土屋賢二のレビュー一覧
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「献辞」「はじめに」で既にふざけている。
面白い。最初の「今日からタバコをやめられる…」が馬鹿馬鹿しくて引き込まれた。
全体を通して基本屁理屈。頭が良くて捻くれていると、普段からこんなこと考えてるんだろうなーと思い、笑える。
後半は哲学的。 『結婚前の男女は楽しくつきあってさえいればよいが、家...続きを読むPosted by ブクログ -
なかなか面白かった。どんな悩みも角度を変えて見れば大した事無くみえるんだなぁ、と思った。マザーテレサ亡き今、自分の不幸を親身になって聞いてくれる人は居なくなってしまった。と言う事を覚えておこうと思った。Posted by ブクログ
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あとがきで、哲学の問題は問題としては間違っている、と書いてある。こうした方略でかかれた本であり、さらに大学生に教えたということからほんにしているのでとても分かりやすい本になっていると思われる。Posted by ブクログ
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解説で哲学の入門書ではない、と書いてあるがわかりやすい解説書として読んでいけないわけがない。
原書を日本人向けにわかりやすく解説するだけでなく、どこがおかしいのかを説明している部分で理解が進むと思われる。Posted by ブクログ -
時間の浪費と思いつつ読むのが、筆者の本。文体の特徴を知り尽くしながら、笑いに誘われる。内容も厚さも薄いので、一気に読めて何も得られない。と思ってたら、今回は違った。示唆に富む2点の含蓄。最初は物忘れの進化、第一に名前を忘れ、第二に顔を忘れ、第三にジッパーを閉め忘れ、第四にジッパーを開け忘れる。車内で...続きを読むPosted by ブクログ
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軽快に読めた。
哲学者にならない方法じゃなくて、どうして哲学者になってしまったのか、学生時代や子ども時代の経験や思考なとが綴られていて、こんな風な環境にいなくて思考もしなければ、哲学の道になんて進むことはないだろう。と思うけど、“なる方法”より“ならないための方法”の方が再現性が高いので、今この本...続きを読むPosted by ブクログ -
著者が大学でおこなった哲学の講義をもとにした本です。ベルクソンの時間論やプラトンのイデア論、デカルトやフッサールの知覚論などを題材に、それらの問題がことばの誤りに基づいて生じていることを指摘しています。後半は、前半の著者の議論のバックボーンとなっていたウィトゲンシュタインの思想について解説がなされて...続きを読むPosted by ブクログ
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著者がお茶の水女子大学でおこなった哲学入門の講義をもとにした本です。
哲学入門とはいっても、哲学者の思想を紹介するのではなく、哲学の問題に対する著者自身の考えが語られています。それも、ウィトゲンシュタインが『哲学探究』で語ったような、「ハエにハエとり壺から出口を示してやること」、つまり哲学的な問題...続きを読むPosted by ブクログ -
こんな本があったのかと思った。
つまらない事を細かく、色んな視点から、ある時は逆説的に説明してあり、なかなか面白い。
役に立ったと言えば視点が広がったという所。Posted by ブクログ -
土屋先生は、自分と同郷(岡山県玉野市出身)ということもあり、気になる存在です。
今回の本は、土屋先生の悩み相談集ではありますが、うまく相談を交わし、結果として、まったく相談に応えておらず…。
しかしながら、ユーモアたっぷりで、オチもあるので、読んでいて楽しいです。
が、相談者は怒ってるんじゃ...続きを読むPosted by ブクログ -
このスパーリングのような対談が、ある意味で最高レベルのパフォーマンスだと思ったのは、ここで語られている瑣末な話題の中に垣間見える論点が極めて哲学的であったから…
森博嗣先生のことについては、おおよそ1年間かけて、著書を51冊読んできたので、それなりに知っているつもりです。でも、土屋賢二先生のこ...続きを読むPosted by ブクログ -
人生をつまらない、と考える人と、人生はハラハラドキドキの連続だ!とポジティブに考えられる人との違いなのでしょう。p156
「朝起きて電車にゆられて」とつならない側面だけをとりだして「人生は生きるに値しない」といっているようなものです。
「よく見れば なずな花咲く 垣根かな」
雑草みたいな目立た...続きを読むPosted by ブクログ