ワラをつかむ男

ワラをつかむ男

580円 (税込)

2pt

3.7

ツチヤ教授の大人気エッセイ集の最新刊! 「もうたくさんだ」と苦悩の生活に別れを告げ、新天地を神戸に求めて安らぎを夢見たものの、避けても払っても襲うトラブルの波……。非力のツチヤ教授はこの状況に、小理屈、屁理屈、詭弁、曲論でどう立ち向かうのか。「最悪の事態」「女の断言」「問題ありません」「人間の価値」など、理屈と悲哀のユーモア満載の好評エッセイ!

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ワラをつかむ男 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2019年03月03日

    読書録「ワラをつかむ男」4

    著者 土屋賢二
    出版 文藝春秋

    p53より引用
    “ わたしはなぜ一分一秒でも早くニュース
    を知りたがるのだろうか。早く知っても、わ
    たしにできるのは一喜一憂することぐらいだ。
    寿命が限られているから早く知りたいのかも
    知れないが、余命あと半年と言われたら、野
    球の結果...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年04月13日

    哲学者土屋賢二のコメディエッセイ。本書はお茶の水女子大学を退職して神戸に移り住んでからの日々について綴られている。相変わらずの自虐ネタ満載のエッセイだが、その中に頭脳の明晰さがうかがえて面白い。

    0

    Posted by ブクログ 2014年09月09日

    デビュー作「われ笑う、ゆえにわれあり」から、心のよりどころとしているユーモア本。
    多忙、多筆のせいか、当初の痛快さ、マシンガンのような連打感はやや薄れたが、要所要所は期待通りに展開してくれ、人生の清涼剤となってくれる。
    定年後とのことなので、更なるダメ押しを待つ。

    0

    Posted by ブクログ 2014年08月25日

    いつもよりテンポ良く読めた。「画期的商品を開発するには」がドッグイヤー。何のために生きるのか,楽しく生きる,楽しさはどこから生じるのか,を考えさせられる。2010年にお茶の水女子大学を停年退官して神戸に在住のようだ。

    楽しさ追求の階層説はありうるな。マズローの欲求階層説に近似するだろうけど,知るこ...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2015年09月27日

    作者の自虐ネタが満載のエッセイ本。すごく人柄が出た作品であり、しかしただ愚痴を言うだけでなく物事の核心をついていると思う。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2016年06月24日

    気軽に読めるので、電車の乗り換えのちょっとした空き時間に少しずつ。
    …と読んでいたら、意外と時間がかかったという(笑)。
    最近の読書タイムは、通勤の電車内なので、「ふふっ」ってなる位ならいいけど、時々「(;・ж;・;)チョブ」ってなるのが困りますw

    0

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