパーの尋常ならざる情熱(小学館101新書)

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    これはありだと思う。
    素晴らしいところに目をつけたなと。
    まぁ役所の融通の利かなさはむかむかしてくるわけだけど。

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    2012年11月11日
  • セックス・ヘルパーの尋常ならざる情熱(小学館101新書)

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    今まで考えたことのなかった新たな視点で語られている。

    論理的思考能力
    ・問題設定そのものを疑う
    ・外在的批判と内在的批判を区別する
    ・先行研究を徹底的に調べる

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    2012年10月02日
  • セックス・ヘルパーの尋常ならざる情熱(小学館101新書)

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    僕は性に関する問題を単なるエロでなく、やましいものでなくオープンにした方がいいと思っているので、著者がやっていることに対して共感できる部分もあるんだけど…

    本書の中に書いてあるように色々大変だったんだと思うけど、対行政に関する部分は感情に走ってる感じがして。この本に書かれていることに対し行政側に言いたいことがあってもそれを聞くことはできないから(多分そういうことは行政はしないだろうが)、その点がひっかかった

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    2012年07月30日
  • セックス・ヘルパーの尋常ならざる情熱(小学館101新書)

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    障害者への射精介護をする為の非営利組織ホワイトハンズを設立した坂爪真吾氏の著作である。

    障害者の性のゴールを「障害者が、毎日の暮らしの中で、最低限度の性の健康を保ち、最低限度の性の権利を理解・行使するために必要な、社会的サービス・支援制度を整備すること」と定義している。

    公に語られる事がなかったであろう障害者の性について真っ正面から向き合い、組織を立ち上げることから話はスタートする。前例のない活動に対して、警察や行政と戦いながら関係者の理解を得ながらなんとか市民権を得ようとしている。

    この本が面白いのは、ここで話が終わるのではなく、性を取り巻く問題を障害者に限定するのではなく、「性の公共

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    2012年07月22日